気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Tonguc Bodur氏が開発、PC向けに5月25日リリースされた散歩シミュレーター『Drizzlepath: Deja Vu』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、綺麗な風景の中を歩き回ることができる散歩シミュレーター。クリックなどの操作をする必要はなく、ただその世界を歩き回り、探索することで謎を解き明かして行きます。Tonguc Bodur氏自身が2015年に開発した『Drizzlepath』へのオマージュであり、プレイ時間は30~60分を想定しているということです。
『Drizzlepath: Deja Vu』は390円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Tonguc Bodur氏(以下Bodur氏):こんにちは、Tonguc Bodurです。私はグラフィックデザイナーなのですが、ここ数年はゲーム開発も行なっています。時間がある時にはゲームで遊んでいますよ。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Bodur氏:『Drizzlepath: Deja Vu』の開発は数ヶ月前から開始しましたが、その裏には多くの背景があります。本作は私の作った『Drizzlepath』のリメイクに近いもので、何年もこれを作りたいと夢見ていました。
――本作の特徴を教えてください。
Bodur氏:本作は、「vistas(眺望)」とも言えるでしょうか、3Dの風景の中を歩き回り、見て回るゲームです。プレイヤーが様々な風景の中を散策している間、ナレーターが同行し、命について話してくれます。本作では素晴らしいBGMもお楽しみいただけます。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Bodur氏:ここ数年いくつかのゲームを作ってきたのですが、本作は私が作ったこれらすべてを参考にして作られています。先ほど述べましたように、本作は私の最初の作品である『Drizzlepath』のリメイクに近いものであり、多くの要素を受け継いでいます。私の作るすべてのゲームは最初の散歩シミュレーターとも言える、Chinese Room開発の『Dear Esther』からアイデアをもらっています。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Bodur氏:もしいつか私の作品をローカライズできるほどの収益が得られましたら、日本語はぜひ対応したいと思っています。初代『Drizzlepath』は技術的な問題で無理なのですが、他の自分で作ったすべての作品をローカライズしたいですね。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いいたします。
Bodur氏:日本人の方達は写真を取るのが好きですよね。本作では、ゲーム内でスクリーンショットという方法で素晴らしい写真を撮ることができます。トルコからこのメッセージを送ります!
――ありがとうございました。
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