新たなゲームモードの追加や、グラフィックの刷新、新物理エンジンの実装など大幅なアップデートを予定している『World of Tanks』。実装予定であるクランシステムの新要素「拠点」と、「ヒストリカルバトル」について解説する特設ウェブサイトが公開され、詳細に解説するデベロッパーダイアリーが登場しました。
今までの「クランウォーズ」で使用されてきた「グローバルマップ」には様々な問題がありました。領土の大半はトップクランにより占領されており、他のクランが上陸戦で勝利を収め、領土を手にするのは困難を極めます。そこで新たに「拠点(Fortifications)」というモードが開発されました。
拠点はゲーム内のすべてのクランに与えられ、使用するためには一定数以上のクランメンバーが必要があります。またこの拠点は別クランと戦闘をすることで得られる「資源(Resources)」を使って、設備を建設することが可能で、それによって「リザーブ(Reserve)」と呼ばれるクラン専用のミニイベントが適用され、3~4時間ほどの様々なボーナスを得ることができます。そして、要塞開発レベルをあげていくと要塞の攻防戦に参加できるようになり、熾烈な戦場へと赴くことになります。
このモードは今まであった「グローバルマップ」とは独立した別のモードとして開発されており、トーチカによる火力支援や爆撃/偵察要請、地雷の設置などの新機能を使うことで、戦闘がよりユニークなものとなるようです。
2つ目に紹介されているのは「ヒストリカルバトルモード」。ゲームとしてのバランスを取るために試行錯誤を繰り返し開発されています。現在の最も新しいマッチングシステムは、少数の重戦車と複数の中/軽戦車を組み合わせたチームが編成され、偵察や戦闘支援に配備された戦車は撃破されてもリスポーンすることが出来るというもの。これによって、より積極的な支援を行うことができ、今までとは違った戦場を体験することができそうです。
また今年末にリリースを予定している「ガレージバトルモード」についても触れられており、撃破時にガレージにある車両で再出撃が出来るようになるようです。まだ開発中であり、ゲームモードの詳細な仕様については決まっていません。
今年大幅な進化を遂げる『World of Tanks』。この機会にプレイしてみるのもいいかもしれません。
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