Xbox Series Xの動作音などについて海外サイトらの所感が公開【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

Xbox Series Xの動作音などについて海外サイトらの所感が公開【UPDATE】

発熱についてのコメントもあるものの、それが動作に影響与えるかどうかについては現時点では断定できず、明らかにされていません。

家庭用ゲーム Xbox Series X
Xbox Series Xの動作音などについて海外サイトらの所感が公開【UPDATE】
  • Xbox Series Xの動作音などについて海外サイトらの所感が公開【UPDATE】
※ UPDATE(2020/10/7 23:45):初出時を記事最下部に再掲し、改めて経緯とお詫びを追記しました。


海外ゲーム情報サイトGiant Bombは、マイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Series Xについての所感・感触を明かしました。

映像では、Xbox Series Xのサイズ感やストレージ拡張カードについて語っているほか、本体に追加したSSDをスタンバイモード時に引き抜いて触った際の熱や、(それを熱くした)本体の排熱機構について触れ、その一方で動作音は静かであることなどを明かしています。



一方でこの発言に対し、発言者や、その他Xbox Series Xを体験した別の海外サイトの人物からは、彼らが行った発熱量についてのコメントはいずれも「あくまで現実的な熱の範囲である」とした論調で「熱」が「Xbox Series X」の誤動作を引き起こすような深刻なものであると断じる材料としてはならない、とする意図の補足が別途行われています。


また、配信者のKen Bogard氏が同機に対して「非常に熱く、煙突のようだ」とした発言(記事執筆時点で消去済み)に対し、海外サイト4news.itの編集者Roberto Serrano氏は4時間稼働で45度、その後スタンバイ状態で5分毎に7度ほど冷え、最終的には27度程度の温度に落ち着いたとしました。ただし、本体のどの部分での計測であるかについてはコメントされていません。

今日のゲーム機などでは重要な情報として度々語られる「熱」。本記事でも多少なりとも次世代機の情報を追加で知りたい読者向けにこの記事において海外サイトの所感に含まれたものを紹介しましたが、Xbox Series X公式サイトによれば、同機にはヒートシンクシャーシ、ベイパーチャンバー、スプリットマザーボードなどの並列冷却アーキテクチャが紹介されています。ただし次世代機の強力なパフォーマンスと、ライトユーザーが一般的に考えるような「外装や内部を常温や微熱程度に完全に冷却し切るほどの」冷却性能を両立させるのは簡単なことではありません。

これは今日の高性能な半導体においてはそう珍しいことでなく、PCにおいても一般的にCPU/GPUともに、動作時表面温度は冷却機構装備であっても、一般的な外部温度における正常稼働の最大で80度程度に到達しうるものです。「排熱を虚空に消し去る」事はできない以上、排熱機構が正常稼働していれば、それは「熱を排出する」ものであり、本体を含め周辺温度は上昇します。また、今日のPCなどでは各内部部品については一定の高温環境下での動作は前提にあり、基本的には同系統の機器である次世代ゲーム機においても同様の設計となっていることは想像に難くありません。

いずれにしても実際の内部半導体温度および、それが即、各部の故障や動作不良に繋がるものかであることは、実際の千差万別なユーザー環境下へと本機が送り出されなければ明らかになるものではありません。今後の続報が待たれるところです。Giant Bombの映像ではまた、強化されたクイックレジューム機能、後方互換性などについても所感を述べています。

2020年11月10日の発売が迫る「Xbox Series X」。詳細は公式サイトにてご確認いただけます。

※ UPDATE(2020/10/7 14:09):記事内容を全面的に改稿しました。当初、SSDが熱くなっていた(またそれに本体の発熱が影響している)とした意図の元発言者発言を、Xbox Series X本体の発熱と誤解させうる見出しを全面的に改稿し、本文中の冷却性能との性能とのバランスへの言及についても、「高度電子機器に詳しくないユーザーにとっても「熱くない」と感じさせるレベルの冷却性能が達成できるか」という意図が正しく通じるように改稿を行いました。
上記改稿について、読者の皆様には混乱させてしまったこと、お詫び申し上げます。

