Varietyによれば、映画版『モンスターハンター』はポール・W・S・アンダーソン監督とジェレミー・ボルトらによるチームによって製作されるということです。ジェレミー・ボルトは同じく映画版『バイオハザード』に参加してきたプロデューサー。人気ビデオゲームの映画化を手がけてきた彼らによって、2018年9月より南アフリカで撮影がスタートする見込みです。
今作はコンスタンティン・フィルムが配給・製作を担当。ドイツ及びスイスでは同社が公開し、日本と中国のそれぞれの「大手企業」とパートナーシップを結びながら資金を得て、プロジェクトを進行していくと報じられています。企業名は明かされていないものの、同社取締役Martin Moszkowicz氏は「交渉の最終段階にある」とVarietyに話しています。
また、Moszkowicz氏は映画版『バイオハザード』のリブートにも取り組んでいるのだとか。こちらに関しては「クリエイティブな作業が進行中」とのことで、テレビシリーズとして放映される可能性も検討されているご様子。リブート版にアンダーソン監督は参加しない予定ですが、Moszkowicz氏は「6本の映画を製作して12億ドルを稼ぎ、10年間にわたる仕事を収めた。彼には前に進む時が来たのだと感じた」と、同監督の功績を称えました。
ハリウッド映画版『モンスターハンター』の計画は2016年に発表され、同年11月にはその物語の一部も明かされていました。当時の海外インタビューによれば、主人公となるのは『モンスターハンター』の世界に引きずり込まれたアメリカ人。その昔、とある英雄によって討伐されたはずのドラゴンやミノタウロスなどの神話上の怪物が突如として復活し、現代の世界へ侵攻していくというシナリオになるということです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
ホチキス針貫通事件のスイッチ2がチャリティオークションに出品―伝説となったホチキスなど豪華4点セットにCEOによる証明書まで付属
-
メカを組み替え戦うアナログウォーゲーム『エンバー:オブシディアンプロトコル』が日本上陸。各種関連商品が2025年10月発売予定
-
黙示録的アクションRPGアドベンチャー『Chernobylite 2』原点回帰の大型アップデート第三弾が8月上旬に実施予定
-
中国語に未対応、でも香港からのアクセス数はアメリカ並み?ゲーム開発者がストアページのトラフィックに疑問
-
『モンハンワイルズ』カスハラや誹謗中傷が原因か。カプコンによる最適化に関する講演が中止へ
-
デスクトップの片隅で小さな職人がミニチュアづくりに励む放置ゲーム『Mini Painter』発表!
-
『マリオカート64』草地テクスチャの元画像を海外ゲーマーが執念で特定。それはのどかな風景写真だった
-
『バイオハザード』『サイレントヒル』風味のローポリサバイバルホラー『Heartworm』8月1日にSteam配信!
-
喰われないよう治療するサメの歯医者さんホラーローグライク『Shark Dentist』発表!
-
『Mount and Blade: Warband』の「歴史歪曲Mod」に対しSteamはアクセス遮断したのみ―削除自体はMod制作者が実行