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GameSirハイエンドコントローラー「G7 PRO」で対人ゲーム作品をプレイ。PC/CS/スマホで使えるハイレベルなパッド性能をチェック

『Apex Legends』『フォートナイト』『ストリートファイター6』で徹底試用。クリッキーな質感とDパッドカスタマイズが快適かつ楽しい!

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GameSirハイエンドコントローラー「G7 PRO」で対人ゲーム作品をプレイ。PC/CS/スマホで使えるハイレベルなパッド性能をチェック
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プロゲーマーでなくても、競技性の高い対人ゲームプレイヤーならきっと誰もが積極的にゲーミングデバイスを選んでいるでしょう。特にコントローラー操作派の方であれば「入力遅延」「スティックドリフト」と言ったキーワードに気を向けているはず。GameSir(ゲームサー)の最新コントローラー 「GameSir G7 Pro」 は、そんなゲーマーにとって新たな選択肢になるかもしれません。

「GameSir G7 Pro」公式サイト

「GameSir G7 Pro」の最大の特徴は、Xbox公式ライセンス取得コントローラーでは初となるMag-Res™ TMRスティックを搭載している点。この技術は従来の「物理接触式」とは大きく異なり、磁気抵抗を利用した“非接触センシング技術”により、理論上は物理的な摩耗によるドリフト現象を抑制できるという仕組みです。ホールエフェクトトリガーと組み合わせることで、入力系統全体の精度向上を図っています。

もうひとつの注目点は1000Hzポーリングレートへの対応です。有線接続時はもちろん、2.4Gワイヤレス接続時でも1000Hzでの動作を謳っており、Android端末にはBluetooth接続で対応しているというマルチプラットフォーム仕様となっています。

さらに4個のエクストラボタンとPC向けジャイロ機能を搭載し、様々な対人ゲームでの利用を想定した設計です。実際にゲームをプレイして感じた操作性を紹介する前に、簡単にスペックについて紹介しましょう。

① 製品スペック&技術仕様

接続方式

PC:有線USB/2.4G Xbox:有線 Android:Bluetooth

ポーリングレート

PCで最大1000Hz(有線/2.4G共通)

スティック

Mag-Res™ TMRスティック(耐磁式・ドリフト防止)

トリガー

ホールエフェクトリニア+マイクロスイッチトリガーストップ

追加ボタン

背面×2+ミニバンパー×2(計4)

ジャイロ

PC専用・マッピング対応

ABXY/Dパッド

オプティカルマイクロスイッチ/メカニカルDパッド

オーディオ

3.5mmジャック(有線/2.4G両対応)、低遅延音声出力

カスタム

マグネット式3ピースフェイスプレート(G7互換)

価格/発売日

12,999円(税込)/7月29日(メックホワイト)、8月20日(シャドウエンバー)

「GameSir G7 Pro」の主要スペック

Mag-Res™ TMRスティック技術とは「Tunneling Magneto Resistance効果を利用した非接触センシング技術」のことです。従来の方式が「物理接触により、電気抵抗の変化を読み取る」という形であることに対し、このTMR方式では、磁場の変化を非接触で検出するため物理的な摩耗が発生しないという特徴があります。

ホールエフェクトトリガーも同様に磁場の変化を感知する非接触方式で、GameSirは「リニアな入力特性」と「高い耐久性」を謳っています。実際に使用してみても、トリガーの感触が均一で、押し込み量に対する反応が一定しているように感じられました。

ABXY/Dパッドが全体的に軽いクリック感であるのに対し、トリガーはグッと押し込むような感触。とは言え指の疲労に繋がる重さではなく、押し込む深さも調整できます。シューターなら「射撃している感覚」、レースゲームなら「アクセルを踏んでいる感覚」が味わえるでしょう。格闘ゲームの場合はアサインした操作によりますが「入力した手応え」を分かりやすく実感できます。

1000Hzポーリングレートは、通常のコントローラーが250Hz(4ms間隔)なのに対し、1ms間隔で入力を送信する仕様。特に高リフレッシュレートモニター使用時は、入力遅延の短縮に繋がるスペックとして体感できるでしょう。

「GameSir G7 Pro」セットアップ

「GameSir G7 Pro」の収録内容は上図の通り。コントローラー本体に加えて充電ドックとUSBケーブル(Type-A/Type-C)、専用USBドングル、カスタマイズ用Dパッド(十字キー)が2種用意されています。

PCはUSBレシーバーを挿入するだけで認識され、ドライバーインストールは不要です。Windows標準のXInputに完全対応。Xbox Series X/SではUSB-C有線接続、Android端末では通常のBluetoothペアリングで使用できます。

付属ソフト 「GameSir Tuning」 は日本語対応で、ポーリングレート切替、背面ボタン割り当て、ジャイロ感度調整、デッドゾーン設定などが可能。特にデッドゾーン設定では、TMRスティックの特性を活かすため最小値に近い設定も安心して使えます。

「GameSir G7 Pro」公式サイト

『APEX Legends』での使用感

TMRスティックの特性が最も顕著に現れたのは、R-301やR-99でのリコイルコントロールです。筆者が使い込んだ私用のコントローラーでは連射時の細かな反動制御で微細な引っかかりを感じることがありましたが、G7 Proではスティックの動きが非常に滑らかで、意図した軌道に沿って正確に照準を調整できました。

