「現在も開発中」アナウンスされるも…謎の「新情報」に飛びつかずにいられない『Hollow Knight: Silksong』ファンたち―4年近く毎日関連ニュース情報を投稿し続ける人まで | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「現在も開発中」アナウンスされるも…謎の「新情報」に飛びつかずにいられない『Hollow Knight: Silksong』ファンたち―4年近く毎日関連ニュース情報を投稿し続ける人まで

発表から6年間音沙汰のない『Hollow Knight: Silksong』。今回ちょっとした騒動とともに、改めて「開発中」であることが明かされました。

PC Windows
「現在も開発中」アナウンスされるも…謎の「新情報」に飛びつかずにいられない『Hollow Knight: Silksong』ファンたち―4年近く毎日関連ニュース情報を投稿し続ける人まで
  • 「現在も開発中」アナウンスされるも…謎の「新情報」に飛びつかずにいられない『Hollow Knight: Silksong』ファンたち―4年近く毎日関連ニュース情報を投稿し続ける人まで

Steamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」を得ているアクションアドベンチャー『Hollow Knight』の続編『Hollow Knight: Silksong』について、2019年の発表から開発状況の音沙汰がない状態が続いていましたが、2025年1月18日になって、開発元のTeam Cherryのスタッフの1人であるMatthew Griffin氏が「ゲームは現実にあり、開発中でそのうちリリースされるだろう」とXでポストしました

同作はスイッチ2ダイレクトで発表される!?不確実な噂に振り回される海外ゲーマーたち

『Hollow Knight: Silksong』のリリース時期が話題になったきっかけは、同作の開発者の1人であるWilliam Pellen氏が2025年1月16日に突如X上のプロフィールを変更し、ケーキの切れ端のアイコンとともに「何か大きなものが近づいている。明日は目を閉じるんだ」とポストしたことです。実際に1月16日に行われたのは「ニンテンドースイッチ2」の発表であり、その翌日には特に本作に関連した発表はなかったのですが……海外ゲーマーたちは、William Pellen氏のポストに何か裏があるのではないか、これは一種のARG(代替現実ゲーム、現実でユーザーに謎解きをさせること)ではないかと推測し始めました。

そして同氏のケーキアイコンの出所を海外ユーザーが調べたところ、2024年4月2日に投稿されたケーキのレシピページからの引用であり、この日付が「ニンテンドースイッチ2ダイレクト」の配信日(2025年4月2日)と一致することから、「同ダイレクトで本作が紹介されるのではないか?」と一部の海外ユーザーが憶測を巡らせていきます。

しかしながら、『Hollow Knight』関連の動画投稿を多く行っているYouTuberのfireb0rn氏は「Silksongに関するARGは存在せず、Williamのアカウントとツイートの変更は取るに足らないものであることを確認しました。皆様を誤解させてしまい申し訳ありません。ケーキは嘘でした」と述べ、上記の噂を全面的に否定しました

『Hollow Knight: Silksong』を6年間待ち続けたユーザーはこの噂の否定に落胆したものの、これらの噂について開発元のTeam Cherryのスタッフの1人であるMatthew Griffin氏が改めて「ゲームは実際に開発中だ」と明言したのが今回の騒動の一通りの流れになります。

毎日『Hollow Knight: Silksong』関係のニュースを追い続け、動画を投稿するほど熱心なファンが付いている本作。とりあえずは気長に、楽しみに待ちましょう。


『Hollow Knight: Silksong』は、PC(Steam)にて発売予定です。前作『Hollow Knight』は、PC(Steam)/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチで好評配信中です。

ライター:ずんこ。,編集:Akira Horie》

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

+ 続きを読む
Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

Game*Spark副編集長。平日日中のニュースデスクおよび料理連載や有志翻訳者連載の基本担当。 2021年版以降の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』イード側のディレクターも兼務中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

PC アクセスランキング

  1. オープンワールドARPG『白銀の城』正式発表!UE5活用のアニメ調グラフィック、QTEコンボバトルなど楽しめる探偵冒険活劇

    オープンワールドARPG『白銀の城』正式発表!UE5活用のアニメ調グラフィック、QTEコンボバトルなど楽しめる探偵冒険活劇

  2. カルト的人気のオープンワールドRPG続編、進捗報告が殆どないその理由は…。開発語る―続編開発進む一方で前作『Kenshi』1050円最安値セールも実施中

    カルト的人気のオープンワールドRPG続編、進捗報告が殆どないその理由は…。開発語る―続編開発進む一方で前作『Kenshi』1050円最安値セールも実施中

  3. 自由にカスタマイズしたロボで戦うローグライトメカACT『Granvir』約300種類のパーツとミニキャンペーン搭載、Co-opでも遊べる無料プロローグ版Steam配信!製品版へのデータ引継ぎも可能

    自由にカスタマイズしたロボで戦うローグライトメカACT『Granvir』約300種類のパーツとミニキャンペーン搭載、Co-opでも遊べる無料プロローグ版Steam配信!製品版へのデータ引継ぎも可能

  4. 開発中止の幻の怪物GPU「RTX 4090」上位モデル試作機のベンチマークが公開

  5. 原作の細かなユーモア消失?リマスター版『オブリビオン』おっちょこちょいな看板が…あらゆる部分を再確認する古参プレイヤーたち

  6. 『スカイリム』初見プレイヤー、あえて最悪のアドバイスを募集―「街中でシャウトしよう」「ロックピックは買うな」…遠慮なく助言するドヴァキンたち

  7. サイコロ転がし運命を、カードを駆使して戦略展開―ローグライトすごろくRPG『VIractal(ヴィラクタル)』デモ版Steam配信

  8. 『ペルソナ5: The Phantom X』日本版リリース日発表へ!重大情報も含む「スペシャル番組」5月15日23時から配信

  9. 捕獲して育てた生き物を直接操作!製品版は日本語対応―惑星探索SFモンスター育成ACT『Voidling Bound』デモ版配信中

  10. 鍛冶システムが目玉のARPG『Blades of Fire』パリィなど戦闘見れる最新トレイラー!世界唯一の武器を作成&メンテナンス

アクセスランキングをもっと見る

page top