
ビジネスデイと一般開放日の3日間にわたって行われた「BitSummit Drift」から気になった作品をピックアップしてお届け! 本記事では、Q-Gamesブースにて展示されていた4人プレイ専用カジュアルパズルゲーム『オール・ユー・ニード・イズ・ヘルプ せーのでもふくるポン!』をご紹介します。また、開発者インタビューも後日公開予定です。
4人プレイヤー必須……だけど集まるととっても楽しい

本作品はランダムで選ばれるステージをキャラクターを操作して、ステージで示された場所に特定の形に揃えて座ることでゲームを進めていきます。与えられる形もランダムでプレイヤー自身は回転することができず、それぞれのプレイヤーや地形を利用して、自分の形を合わせていくという変わったパズルシステムを採用しています。


ステージをクリアすることで、キャラクターカスタマイズ可能なアクセサリーやネームタグ、組み合わせ多彩なニックネームを得ることができるガチャを回すためのコインが手に入ります。


本作品ではボイスチャットや直接話すことを重視しておらず、コントローラーの十字キーを押すことで場面に応じたセリフや言葉をブロックが発するようになっています。助けて欲しいときは「ヘルプー!」と可愛い声と共に一緒にプレイしているプレイヤーへと状況を伝えられ、画面のように状況に応じた言葉も発することができるので、他のプレイヤーへヒントも自発的に与えられるようになっているのが大きな特徴といえます。


ある程度ステージをプレイすると2対2の協力プレイステージも登場。パズルだけだと単調になるため“コーヒーブレイク”のような意図で導入されているとのことです。会場ではスタッフを含めて初見の方4人でプレイしていましたが、実際に話すことなく感覚とノリでチームプレイができていたのは良い意味で衝撃でした。
あれ……私、パズル苦手だったよな……?

筆者は「パズルゲームは苦手」だと公言しています。全年齢向けに作っているということもあり、プレイ前は「カジュアルだしなんか内容も子供向きで……」というちょっとした偏見もあったのは事実なのですが、本作品のブースを訪れた後日、イベント会期中に何人かの友人をアテンドしてプレイする程には本作品の魅力にやられてしまいました。
そんな『オール・ユー・ニード・イズ・ヘルプ せーのでもふくるポン!』はPC(Steam/PC Game Pass)/PS5/ニンテンドースイッチに向けを対象に、2024年秋より発売予定。ぜひご家族や友人と一緒に、遊んでみてください。
