カプコンがコーエーテクモとの特許をめぐる裁判に勝訴―争点となった特許とは | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

カプコンがコーエーテクモとの特許をめぐる裁判に勝訴―争点となった特許とは

カプコンは、コーエーテクモゲームスが提訴した特許をめぐる裁判に勝訴したと発表しました。

ニュース ゲーム業界
カプコンがコーエーテクモとの特許をめぐる裁判に勝訴―争点となった特許とは
  • カプコンがコーエーテクモとの特許をめぐる裁判に勝訴―争点となった特許とは
  • カプコンがコーエーテクモとの特許をめぐる裁判に勝訴―争点となった特許とは
カプコンは、コーエーテクモゲームスより提訴されていた特許をめぐる裁判に勝訴したと発表しました。

今回カプコン側の勝訴となったのは、2017年9月21日にコーエーテクモゲームスが知的財産高等裁判所に提起していた審決取消訴訟。この訴訟自体の発端は、2016年4月1日に、特許権侵害訴訟事件と並行して、コーエーテクモゲームスがカプコンの保有する特許第3295771号の無効を求めた特許無効審判請求事件にまで遡ります。

上記の特許無効審判請求は、2017年8月17日、カプコン側が第3295771号を維持する、という旨の審決で終わりました。しかし、コーエーテクモゲームスは2017年9月21日、その審決に対する審決取消訴訟を知的財産高等裁判所に提起した、という流れです。

ちなみに、争点となったカプコン所有の特許第3295771号は、「ゲーム状況が特定の状況にあることを判定した時に、プレイヤーに対し“画像情報からは認識できない情報(例えば、背後に敵がいること)”を、コントローラを振動させることで知らせるもの」というものでした。

カプコンは、「今回の判決により、本件特許の有効性が知的財産高等裁判所に確認されたことになり、裁判所の良識ある判断が先般の当社特許第3350773号審決取消訴訟における特許維持判決に続き示されたものと考えております。」とのコメントを発表しています。
《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. スクウェア・エニックス、『ディアブロ』風ゲームの制作スタジオに感銘を受け投資を決定

    スクウェア・エニックス、『ディアブロ』風ゲームの制作スタジオに感銘を受け投資を決定

  2. 責任あるサ終求める運動が活発化する中で“ゲームの破棄”求めるユービーアイの規約が注目浴びる

    責任あるサ終求める運動が活発化する中で“ゲームの破棄”求めるユービーアイの規約が注目浴びる

  3. 「殺すな!」オンラインゲームの完全サ終に異唱える署名活動が第一目標の100万件達成!終了まで1か月の土壇場オンラインデモで一気に30万件獲得

    「殺すな!」オンラインゲームの完全サ終に異唱える署名活動が第一目標の100万件達成!終了まで1か月の土壇場オンラインデモで一気に30万件獲得

  4. 夏休みに遊ぶゲームをお得にゲット!『十三機兵防衛圏』50%OFFに『FFX/X-2』60%OFF─名作ADVやヴァニラウェアのアクションRPGもお手頃【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

  5. サ終後のケア求める運動が透明性あるゲーム運営に繋がる?企業が反対する理由は不正行為が明らかになるためだと自称ゲーム開発者が主張

  6. 突然の経営陣交代でスタジオを去る『サブノーティカ』ディレクターがコメント発表―『サブノーティカ2』は早期アクセス開始の準備が整っていた

  7. Game Passはファーストパーティの開発費を考慮せず利益計上か。海外メディア創設者が収益構造の問題点を指摘

  8. 全て最安値更新で『FF9』は764円!『スターオーシャン 2nd R』3,289円、『ガンバード2』などの彩京STGや、美少女麻雀も【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

  9. 【漫画】「夢見る姉と壁になりたい妹」第3話「JRPGとお約束」前編公開!姉の稀が手を出したのは、レトロゲー?

  10. 『デモンエクスマキナ』Steam版が手に入る!『Warhammer 40,000: Rogue Trader』も入ってるHumble Choice7月分発表

アクセスランキングをもっと見る

page top