
Warner Bros. Gamesの大ヒット魔法RPG『ホグワーツ・レガシー』について、内々に計画されていた有料拡張DLCの開発がキャンセルになったようです。海外メディア・Bloombergが報じています。
大ヒットも、DLCは中止か
「ハリー・ポッター」の世界を原作とする本作は、2023年に最も売れたゲームとなり、2024年10月末までに3,000万本を売り上げる大ヒット作です。ファンの間では次なる展開が望まれているものの、まだしばらく待つことになるかもしれません。
報道によれば、未発表の有料ストーリー拡張DLCは今年のリリースを目指して開発が進められていたものの、3月の24日週時点で開発が中止に。DLCのセット販売と思われる「ディフィニティブエディション」も予定されていましたが、こちらもあわせてキャンセルとなりました。Warner Bros. Gamesは取材に対しコメントを拒否しましたが、事実であれば『ホグワーツ・レガシー』の世界が広がるのはまだ先になりそうです。
『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』の失敗などにより経営難と言われているWarner Bros. Gamesの内部では、現在積極的に再編が進められています。新作『Wonder Woman』を開発中止したほか、Monolith Productions、Player First Gamesなど3つのスタジオも閉鎖しました。
今後は、『モータル・コンバット』やDCユニバース、「ハリー・ポッター」といった人気IPに重点を置くことを明かしており、『ホグワーツ・レガシー』も現在続編が開発中です。