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組織再編が進むユービーアイ、全スタッフに「週5日の出社勤務」への復帰を計画―AAAタイトルの業績向上のため、チームの連携を強化する方針

新たな開発体制の運用は、4月初旬から開始される予定です。

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組織再編が進むユービーアイ、全スタッフに「週5日の出社勤務」への復帰を計画―AAAタイトルの業績向上のため、チームの連携を強化する方針
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組織再編が進むユービーアイソフト(以下、ユービーアイ)は、全スタッフに対して「週5日の出社勤務」への復帰を計画していることを発表しました。また、海外メディアGamesIndustry.bizに掲載されたインタビューでは詳細が語られています。

AAAタイトルの業績向上のため―週5日の出社勤務体制に戻す方針

ユービーアイが新たに公開したリリースでは、開発体制の大幅な変更が発表されました。同社はこれまでにも大規模なレイオフやスタジオの閉鎖など、組織再編の動きが報じられており、今後の開発は特定のジャンルやIPに特化した“クリエイティブハウス”が担当することが明かされています。

同社の戦略の大幅な見直しに至った背景として、AAAタイトル市場は“選別化”が進んでいることや、シューター分野でも競争が激化している点に言及。開発コストの上昇により、パブリッシャーがブランドを創出することが難しくなっている現状があるようです。

ユービーアイが提示する「クリエイティブハウス」体制(リリースより)

また、CEOのイヴ・ギルモ氏はAAAタイトルの難しさを語る一方で、成功したAAAタイトルはこれまで以上の業績となる可能性を秘めていることを指摘。今回の大規模なリセットはユービーアイが持続的に成長する条件を整えるための再構築であるとコメントしています。

前述のクリエイティブハウスによる開発体制の運営は4月上旬からが予定されているほか、効果的な導入と運用を行うためにユービーアイでは全チームスタッフに対し、週5日の出社での勤務とする方針であることが語られています。

この勤務体制の変更はチーム内での対面の交流や連携を強化し、AAAタイトルの開発における効率や創造性を向上させるのが目的で、AAA市場で成功するための重要な要素とされています。なお、年間で一定日数の在宅勤務日も付与される予定です。

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海外メディアGamesIndustry.bizに掲載されたインタビューでは、この週5日勤務に関する話題も。「オフィス勤務への復帰により、スタッフの離職率は加速するか?」という質問に対して、ユービーアイのMarie-Sophie de Waubert氏は、「唯一の目的は、集団の効率性を高め、創造性や帰属意識などを促進することです」と回答。

もちろんこの体制の変更は一夜にして実現するものではないため、チームの従業員や代表者と対話を重ね、適切に対応していくと補足しています。

ゲーム業界でリモートワークから出社勤務へ復帰した例は、Rockstar Gamesなどでもみられます。同社では2024年に「生産性とセキュリティ上の理由から」勤務体制の転換が行われたことが報じられています。


ユービーアイが大きく動くなか、開発中止やスタジオ閉鎖も進む……

「クリエイティブハウス」の開発体制への移行が進められるなか、ユービーアイは新たに開発中の6タイトルを中止し、7タイトルの発売延期を発表。開発中止となったタイトルのなかには、リメイク作品として注目と期待が寄せられていた『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』なども含まれています。


過去24か月間にわたってはスタジオの閉鎖やレイオフなども進んでおり、今年に入ってもカナダのハリファックススタジオと、スウェーデンのストックホルムスタジオが閉鎖。他スタジオでもレイオフによる組織再編の影響が及んでいます。



テンセント出資のもと設立された「Vantage Studios」を含め、5つのクリエイティブハウス体制での開発が4月初旬からスタートするユービーアイ。出社勤務への復帰はAAAタイトルの成功に繋がるのでしょうか。今後の動向にも注目です。


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ライター:kurokami,編集:重田 雄一

ライター/チャーシュー麺しか勝たん kurokami

1999年生まれ。小さい頃からゲームに触れ、初めてガチ泣きした作品はN64の『ピカチュウげんきでちゅう』です。紅蓮の頃から『FF14』にどハマりしており、Game*Spark上ではのFF14関連の記事を主に執筆しています。

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編集/メインチャンプはルル 重田 雄一

10年以上『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしています。得意なジャンルは対戦ゲームですが、ストーリー性のある作品も好みです。

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