シリーズ最新作『Assassin's Creed III』の初プレビューがGI誌に掲載

■物語、キャラクター、ゲームの舞台

* 新たな主人公はアメリカ先住民族の女性と英国兵士の間に生まれたモホーク族（先住民族）生まれの男性。彼は自身のことを“Connor”と呼んでいるが、生まれ名は“Ratohnhake':ton”。正義を求めている内に暗殺者の道と交わることとなった

* Connorは寡黙かつストイックな性格で、他人と話すよりも行動で自らの意思を示すことが多い。Ezioとは対照的に、個人の復讐では無く正義の名の下に行動する自由の戦士となっている

* 主人公はジョージ・ワシントンやベンジャミン・フランクリン、チャールズ・リーといった歴史上の人物と共にアメリカ側で戦うことになるが、アメリカ人が全て善人であり英国人が全て悪人であるという訳では無い

* 本作のストーリーではテンプル騎士団とアメリカの戦いが描かれており、戦争に勝つことでは無く主人公の人生へと物語の比重が置かれている

* 物語は単純な闘争からより複雑なストーリーテリングへと拡張されている。幾つかのシーンではモホーク族の言語も登場

* ボストンやニューヨークを含んだ広大な田園地方はゲームの舞台の三分の一を占めており、多くのイベントが発生する

* デズモンドが新たな“アニムス 3.0”に入り込み、そこで“重大な出来事”を発見する

* 過去の姿とは変わっているが“Brotherhood”や“Assassin's Guild”が再び登場する

* 傭兵、盗賊、売春婦、ロマといった派閥は登場しないが、彼等の代わりが存在する

* 完全な新規キャラクターの交流シーンの収録は約2時間半が予定されている

■ゲームプレイ、システム

* 過去作と比べると開発期間は最も長いものとなっており、開発は『Brotherhood』や『Revelations』と並行して行われていた模様。UbisoftのCEOによれば『Assassin's Creed III』の開発期間は3年間となっている

* クリエイティブディレクターのAlex Hutchinson氏によれば、本作にはゲームプレイを有利に進めていく上で新たな環境と全く新しい手法が存在する

* 戦闘とステルス要素は主人公が“プレデター”に匹敵するほど再革新されている。プレイヤーは木々などの自然オブジェクトによじ登ることができ、またダガーとトマホークといった組み合わせで両手に武器を装備することが可能

* トマホークとナイフを利用した連続キルを行うことが可能

* アクションシーンにおいて可能な限り最適化された新カメラビューが搭載予定

* ヒューマンシールドが存在。ターゲットロックが無くなっており、戦闘は大きく変化している

* フルシンクロが再び登場、シンクロ率を100パーセントにすることで報酬が手に入る。チェックポイントではミッションのリプレイを選択することができ、フルシンクロを得るために全任務を再プレイする必要はなくなっている

* 鹿やクマといった動物が森の中に登場。改善された経済システムの中で、プレイヤーは彼等を殺してその皮を剥ぎ他人に売りつけることが出来る。

* “シンボル”のようなパズルが存在するが、被験者16号によるものでは無い

* ゲームの舞台は『Brotherhood』よりもおよそ1.5倍大きなものとなるが、ゲーム中にはファストトラベルシステムが存在する

* “季節”の要素が新たにゲームに加わっており、夏は太陽が輝き冬は雪に覆われている

* ゲームは新バージョンのAnvilエンジンを使用

* 『Assassin's Creed: Revelations』に登場した“Den Defense”は存在しない