ゲームに関する無駄知識や裏ネタ…読者の皆さんはどの様なものをご存知でしょうか?海外では今年の5月にゲームトリビアに特化した情報サイト“Did You Know Gaming ?”がオープンし、現在までに様々なトリビアが紹介されています。当記事ではそのサイトで紹介されたトリビアの中から、独自に選出した思わず「へぇ〜」と言ってしまう様な50個のネタをお届けしたいと思います。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
1. 『Plants vs. Zombies』は当初ジョージ・A・ロメロ監督の映画『Dawn of the Dead』を文字った『Lawn of the Dead』のタイトルだったが、法的な理由で現在の名称に変更された。
2. 『Epic Mickey』の終盤のシーンでミッキーが元の世界へ帰った際、彼の部屋のカレンダーは11月18日を指している。これはミッキーマウスの短編映画“蒸気船ウィリー”が公開された日であり、さらに続編の『Epic Mickey 2』についても発売日は11月18日となっている。
3. 発売当時セガと任天堂は競合ハード会社の関係にあったにも関わらず『Jet Set Radio』に収録されているGuitar Vaderの“Super Brothers”では、歌詞でマリオブラザーズの事を歌っている。
“Come we(re) going to rescue Peach. We(re) Super boys. 1234567, we like mushrooms”
4. 『テトリス』は宇宙でプレイされた初のゲーム。宇宙空間で196日間、地球を3000周回以上したゲームボーイとソフトは1996年に1200ドルの価格で落札された。
5. 海外アニメ『サウスパーク』のエピソード“Whale Whores”にて音楽ゲームの『Rock Band』が登場し、当時は未収録であったレディーガガのPorker Faceをキャラクター達が演奏する場面が放送、その後ダウンロードコンテンツでカートマンが歌うスペシャルバージョンのPoker Faceの配信が実現した。(参考リンク)
6. 『Fallout 3』や『Fallout: New Vegas』に登場する核兵器“Fatman”(ヌカランチャー)のリロード終了時になるベルの音は、ベセスダ開発チームのランチルームベルの音。
7. 『Deus Ex: Human Revolution』に登場するドロップシップ“B-EE 008”は、開発の初期段階と見られるプリレンダムービーでは“800-B-EE”と表記されている。これは頭文字の8をBと空目しBoobie(スラングでおっぱい)と読まれる可能性がある為、変更されたと見られている。(参考リンク)
8. Wii Uの『Zombie U』はUbisoftが初期にリリースした『Zombi』と共通する部分がある。プレイヤーは体力が無くなった後にゾンビ化して徘徊し、次第にゲームオーバーになるなど、共通するテーマやメカニックが確認出来る。
9. 『ロックマンDASH』の海外版『Mega Man Legends』では、国内版と異なり動物に対する攻撃が制限されている。(参考リンク)
10. マリオと『The Elder Scrolls V:SKYRIM』のParathurnax(パーサナックス)の声優は同じCharles Martinet氏、ピーチ姫/キノピオと『Halo』のコルタナはJen Taylor氏が演じている。
11. 『Halo: Reach』のマルチプレイに登場する“Hell's Jerome”メダル(リビングデッドで死ぬ事無く15キル)は、Bungieの警備責任者“Jerome Simpson”氏を元に名付けられている。
12. 『Borderlands 2』に登場するキャラクターのMichael Mamarilは、22歳でこの世を去った実在の人物を元にしている。Mamarilさんの友人がGearboxに向けて生前ファンだったというClapTrapに追悼をして欲しいとする手紙を出したところ、Gearboxはその頼みを満足させるだけでなく、Borderlands 2のキャラクターとして出演させた。
13. 2010年に『Donkey Kong Counrty Returns』が発売された際に、UKゲームショップの“GAME”及び“Gamestation”では、先着20名限定で“バナナ”とゲームソフトを交換する事が出来た。
14. 韓国版『ソウルキャリバー』の第一作目と第二作目では、登場キャラクターの御剣は、眼帯を付けた茶髪のARTHUR(アーサー)というモデルに変更されている。アーサーは国内でも後のシリーズで登場を果たす事となり、韓国でも後のシリーズで御剣が登場している。(参考リンク)
15. Nintendo Powerの第一号で特集された『スーパーマリオブラザーズ』のハイスコアランキングリストには、元Epic GamesのデザインディレクターCliff Bleszinski氏の名前が掲載されている。そのスコアは9,999,950。(参考リンク)
