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任天堂、『パルワールド』関連特許で特許庁から“拒絶”―先行技術例を指摘される

任天堂が控訴した場合、審理は2026年まで延期される可能性があります。

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任天堂、『パルワールド』関連特許で特許庁から“拒絶”―先行技術例を指摘される
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『Palworld / パルワールド』

2024年9月から続く『パルワールド』の訴訟に関して、日本の特許庁が任天堂の特許出願に“拒絶理由通知書”を出したことがわかりました。特許情報プラットフォームによると、2025年10月17日に通知されています。


◆先行技術例を提示

特許情報プラットフォームで確認できる特許出願2024-031879の経過情報によれば、任天堂の特許出願に対して約2週間前に拒絶理由通知書が出されました。これは「モンスターの捕獲」行為などに関連した複数の重要な特許から派生したパテントファミリーのひとつにあたり、ポケットペアを相手取った訴訟でも争点の一部として扱われています。

特許庁の記録では、『ARK: Survival Evolved』を例に挙げ、過去のゲームでも使われた先行技術であるとする点から、任天堂が出願した特許申請は「進歩性に欠ける」と判断したとのこと。

ただこれは特許の却下でなく、そして最終的な結論でもありません。この拒絶理由通知は特許庁のページによると「特許出願をした多くの方が受け取る書類です」とあり、今後の対応も案内されています。

現時点の「拒絶理由通知」は、特許を得るチャンスがまだ残っている警告的な段階。一方で「却下」は、出願の形式・手続自体が無効で、審査されないというものです。

今後の任天堂には、請求項を修正した修正特許出願か、より専門的な知的財産高等裁判所への上訴、または特許出願自体を放棄という手段が残されています。

また海外メディア「Windows Central」は、「『パルワールド』が任天堂の模倣ではなく、むしろ長い間にわたって確立された技術を基盤として構築された、という主張を裏付けている」とし、任天堂は攻める手段をひとつ失い、ポケットペアにとっては有利に働くと見ています。

また、特許庁のこの決定が『パルワールド』を巡る訴訟の判決結果に直結することはないが、それでも影響を与える可能性があり、特許群のひとつの特許に独創性が欠けていると判断した場合、他の特許にも疑問が生じるだろうとも報じています。



ライター:稲川ゆき,編集:八羽汰わちは




ライター/プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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編集/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

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