気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Weird and Wry開発、PC/Mac/Linux向けに4月19日正式リリースされたコロニー建設シム『The Spatials: Galactology』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、新たな惑星においてコロニーを建設するシミュレーションゲーム。銀河一のコロニーを建設することを目指しますが、その過程において、多くの敵や味方が現れることになります。コロニーが有名になれば、他の星からの移住者などもやってきたり、資源が足りなくなれば他の星に侵略して資源を奪うようなことも可能です。しかしその逆もまた然り…
『The Spatials: Galactology』は1,280円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Carlos:Carlosと言います。Weird and Wryという、スペイン人兄弟2人でやっている、とても小さなゲームスタジオの1人です。私はバルセロナに住んでいて、弟のMaxは東京に住んでいます。私がフルタイムで『Galactology』のプログラミングを担当し、弟がパートタイムでグラフィック担当と、日本語の勉強をしています。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Carlos:本作の元となる『The Spatials』の開発が始まったのが2014年です。私たちはソフトウェア業界で長年働いていた時に仕事が合わず、自分たちが好きなゲームを作りたいと思いました。『Galactology』は『The Spatials』の新バージョンで、開発は2016年にスタートしました。
――本作の特徴を教えてください。
Carlos:本作は基地の建設と宇宙の探索を組み合わせた、ユニークなシミュレーションゲームです。シミュレーションのマネージメント部分に焦点を当てており、楽しいですよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Carlos:本作は私たちが若い頃に遊んだ、たくさんのマネージメントシムから影響を受けています。『テーマホスピタル』、『トランスポートタイクーン』、『A列車で行こう』、『Evil Genius』、『Startopia』などですね。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Carlos:もちろん対応させたいです!弟にはもっと日本語を勉強して、日本語訳をやってくれとしつこく言っています。かなり大変な作業になるでしょうが!本作ローンチ後、日本からの要望が多くあれば、必ず日本語対応の検討はさせていただきます。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Carlos:私たちは日本が大好きです!弟が東京に住んでいますし、私も彼に会いに行ったことがあります。本当に大好きですよ。皆さんも、本作を気に入ってくれると嬉しいです!
――ありがとうございました。
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