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海外レビューハイスコア『祇:Path of the Goddess』―芸術的な逸品で、カルトクラシックの要素をすべて備えている

2024年7月19日発売『祇:Path of the Goddess』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー

・Generación Xbox: 93/100(Xbox Series X)

このゲームの日本文化に対するアプローチは楽しく、日本文化をより深く学べるので、本作をぜひお勧めしたい。さらに、その多彩なゲームプレイは、タワーディフェンス、ストラテジー、ユニット管理、RPGの要素をユニークかつ魅力的な方法で組み合わせたものだ。間違いなく、今年の素晴らしいサプライズの一つである。

・PCGamesN: 90/100(PC)

『祇:Path of the Goddess』は日本の民話に根ざした見事なビジュアルが特徴で、本作のタワーディフェンスやハック・アンド・スラッシュ・アクションはこれまでにプレイしたことのないものだ。少々不満な点はあるが、カプコンの新たな冒険はプレイ必須であり、今すぐプレイ可能なカルトクラシックだ。

訳注:カルトクラシック(cult classic)は、「少数の熱心なファンに人気のある名作」を意味する言葉。

・PC Gamer: 86/100(PC)

・Voxel: 85/100(PS5)

『祇:Path of the Goddess』はビデオゲームが使い古された“型”をはるかに超えていくことを思い出させてくれる。そうした“型”は、結局のところ株主を満足させるためだけに供されるものだ。本作は魅力と実力が詰まったストラテジーアクションゲームであり、ゲームプレイはシンプルなように見えて、リプレイ性を高めるのに十分な奥深さを備えている。

・GAMES.CH: 82/100(Xbox Series X)

『祇:Path of the Goddess』はゲーム業界の多くが冒すことを拒んでいる必要不可欠なリスクだ。本作は芸術的な逸品で、荒削りな部分はあるものの、独創的なアイデアと非常に強いビジョンにあふれている。万人受けはしないかもしれないが、カルトクラシックとなるのに必要な要素はすべて備えている。

・GameSpot: 80/100(PC)

・The Enemy: 80/100(PS5)

『祇:Path of the Goddess』はカプコンの大胆な声明である。同社は最近の素晴らしいゲームの流れに乗り、タワーディフェンスとアクションゲームの融合というちょっとした実験をするくらいの心地よさを覚えていたのだ。その結果は、美しく楽しいゲームだ。プレイしたことのない人には実に説明しにくいが、それでも満足できる複雑なゲームだ。

・IGN: 80/100(PS5)

・Gamers Heroes: 80/100(PS5)

『祇:Path of the Goddess』は“もう1ステージ”プレイしたくてゲームに戻ってしまう類のゲームだ。まだ様子見しているのなら、体験版をチェックしてハマろう。

・Metro GameCentral: 60/100(PS5)

あらゆる良い意味において魅力的で奇妙な作品だ。しかし、アクションが充実している一方、ストラテジー面は煮詰めきれておらず、本質的に異なるゲームプレイ要素は本来あるべき姿で協調していない。


PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2024年7月19日に発売された『祇:Path of the Goddess』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が82点(総レビュー数19件)、PS5版が79点(総レビュー数34件)、Xbox Series X版が84点(総レビュー数18件)でした(PS4/Xbox One版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、コンセプトが高く評価されています。一方、万人向けかどうかは評価が分かれているようです。

本作は、アクションとストラテジーの要素を併せ持つゲームです。プレイヤーは“穢れ”に覆われた村に平穏を取り戻すため、昼は敵を迎撃する準備を整え、夜は巫女を守って戦います。和の世界観の中でアクションと戦略が楽しめると謳っています。

『祇:Path of the Goddess』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中です。また、「Game Pass」にも対応しています。

《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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  • スパくんのお友達 2024-07-26 12:58:44
    序盤は驚くほど面白くなかったけどシステムが解禁されるにつれて面白さが増してきて、その面白さはラスボス戦で最高潮に達するというある意味ではダレないゲームでした。
    荒削りで分かり辛い部分もあるけど、スルメゲーみたいな面白さを求めてる人にはオススメできますね。
    2 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2024-07-23 12:16:07
    Steamでも評判良いし、新規IPとしては上々やな
    1 Good
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  • スパくんのお友達 2024-07-23 6:14:52
    理想:NPCパーティ考えて編成して、巫女を守らせながらボスをスタイリッシュに回避やパリィしながら戦うぜ!

    現実:全員攻撃職にして、多少巫女が助けて助けて言ってきても無視してボスをタコ殴りだ!
    3 Good
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  • スパくんのお友達 2024-07-23 4:02:18
    正直おもしろいかどうかで言うとつまらんかった

    他にやることなければ時間つぶしには良いと思うが
    ハマったゲームをやる時みたいに他のことを押しのけてまで
    これの為に時間を割きたいとは思わんかった(あくまでも自分は)

    スコアつけた人たちのプレイ時間とクリア状況を
    聞きたいねぇ
    3 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2024-07-23 2:07:11
    踊りに尽きる
    4 Good
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  • スパくんのお友達 2024-07-22 17:07:46
    巫女の動きがオリエンタルだけど和風っぽくないんだよなあ
    1 Good
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  • スパくんのお友達 2024-07-22 16:02:19
    業績好調なメーカーが、こういった小粒で挑戦的なタイトルを発売してくれるのは嬉しい限り。
    エグゾプライマルは不発だったけど、新規IP全部当てるなんて不可能だしね。
    53 Good
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  • スパくんのお友達 2024-07-22 14:53:18
    おぉマジか…個人的にはビックリするほどnot for meで3ステージ目で止めちゃったからこの高評価には驚きだ
    こういうクラシックな感じのが世界的にもまだまだ受け入れられるって結構興味深い一例だな
    14 Good
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  • スパくんのお友達 2024-07-22 13:12:23
    日本文化とよぶには少々濃すぎる味付けだと思うぞ
    13 Good
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  • スパくんのお友達 2024-07-22 12:14:55
    タワーディフェンス系はちょっと苦手で、途中で考えるのが面倒になる事が多かったんだけど、その面倒な部分をアクションである程度なんとか出来て、村人の配置とかが多少雑でも乗り切れる丁度良い塩梅だったから最後まで飽きずにプレイできた。
    自分が美味しいと感じられるタワーディフェンスの丁度良い部分を楽しめる感じ。
    34 Good
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