
2025年9月4日、ナツメアタリが海外NES向けに発売されたソフト『Shatterhand』の商標登録を行っていたことが明らかになりました。(商標ウォッチ)
隠れた2Dアクションの名作、復刻またはリメイクの布石か?

今回商標登録が行われた『Shatterhand』は、ナツメ(当時)が開発し、ジャレコが北米で1991年12月、欧州で1992年11月に発売した2Dアクションゲームです。
サイボーグ犯罪が溢れる2030年の近未来、自らもサイボーグによって負傷した男が人体改造を受け入れ、己の拳でサイボーグを打ち破る力を手にした彼がサイボーグ軍団に立ち向かう……という硬派なゲーム内容で、その設定を体現するかのように素手パンチで敵弾を打ち消せる、取得したアイテムのパターンによりパワーアップ装備が8通りに異なるなど、マニアの間では隠れた名作アクションゲームとして語り継がれてきました。
なお、本作は一部グラフィックやゲーム内容を変更した国内版が当時放映されていたメタルヒーロー特撮とのタイアップ作品となるFCソフト『特救指令ソルブレイン』として1991年10月に発売されています。
ナツメアタリは過去に『東方見文録』『アイドル八犬伝』の商標登録も行っており、また実際に『闇の仕事人KAGE』のリメイク作品も制作しています。
今回商標登録された『Shatterhand』も、こうした将来のリメイクを見据えた動きかもしれません。『特救指令ソルブレイン』モードが実装されるかも含めて続報に期待しましょう。