背面ボタンは様々に活用できますが、例えば右背面にジャンプを割り当てることで、バニーホップなどのアクションを戦闘中にも軽々行えるでしょう。

左背面にアルティメットアビリティを割り当てれば、戦闘中でも素早くスキルを発動できます。もちろん最初は慣れが重要ですが、こうした追加ボタンをどの操作にアサインするかを考えることもひとつの楽しみですね。

『ストリートファイター6』での操作精度

『ストリートファイター6』のような格闘ゲームでは1フレームの差が勝負を分けるため、どのようなゲーマーであってもコントローラーの性能が戦果に繋がることが多々あります。

アーケードコントローラーでもスティックまたはレバーレス、一般的なパッドでもハイエンドコントローラーなど様々な選択肢があり、筆者も格ゲーではスティック型アケコンをメインに使用中。それでも「GameSir G7 Pro」は違和感なく、親しみやすい触り心地でプレイできました。

「GameSir G7 Pro」のメカニカルDパッドは従来のゴム式と比較して明確なクリック感があり、斜め入力の精度が高いように感じられました。波動や昇竜のコマンド入力も楽々です。今回は「十字型エンボス有りの円形Dパッド」をメインに使用しましたが、分かりやすく十字のフォルムをしたタイプや十字形のエンボスのないタイプも収録されているので、好みに応じて使い分けましょう。

オプティカルマイクロスイッチABXYボタンは、物理的な接点を持たない光学式センサーによる高速入力検出が特徴です。コマンド投げの回避では、反応速度の向上を実感できるかもしれません。またトリガーストップ機能では、ドライブインパクトやドライブラッシュの最速入力タイミングが安定。数時間のトレモ&連続対戦後も、それほど手の疲労は感じませんでした。

『フォートナイト』での複雑な操作

『フォートナイト』では建築、編集、射撃、移動の複合操作が求められるため、追加ボタンの活用が重要です。

今回は背面右に壁建築、背面左に階段建築、左ミニバンパーに編集、右ミニバンパーにリセットを割り当てました。この配置により、建築から射撃への移行で指の移動を最小限に抑えることが期待できます。

筆者が『フォートナイト』をプレイするときは「ゼロビルド」を選ぶことが多いのですが、専用ソフトウェア「GameSir Nexus」でこうしてボタンをアサインしていけば建築要素も改めて学び直せそうです。

今回はアサイン用にクリエイティブモードで調整しながら「ゼロビルド」と通常の「バトルロイヤル」で3時間ほどプレイ。先述した『Apex Legends』から立て続けに試用していたのでトータル4時間以上は「GameSir G7 Pro」を使っていましたが、クリッキーなボタン&Dパッドとアナログスティックの軽さのおかげであまり疲労は感じませんでした。

ちなみにPC版でのジャイロ操作では、建築時などの視点移動で補助的な役割を果たせます。今回はマウス/キーボード操作を各ボタン/トリガーにアサインし、マウスでの視点操作をジャイロに当てるように設定。かなりユニークな操作感にはなるものの、ニンテンドースイッチでのジャイロ操作に既に慣れている方なら有用かもしれません。

「GameSir G7 Pro」公式サイト

GameSir G7 Proはいわゆる「プロコントローラー」的な立ち位置の製品で、価格は12,999円。これまで取り上げた性能面を考えると、メーカー公式/ライセンス品と群雄割拠の「プロコン」界隈の中でも“新たな選択肢”となり得ます。

バッテリー駆動時間は20時間とほんの少し短めですが、使用していないときは専用ドックに設置しておけば良いですし、なにせTMRスティックと1000Hzポーリングレートというスペックはなかなかの優位性です。

ただし、今回は限られた試用期間でのプレイだったため、スティックドリフトへの耐久性は未知数。しかしスティック部分の信頼性の高い操作感は、どのようなジャンルを遊ぶゲーマーでも手にとってすぐに分かるでしょう。「軽快なのに安心」という気持ちよさを味わえるはずです。

「GameSir G7 Pro」は「高い入力精度」と「信頼性」、そして「豊富なカスタマイズ機能」と様々な魅力が揃っています。先述したハイスペックな仕様をPC/Xbox/Androidとマルチプラットフォームで利用できることも重要ポイントです。この3プラットフォームをケースに応じて使い分けているゲーマーや、PC/Xboxコンソールだけでなくタブレット等でも「プロコン」の力を駆使したい方に特にマッチするハイエンドコントローラーと言えます。

「GameSir G7 Pro」は今回試用した「メック・ホワイト」カラーに加えて「シャドウ・エンバー」カラーもラインナップ。「メック・ホワイト」は7月29日(火)より「GameSir G7 Pro」公式サイトAmazon.co.jpなどECサイトで発売されました。また、「シャドウ・エンバー」は同じく7月29日(火)から「GameSir G7 Pro」公式サイトにて先行販売されていますが、その他のECサイトでは8月20日(水)より発売される予定。いずれも価格は12,999円(税込)です。

また、今回の記事をご覧になっていただいた読者の皆様にクーポンコードをプレゼントします! Amazon.co.jpでの注文時に GSPARK10 を入力することで、特別価格で「GameSir G7 Pro」を購入できます。PCゲームをパッドでプレイする方やXboxコンソールユーザー、スマホ/タブレットでもハイスペックなコントローラーを使ってゲームを遊びたい方はぜひご利用ください。

NetEase Gamesなど中国の有名ゲーム企業と提携しているGameSirは日本公式Xもオープンしています。「GameSir G7 Pro」のさらなる使用イメージや他製品も気になる方はあわせてチェックしてみてください。

「GameSir G7 Pro」公式サイト

© 2025 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc.

ライター:キーボード打海

ライター/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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