16. 『Assassin's Creed』シリーズで主人公が実在の人物を暗殺した場合、その人物の亡くなった年や場所は実際の情報に基づいている事を『Assassin's Creed 3』のクリエイティブディレクターAlec Hutchinson氏が明らかにしている。
17. 第二次世界大戦後に韓国が日本文化の輸入を規制した後、セガマスターシステムやメガドライブは韓国のSamsungが流通を担当し、それぞれ“Gam*Boy”、“Super Gam*Boy”に名称を変えて発売された。またSamsungは任天堂のゲームボーイの流通も担当し、こちらは“Mini-Comboy”の名称で発売された。
18. 『Duke Nukem』は90年代カートゥーンの『Captain Planet And The Planeteers』に登場した悪役と同じ名前であり、ゲームの名称を『Duke Nukum』へ変更する事を予期されていた。しかしアニメーション側が名称の版権を所持していない事が判明し、ゲーム版『Duke Nukem』の名称が実現した。
19. 『Assassin's Creed』は当初『Prince of Persia: Assassins』として開発が進められていた。
20. FC『パンチアウト!!』に登場するロシアンファイターの“Soda Popinski”は、当初“Vodka Drunkenski”だったが、論争回避の為に変更された。
21. Atari Jaguarの型は、口内の写真を撮るデンタルカメラ用の型として再利用されている。CD Rom接続用の拡張スロットは“オプショナルドッキングステーション”として存在し、カートリッジスロットは画像の保存に使用されるメモリーカートリッジが装着出来る。ちなみに価格は5000ドル。(参考リンク)
22. 2002年に発売された『Spider-Man』は、チートコードに“GIRLNEXTDOOR”と入力する事でヒロインのメリー・ジェーン・ワトソンとしてゲームをプレイ出来る。その為ゲームのエンディングに用意されているスパイダーマンとメリージェーンがキスを交わすシーンでは、メリージェーンと彼女自身のキスシーンを拝む事が出来る。しかしEレーティングのゲームにレズビアンキスシーンはふさわしく無いと見られたのか、後のバージョンでこのコードは削除されている。
23. 『リトルビッグプラネット』のとある一曲がゲームを回収させる事態となった。その原因となったのはアラビア語ソング“Tapha niang”の歌詞にコーランの一文を含んでいた為である。後のバージョンでもこの歌はゲームで聞く事が出来るものの、歌詞は削除されている。(参考リンク)
24. 『ソニックアドベンチャー2』ではグラインドシューズメーカーのSoapがスポンサーを手掛けており、ソニックの靴は他の作品と異なるデザインとなっている。Soapならではのアクションとして“グラインド”が新たに取り入れられたが、その後もソニックシリーズにおける主要なアクションの一つとなった。契約終了により本作のHD版では、Soapのゲーム内広告は取り除かれている。
25. オリジナル版『ソニックアドベンチャー2』に登場するグリーンカラーのクロスボックスは、ゲームキューブ版ではレッドカラーに変更されている。(参考リンク)
26. 『Spyro 2: Ripto's Rage!』(スパイロ×スパークス トンでもツアーズ)には、レンチを持った大きなオレンジ色の敵と小さなロボットが登場する。これは後に同開発スタジオのInsomniac Gamesから発売される『ラチェット&クランク』の元になったと思われる。(参考リンク)
27. 『Spyro 2: Ripto's Rage!』(スパイロ×スパークス トンでもツアーズ)より登場する悪役のRipto、何故か前作の日本版『スパイロ・ザ・ドラゴン』のタイトルロゴは“Ripto”とも読む事が出来る。(参考リンク)
28. 『ゴールデンアイ007』にはティモシー・ダルトンやショーンコネリー、ロジャー・ムーアのゲームモデルが存在している。チートコードを使用する事でアクセスが可能となる。(参考リンク)
29. 『KINGDOM HEARTS II Final Mix』のゲーム内コードから、映画『Toy Story』のウッディとバズの未使用モデルの存在が確認されている。(参考リンク)
30. 1992年に公開された映画『ウェインズ・ワールド』(Wayne's World)には、『Sonic the Hedgehog』のプロトタイプ版映像が収められている。映像にはMarble ZoneにUFOが登場するなど、製品版と異なるシーンを確認する事が出来る。
31. 『Serious Sam 3:BFE』の海賊版をプレイした場合、敵キャラクターの巨大スコーピオンは不死身になり倒す事が出来ない。
32. 『Marvel: Ultimate Alliance』のWii版には“サムス”と“リンク”がアンロックキャラクターとして登場予定だった。しかし上記のキャラクターを動作させているデモ映像にPS2版の場面が含まれていたため、これに激怒した任天堂は削除を要請する事態となった。(参考リンク)
