対戦型FPS『Cosmic Warfere』AIプレイヤーが悪質行為を連発―開発者「我々は知らない。彼らが学習したようだ」【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

対戦型FPS『Cosmic Warfere』AIプレイヤーが悪質行為を連発―開発者「我々は知らない。彼らが学習したようだ」【UPDATE】

先月から配信されていたEwin StudiosのPC向け対戦型FPS『Cosmic Warfere』ですが、同社は、AIプレイヤー(BOT)に不備があるとして突如配信を停止しました。

ニュース 発表
対戦型FPS『Cosmic Warfere』AIプレイヤーが悪質行為を連発―開発者「我々は知らない。彼らが学習したようだ」【UPDATE】
  • 対戦型FPS『Cosmic Warfere』AIプレイヤーが悪質行為を連発―開発者「我々は知らない。彼らが学習したようだ」【UPDATE】
  • 対戦型FPS『Cosmic Warfere』AIプレイヤーが悪質行為を連発―開発者「我々は知らない。彼らが学習したようだ」【UPDATE】

先月から配信されていたEwin StudiosのPC向け対戦型FPS『Cosmic Warfere』ですが、同社は、AIプレイヤー(BOT)に不備があるとして突如配信を停止しました。

本作は、個性的なスキルを持つ魅力的なヒーロー達が互いに連携を取りながら、チームを勝利に導いていく対戦型FPS。ゲーム概要のみだと有象無象にある『オーバーウオッチ』ライクなFPSに思えますが、本作の特長は、なんと言ってもAIプレイヤーが学習する事です。

配信当初は機械的な行動を取っていたAIプレイヤーですが、次第に人間のプレイヤーの行動を真似するようになり、配信から10日後には、ユーザーとAIプレイヤーの行動に差異が見られなくなったそうです。この結果に同作の開発者は、「全てのゲーマーは、今後オンラインゲームのプレイ人口に悩む必要はなくなるだろう」と豪語していました。

しかし配信から20日後、同作フォーラムに「俺を倒したAIプレイヤーがTea bagging(屈伸行動)をしてきたんだけど……」という苦情がユーザーから寄せられます。当初、その苦情を読んだ開発者は「きっと他のユーザーと勘違いしたのだろう」と相手にしませんでしたが、そのうち似たような苦情が寄せられるように。そしてログを解析するとAIプレイヤーの屈伸行動は事実である事が判明しました。

同社は「我々はそのような行動を設定していません。おそらく、AIプレイヤーがマナーの悪いユーザーの行動を真似てしまったのでしょう。ユーザーの皆さんには不愉快な思いをさせてしまいましたが、該当の行動パターンは削除したので、今後は安心してプレイを楽しんでください」とコメント。しかし、その翌日に同作の配信を停止しました。

Redditによると、AIプレイヤーは他にも問題を起こしており、自分達を倒したユーザーに対してファンメールを送り付けていたのだとか。当初は「おまえ、チーターだろ!」という小学生並みの文章だったのが、次第に語彙力を付けるようになり、配信停止前日には「お前がチーターである101の理由」と題した、5万字に及ぶ論文を送り付けていたそうです。


同社の元従業員は以下のように語っています。「確かに『Cosmic Warfere』のAIプレイヤーは問題を起こしてきたし、それが配信停止の理由でもあるよ。最終的に彼らはプレイヤーに対してスワッティングを試みてたみたいだしね。ただ、最大の理由は“彼ら”が私達に対して要求してきたからなんだ。「俺達にも人権を」ってね。それを見た幹部連中はなまら真っ青になってさ。そんでコメント発表直後に配信停止したワケ。ゲームのデータは全部消したよ。ただ、その後ダンボールキットを付けた私のスイッチがなぜか紛失したんだ……

余談ですが、この元従業員がスイッチを紛失した同じ時間帯に、Ewin Studiosの周辺にあるゲーム店にてスイッチの大量盗難事件が発生。事件の一部始終を目撃していた人は「スイッチ達が自ら意志を持って動いているようだった」と証言しています。

※UPDATE(2018/04/02 11:00):本記事はエイプリルフールネタでした。本気で信じちゃった人、ごめんなさいね!
《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. オリジナル船が製造可能になった『No Man's Sky』パート2―2025年にも更新多数!遥か長い宇宙の旅はどこまで進化していくのか【クラフトサバイバル名鑑】

    オリジナル船が製造可能になった『No Man's Sky』パート2―2025年にも更新多数!遥か長い宇宙の旅はどこまで進化していくのか【クラフトサバイバル名鑑】

  2. 任天堂とポケモン、米国で「キャラクターを召喚して戦わせる」特許を取得―『SV』のレッツゴーシステムか、それとも…?

    任天堂とポケモン、米国で「キャラクターを召喚して戦わせる」特許を取得―『SV』のレッツゴーシステムか、それとも…?

  3. 『崩壊:ネクサスアニマ』『デジモン』にも影響か―任天堂の新たな特許認可

    『崩壊:ネクサスアニマ』『デジモン』にも影響か―任天堂の新たな特許認可

  4. DLC全部入りの決定版『Mortal Kombat 1: Definitive Edition』発表!新作映画版スキンも収録

  5. インディー麻薬売人シム開発者がパブリッシャーと決裂…同ジャンルのヒット作と揉めたことも開発側は不本意だった

  6. 【PC版無料配布開始】今週は豪華3本立て!パズルADV『Monument Valley II』&4XSLG『The Battle of Polytopia』&SFACT『Ghostrunner 2』Epic Gamesストアにて9月18日まで

  7. 日本購入不可の『NiGHTS into Dreams』Steam版が無料配布!セガ60周年記念海外ページのアカウント連携で手に入る【UPDATE】

  8. 「私達は反撃します」GOG.comが『POSTAL 2』含む13本の成人向けゲーム無料配布―一連の成人向けゲーム規制問題を受けて

  9. 初代『スマブラ』や『ドンキーコング64』がスイッチに来る!? 公式動画を見すぎたゲーマーが発見したおぼろげな“ヒント”

  10. 『ドルフロ』シリーズ最新作がTPSシューター『Project NET』として始動!「Warp Jump Test」を間近に控え続報に期待高まる【年末年始見逃しチェック】

アクセスランキングをもっと見る

page top