「日本人の怠慢だ」海外PCゲーマーならではの不満―「日本製ゲームにデスクトップへ直接戻れないPC版、多くない?」 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「日本人の怠慢だ」海外PCゲーマーならではの不満―「日本製ゲームにデスクトップへ直接戻れないPC版、多くない?」

ゲーム内に「ゲーム終了」機能のないPCゲームのだいたいの共通点とは?

ゲーム文化 カルチャー
「日本人の怠慢だ」海外PCゲーマーならではの不満―「日本製ゲームにデスクトップへ直接戻れないPC版、多くない?」
  • 「日本人の怠慢だ」海外PCゲーマーならではの不満―「日本製ゲームにデスクトップへ直接戻れないPC版、多くない?」
  • 「日本人の怠慢だ」海外PCゲーマーならではの不満―「日本製ゲームにデスクトップへ直接戻れないPC版、多くない?」
  • 「日本人の怠慢だ」海外PCゲーマーならではの不満―「日本製ゲームにデスクトップへ直接戻れないPC版、多くない?」
  • 「日本人の怠慢だ」海外PCゲーマーならではの不満―「日本製ゲームにデスクトップへ直接戻れないPC版、多くない?」
What’s the deal with a lot of PC games not having an exit game option?
byu/sovietmariposa ingaming

海外掲示板Redditにて、「多くのPCゲームに"終了"選択肢がないのはなぜでしょうか?」というトピックが立ち、注目を集めています。

「ゲーム終了」機能のないPCゲームは日本のゲーム開発者の怠慢!?

トピックの作成者は「私は『バイオハザード RE:2』『バイオハザード RE:4』をプレイし終えたばかりで、それ以前は『龍が如く7』と『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』をプレイしていました。これらのゲームには"デスクトップに戻る"という選択肢がなく、"タイトル画面に戻る"という機能しかありませんでした。これはいったい何故なんでしょう?こうした傾向は古いゲームからも結構あります。私はすべてのPCゲームには"デスクトップに戻る"という選択肢があるべきだと感じています」と投稿しました。

確かに筆者が思い返してみても、ゲーム中に「終了」ボタンがなく、「Alt+F4」キーで強制終了するしかないPCゲームは確かに存在する印象です。

ある投稿者は、トピックの作成者が挙げたゲームがすべて「コンソール機からPCへの移植ゲームだからではないか」という見解を示しました。「コンソール機には"ゲームを終了する"という概念がありません。特定のボタンを押してホーム画面へ戻り、ゲームは一時停止されるままです。他のゲームを起動すると今まで遊んでいたゲームは自動的に終了されるため、ゲーム自体から"ゲームを終了する"機能を付ける必要がないのです」「さらに古いコンソールなら、ゲームを終了するのに電源を落とす、あるいはリセットボタンを押すだけでよいからです」といった意見が寄せられています。

さらに、これらの「ゲームを終了する」機能のないPCゲームが日本のゲーム開発者の怠慢である……という厳しい声も見られました。「PC版の『ファイナルファンタジー13』もこんな感じです。イライラします」「日本のコンソールからPCへの移植ではよくあることです。私はこれは開発者の怠慢だと思います」「日本のゲームのUIは奇妙なことが多いという事を私は非常に早い段階で学ぶことができました」といった投稿が同トピックでは見受けられます。

コンソールゲーム文化が長く充実した分、PCゲーム文化が根付くのが海外に比べると遅かった日本のゲーム。こういった部分で日本のゲームの不備を指摘されるのも、そういった文化背景があるのかもしれません。

筆者が愛してやまない3DダンジョンRPG『エルミナージュOriginal』のPC版も、やっぱり「ゲーム終了」機能がありません(これも日本製コンソールゲームからのPC移植だ)。筆者としても毎回毎回「Alt+F4」でゲームを終了するのは違和感があるので、今後のPC向け移植ではきちんと「ゲーム終了」機能を付けてくれないかな……と思っています。


読者の皆様もこういった仕様は不便だと感じたことはありますか?コメント欄でご意見をお寄せください。


ライター:ずんこ。,編集:Akira Horie》

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

+ 続きを読む
Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

Game*Spark副編集長。平日日中のニュースデスクおよび料理連載や有志翻訳者連載の基本担当。 2021年版以降の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』イード側のディレクターも兼務中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『オブリビオン・リマスター』はプレイ時間が長くなるとセーブデータ読み込みでクラッシュする!?「ベセスダゲーあるある」「だからと言って許せるか」と激論交わす海外ゲーマーたち

    『オブリビオン・リマスター』はプレイ時間が長くなるとセーブデータ読み込みでクラッシュする!?「ベセスダゲーあるある」「だからと言って許せるか」と激論交わす海外ゲーマーたち

  2. AIと卓を囲める?不足TRPGプレイヤーを補完するAIサービス技術、ソフトバンクが特許出願

    AIと卓を囲める?不足TRPGプレイヤーを補完するAIサービス技術、ソフトバンクが特許出願

  3. “レビューを書いてくれないと閉鎖するかも”『オリとくらやみの森』開発スタジオCEOが新作に関して強めのワードで懇願

    “レビューを書いてくれないと閉鎖するかも”『オリとくらやみの森』開発スタジオCEOが新作に関して強めのワードで懇願

  4. 『CoD: BO6』が過去最高のプレイヤー数でもシリーズの総プレイヤー数は減少傾向?―海外メディア考察するその理由は

  5. 「Zガンダム」カミーユは“俺”、それとも“僕”?『Gジェネ エターナル』参戦でその一人称が話題に

  6. ゲーマーにも好評!?ツッコミどころ満載カンフー映画「カン・フューリー」続編プロモ映像が流出

  7. 『Risk of Rain 2』大規模拡張DLC「Alloyed Collective」発表!新ステージや新サバイバーなどが登場

  8. 再び海外メディアが主張する『クロノ・トリガー』リメイク発言騒動、公式回答として「誤訳」。堀井雄二氏は「そういった発言を全くしていない」

  9. キービジュアルには「マイティーストライクフリーダムガンダム」の姿も!シリーズ最新作『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 イニブ』今夏稼働へ

  10. リマスター版『オブリビオン』最速で1,000個のModが生まれたゲームに。レコードホルダー『スカイリムSE』を打ち破る

アクセスランキングをもっと見る

page top