様々なハードウェアのレビューを行うメディアHardOCPが公開したベンチマークテスト結果では、「MSI GeForce RTX 2070 GAMING Z」を、前世代のハイエンド機「GeForce GTX 1080」や、「Radeon RX Vega 64」と比較した情報が掲載。内『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』のテストではゲーム内の最高セッティングプリセットで、SMAAをそれぞれ2倍、4倍で比較した結果が公開されています。
その結果によれば、SMAA2倍では「GeForce GTX 1080」の平均fps68.2に対し、「GeForce RTX 2070」では79.1fpsと、16%の向上が見られたとのこと。また、SMAA4倍環境ではこちらもGTX1080の48.3fpsに対しRTX2070は56fpsと16%ほどのフレームレート増加を確認できたとしています。
同サイトでは他にも『ファークライ5』、『Kingdom Come: Deliverance』、『Wolfenstein II: The New Colossus』、『Mass Effect: Andromeda』、『Gears of War 4』、『Deus Ex: Mankind Divided』、『バトルフィールド1』について、それぞれ高負荷を与えた状態での比較グラフを掲載。いずれもおおよそ10%以上の性能向上を見ることができます。
同じ70番台のGTX1070とでなく、GTX1080との比較であるとはいえ、この一連のベンチマークでの数字上のインパクトは少々薄い結果の「GeForce RTX 2070」。しかしながら「GeForce RTX」の最大の特徴はRTX専用の“リアルタイムレイトレーシング”描画に対応すること。ゲームグラフィックスを今後更に1段階新たなレベルへと押し上げるだろう同機能への対応ゲームの増加に期待したいところかも知れません。
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