『Bionic Commando』や『Terminator Salvation』等の作品を手がけた他、ファイナルファンタジーのスピンオフ『Fortress』を開発していたことで知られ、2009年に破産・閉鎖に追いやられたスウェーデンの開発スタジオGRIN。新たにカプコン名作フランチャイズである『ストライダー飛竜』のリブート作を開発していたことが明らかになり、CGティーザートレイラーやコンセプトアートなどのアセットが流出しました。
スペインのサイトAnaitGamesが発掘した情報によると、『ストライダー飛竜』のリブート作品は当時GRINバルセロナスタジオの協力の下で初期のプロトタイプが開発されていたものの、『Bionic Commando』が発売された2009年5月の数週間後にカプコンによってプロジェクトが中止。GRINはその後も『ストライダー飛竜』とは別の作品として開発を進めていたということです。
ティーザー映像やコンセプトアートを見ると、『Bionic Commando』のリブートと同じような現実味のあるキャラクターや世界観を採用しており、日本風のステージも用意されていたことが分かります。
尚、Eurogamerでは本作の他に、GRINが開発していた『Final Fantasy: Fortress』、『Wanted 2: Cult』、そして『Streets of Rage』リメイク作の開発途中スクリーンショットや各種イメージが掲載されているので興味のある方はチェックしておきましょう。(ソース&イメージ: AnaitGames via Eurogamer)
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