インディーズ開発者のYoyoyollie氏は、自身が手掛ける戦闘機ローグライク『DELIVERY MUST COMPLETE』のSteamストアページにて、ゲームのパブリッシャー名を“まるで小説の一編のような長文”に変更しました。
意味合いとしては前と全く同じ?長文パブリッシャーに唐突の変更

本作は、開発者自らが『Ultrakill』風『エースコンバット』クローンと称する、ハイスピードな戦闘機ローグライクです。2025年9月15日に各所で投稿されたプレイ動画が注目を集め、Steamストアページのフォロワー数が50から2,000以上にまで伸びるほどの反響を呼んでいました。

当初、Steamストアページのパブリッシャーには開発者と同じくYoyoyollie氏の名前が記載されていましたが、ある日737文字(166単語)もの長文に変更。全文を見てみると、“嵐の夜、開発資金に悩んでいた時、水たまりに映った男性(恐らくYoyoyollie氏自身と思われる)との出会いをきっかけに、貯金残高を資金にすることを思いたので、この男性は心の中ではパブリッシャーである”という旨の内容です。
結局のところ、パブリッシャーは“Yoyoyollie氏のまま”とも捉えられる文章ですが、変更のあった日に同氏は「どうやらSteamストアページの「パブリッシャー」部分には文字数制限は無いようだ」とさらに長いパブリッシャー名をSNSにて投稿しているため、実験的な意味合いもあったことが考えられます。
なお、このアイディアを実践した理由は明かされていませんが、変更の直近に別開発陣が手掛けるコメディ調ダンジョンADV『The Dungeon Experience』公式アカウントによる“パブリッシャーがDevolver Digitalになったことで元のパブリッシャー名を削除することになった”という旨のSNS投稿が注目を集めていたため、これがきっかけになったのかもしれません(※元のパブリッシャー名は“森で出会った男性がゲームの予算をくれた”という内容)。

今回パブリッシャー名の変更があった『DELIVERY MUST COMPLETE』はSteamにてリリース予定。デモ版は2026年第1四半期のリリースを目標としているとのことです。
UPDATE(2025/10/6 22:58):当初記事にてウィッシュリスト数と記載していた部分について、正しくはフォロワー数だったため修正しました。