33. 過去にGoldeneyeRogue Aegentエンジンを使用して『Halo DS』のデモが作られていたが、開発にゴーサインは出なかった。(参考リンク)
34. 『Halo』に登場するエリートの「ウォウォウォ」という声は、ジョンソンの「Go Go Go」の声を逆再生した声である。(参考リンク)
35. 『Witcher 2』には干し草の側でうつ伏せになり血を流しているアルタイルらしきキャラクターが居る。(参考リンク)
36. HD版『SILENT HILL 2』はバグでエンディング付近のマリアの右目は、“歯”のテクスチャへと置き換わっている。(参考リンク)
37. 『Half-Life 2』に登場する Headcrab zombieの声を逆再生すると“Help,God,Help! Help Me!”と叫んでいる。(参考リンク)
38. 『Psychonauts』はゲーマーやレビュアーから高く評価され、PC/PS2/Xboxのマルチプラットフォームでリリースされたのにも関わらず一年で9万本以下しか売れなかった。
39. Lara Croftの胸のサイズはデザイナーのToby Gard氏が誤ってサイズを150%にした事をきっかけに実現した。
40. 『バイオショック』のリトルシスターは当初モグラの様なクリーチャーで、アダムを集める為にラプチャー内を動き回る存在だった。
41. DS版『Michael Jackson The Experience』を海賊版でプレイするとブブゼラの音が鳴り響く。
42. 海外版『METAL GEAR SOLID』のオタコンの声優を担当しているChristopher Ramdolph氏は、当初はスネーク役のオーディションを受けていた。プロデューサーに代わりにオタコン役のオーディションを進められると、見た目も当時のコンセプトアートと瓜二つであり声優に選ばれた。(参考リンク)
43. 『Tiger Woods 99 PGA TOUR GOLF』の初回10万本までパイロット版『サウスパーク』の“Jesus vs. santa”の映像が収録されている。
44. NintendoはNESで編み物が出来るアタッチメントの発売を計画していた。
45. 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場する4人の大工イチロー、ジロー、サブロー、シローは、ドイツ版ではJohn、Paul、George、RingoのThe Beatlesメンバーの名前があてられている。
46. 『スーパーマリオ64』のテレサの笑い声は、クッパの笑い声の速度を上げたもの。
47. 『The Legend of Zelda: Skyward Sword』のメインテーマを逆再生するとゼルダの子守唄が聞こえる。(参考リンク)
48. 『Deus Ex: Human Revolution』のゲーム内に“Final Fantasy XXVII”のポスターがある。(参考リンク)
49. 『Far Cry 3』には“Ripped Teddy Bear”というアイテムが登場するが、これはシンプソンズのバーンズが幼少期に愛用していたテディベアのBear Bo Boから引用されている。
50. 『Half-Life』には一面Gabe Newell氏の顔が敷き詰められた隠し部屋がある。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
以上、小粒なネタから意外な事実までを収めた50個のトリビアをお届けしました。もし皆さんも何かゲームトリビアをご存知でしたら、是非コメント欄にて教えてください!
(ソース:Did You Know Gaming ?)
UPDATE: 誤字を訂正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
【こちらもチェック! 2012*年末企画記事一覧】
・『2013年期待の新作』TOP50
・『大作に隠れた良作ゲーム』TOP10
・ 時代と共に変わる『人気ゲームキャラクター達の進化図』
・『メタスコアで見る今年の残念ゲー』TOP20
・『Game*Sparkスタッフが今年最も遊んだゲーム』TOP5
・『凄く遊べる原作物キャラクターゲーム』TOP5
・『海外で最も評価された国産ゲーム』TOP20
・『ランキングネタ・TOP10系記事』TOP10
・『ゲーム創作コンテスト』結果発表!
・ 忍耐!『Valveタイムひとまとめ』
・ 海外で密かにブームを見せる都市伝説ゲーム『スレンダーマン』特集
・『厳選!海外セクシーゲームコスプレ写真集』30ショット+オマケ
・ あぁ、あの頃君は若かった!『海外クリエイターの昔と今』
・『十年以上の時を経て今年再始動した名作』5選
・『最もたくさん読まれた記事』TOP10
【関連記事】
海外サイトが選ぶ『ゲーム業界で起こっていた知られざる20の出来事』
Game*Spark大喜利『ゲームのウソトリビア』審査結果発表!
Game*Sparkリサーチ『あまり知られていないゲームのトリビア』結果発表