※ UPDATE(2020/10/7 16:39):さらに本文を改稿。海外サイト編集者による温度報告を追加しました。

※ UPDATE(2020/10/7 23:45):改稿前の記事内容を下記に再掲します。改稿するのか、別記事で説明するのかは多数のご指摘もふまえ編集部で相談したうえで、元記事をそのままにはしておけないということで、全面的にアップデートする方針としました。しかしながら、ご指摘の通り元の記事も残しておかねば経緯も分からないということで、改めて下記に再掲することとします。不正確かつ煽情的な記事内容を公開したこと、またほぼリライトに近い形となったにもかかわらず説明が十分でなかったことについて改めてお詫びいたします。

煽情的な見出しの記事を出しても大したPVにもならず、コメントの過多もあまりPVには影響ないのが正直なところで、こうした記事を出したところで、ただでさえ信頼のないところにさらに信頼を失う結果になるだけですが、深い意図も認識もなく記事が掲載されてしまう編集部の体制については改めて見直すとともに、厳しいご批判については重く受け止めて今後の運営にあたってまいります。

記事初出時の内容

Xbox Series Xは静かだがとても熱くなる―海外ゲーム情報サイトがレビュー



【サマリー(見出し下テキスト)】
やはり次世代機の強力なパフォーマンスと冷却性能を両立させるのは簡単なことではないようです。

【本文】

海外ゲーム情報サイトGiant Bombは、マイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Series Xについての所感・感触を明かしました。

映像では、Xbox Series Xのサイズ感やストレージ拡張カードについて語っているほか、スタンバイモードでも本体が非常に熱くなること、その一方で動作音は静かであることなどを明かしています。

Xbox Series X公式サイトではヒートシンクシャーシ、ベイパーチャンバー、スプリットマザーボードなどの並列冷却アーキテクチャが紹介されていますが、やはり次世代機の強力なパフォーマンスと冷却性能を両立させるのは簡単なことではないようです。

映像ではまた、強化されたクイックレジューム機能、後方互換性などについても所感を述べています。

2020年11月10日の発売が迫る「Xbox Series X」。詳細は公式サイトにてご確認いただけます。
《S. Eto》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. スイッチ2版『スカイリム』入力遅延の修正アプデが配信!ユーザーは早い対応に好意的な反応

    スイッチ2版『スカイリム』入力遅延の修正アプデが配信!ユーザーは早い対応に好意的な反応

  2. Wiiリモコンを巡る“約15年”もの法廷闘争に判決下る。独周辺機器メーカーに対し約13億円の損害賠償判決

    Wiiリモコンを巡る“約15年”もの法廷闘争に判決下る。独周辺機器メーカーに対し約13億円の損害賠償判決

  3. 『デススト2』兎田ぺこらさん出演オファーはコジプロ側から。発売2年前から提案していた

    『デススト2』兎田ぺこらさん出演オファーはコジプロ側から。発売2年前から提案していた

  4. スイッチ向けRPG『BURAI 完結編 MSX2版』ストアページ公開&予約受付開始!2作セットのコンプリート版と飯島多紀哉氏書き下ろし小説付きの限定版も

  5. 農場シム『Stardew Valley』2025年秋に配信予定だったスイッチ2エディションの最新情報はまもなく公開―次期アプデに関するヒントも

  6. 『ポケモンZA』色違いゲッコウガの口の中こっそり修正―マフラーはやっぱり舌だった

  7. 一見難解、でも理解した瞬間に脳汁が止まらない―スイッチ2版『カルドアンシェル』は"歌姫"と"ぶっ壊れコンボ"の中毒性が凄まじい

  8. 『Stellar Blade』はすべての国で無修正版を提供する―公式Xが明言、同業者には戸惑いも

  9. 入力遅延が著しい…スイッチ2版『スカイリム』はスイッチよりグラフィック大幅向上、しかし“30fps制限”など問題も

  10. お尻映える新トレイラー公開。『ディノクライシス』精神的続編称するアクションアクション・ホラー『コード・バイオレット』

アクセスランキングをもっと見る

page top