パイ インターナショナルは、アートブック「アート オブ グラスホッパー・マニファクチュア」発売を記念し、都内の紀伊國屋書店新宿本店で須田剛一氏(SUDA51)とイシイジロウ氏による“須田剛一×イシイジロウトークイベント&須田剛一サイン会”を開催しました。多くのファンが詰めかけたイベントレポートをお届けします。
「アート オブ グラスホッパー・マニファクチュア」は、ゲームクリエイター須田剛一氏率いるグラスホッパー・マニファクチュアの全作品アートワークから、厳選された作品を集めた書籍です。
トークショーは、須田剛一氏とイシイジロウ氏が大きな拍手に迎えられてスタート。2人の出会いから始まり、その発端はゲームクリエイターが集う飲み会で偶然隣同士になったからのようです。イシイ氏の紹介の後、グラスホッパー・マニファクチュアが現在までに開発したタイトルを紹介するショーリールを会場限定で披露しました。
2003年までのショーリールは『シルバー事件』や『花と太陽と雨と』、『シャイニング・ソウルII』、『killer 7』そしてお蔵入りになったタイトルを含めた歴代作品を紹介。須田氏によるとゲームキューブで発売された『killer 7』は、当時プロデューサーだった三上真司氏が、須田氏の特色を全て出すことを許可したことから独特なゲームになったのだとか。続いて2013年までのショーリールでは『NO MORE HEROES』や『Shadow of the DAMNED』、『ロリポップチェーンソー』を含めた作品が披露されました。
EAとグラスホッパー、そして三上真司氏がプロデューサーとしてタッグを組み開発された『Shadow of the DAMNED』は、キャラクターや武器、そして米国のマーケティングに苦労したそうです。その経験の後に開発された『ロリポップチェーンソー』は、PVを海外のパブリッシャーに披露した時に、大爆笑を呼ぶような反響を得ることが出来たとのこと。トークショー終盤には、ファンからの質問に須田氏が答え、作品の設定が決定された経緯などを話しました。
須田氏は、トークショー終了後に開催されたサイン会で、ファンといっしょに写真撮影を行うなどして交流していました。
■須田剛一氏
■イシイジロウ氏
■「アート オブ グラスホッパー・マニファクチュア」
編集部おすすめの記事
連載・特集 アクセスランキング
-
海外レビューハイスコア『サガ エメラルド ビヨンド』―これは『サガ』ファンのための『サガ』だ
-
【吉田輝和の絵日記】美少女がド派手にスタイリッシュアクション!『Stellar Blade』体験版をプレイ
-
海外レビューハイスコア『Stellar Blade』―魅力的なヒロインの外見の下には素晴らしいゲームが広がっている
-
自分の作ったキャラたちでハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活の日々『ととモノ。』再び!さらなる新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター【プレイレポ】
-
自分だけの集落と軍隊を作って王権に立ち向かう最大4人協力プレイ対応オープンワールドサバイバル登場―採れたて!本日のSteam注目ゲーム10選【2024年4月24日】
-
『ゼンレスゾーンゼロ』リリース前に「推しキャラ」を探せ!刺さるキャラがきっといる、癖が強めな『ZZZ』人物・陣営をご紹介【増幅テスト】
-
【特集】『Incursion Red River』はなぜヒットした?完全PvEの『タルコフ』ライク、リアルだけど少しカジュアルに
-
「デッキ構築×SRPG」で新たな面白さを生み出した!アクワイアの『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』は人気ジャンルに一石を投じる意欲作【インタビュー】
-
『Don't Starve』開発が贈るハクスラACTが早期アクセス開始!最大4人の協力プレイにも対応―採れたて!本日のSteam注目ゲーム12選【2024年4月25日】
-
圧倒的にリアルな中世シミュレーション『Manor Lords』を先行プレイ。“新米領主”となって資源確保、生産管理、農耕など都市建設を体験【プレイレポ】