What's the worst QTE sequence in gaming?
byu/lessthanfox ingaming
ゲーマーからなにかと嫌われがちなものと言えば、カットシーンなどで挿入されるQTE(クイックタイムイベント)です。画面上に表示される指示にあわせて制限時間内にボタンを押すというものですが、その中でも最悪なものを挙げるスレッドがRedditで話題です。
がっかりラスボスに、シュールすぎるミームまで
多くの支持を集めたのは、2014年発売の『シャドウ・オブ・モルドール』のラスボス戦。本作は「指輪物語」の世界を舞台としたアクションRPGですが、最後の決戦はQTEで構成されているといいます。
これを本作単体のものではなく、この時代のシネマティックなAAAゲームはラスボス戦を作るのに苦労していたというもう少し俯瞰した見方も。
シネマティックであるがゆえにヘルスバーがあり何発も撃っているのに死なないということが起こり得ますが、それを恐れていたのではないかと推測しています。筆者も、パルクールや近接戦闘が気持ち良い『ダイイングライト』のラスボスがシビアなQTEだったことにはやや落胆しました。

シビアなQTEの性質を逆に利用したと考えられるものも。2013年リブート版『トゥームレイダー』は主人公ララ・クロフトの死に方がこだわりをもって描写されており、首に針が刺さって苦しみながら死ぬなどの場面があります。Redditユーザーは、このこだわりを見せるためにあえて難しくしたのではないかと推測しています。

正確にはQTEではありませんが、文言のバカバカしさからミーム化した『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』を挙げる人も。こちらはキャンペーンに親友の葬儀に出席するという場面があり、そこで「Press F to Pay Respects」と表示されるというものです。哀悼の意をFキーを押すだけで示せることにシュールさを感じる人が続出しました。

そして、最も支持を集めたのが『アサシン クリード II』のもの。本作にはストーリーにかかわるキャラとしてレオナルド・ダ・ヴィンチが登場し、挨拶のハグを求められる場面があります。しかしここにはQTEが仕込まれており、これに失敗するとハグができず、レオナルド・ダ・ヴィンチが悲しげな表情を浮かべます。
この場面は特にアクションのない会話シーンであることから、2秒ほどの猶予に間に合わずハグできなかった人が多い模様。ハグを成功させるためにわざわざミッションをやり直した人もいるようです。
読者の皆様は「最悪のQTE」と聞いて何のゲームが浮かび上がりましたか?ぜひコメント欄で教えてください。