気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Chance6 Studios開発、PC/Linux向けに9月14日リリースされたサバイバルホラー『COLINA: Legacy』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、3人称視点のサバイバルホラー。祖母の家で目覚めたAlexはただ一人、パズルを解きながら脱出を目指します。『バイオハザード4』のような肩越し視点を採用し、昔のホラーゲームへのオマージュとして開発されたとのこと。記事執筆時点で日本語には対応していません。
『COLINA: Legacy』は980円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Steffano de Moura氏(以下de Moura氏):リードプログラマーとテクニカルディレクターを担当するSteffano de Mouraです。現在33歳で、二児の父です。13歳の頃、PCがなかったので紙にプログラムを書き、それがこのキャリアのスタートとなりました。これまでウェブ、デスクトップ、モバイル、バックエンドなど、様々な開発に携わってきましたが、2008年からはゲームエンジンでの開発を始め、今ではゲーム開発が一番気に入っています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
de Moura氏:本作の開発は、2015年に週末や祝日を使って始まりました。当時は普通の仕事についていたので、開発に時間を割くことはあまりできませんでした。開発はすべてオンライン上で行われ、チームメンバーがこれまで実際に会ったことはありません。この度ついに完成しましたので、皆さんに遊んでいただけるのをとてもワクワクしています。
――本作の特徴を教えてください。
de Moura氏:本作は古典的ホラーゲームへの感謝を示した作品で、パズル要素は脱出ゲームをプレイするかのように難しくなっています。ストーリーには様々な要素が含まれており、驚くような展開もあります。物語が進むに連れ謎が紐解かれて行き、報われたように思えるよう、ゲームデザインをしっかりと練りました。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
de Moura氏:古典的作品の大ファンですので、本作独自の要素は保持しながらも、『サイレントヒル』、『バイオハザード』、『ALAN WAKE』、『アローン・イン・ザ・ダーク』から影響を受けています。私たちの目標は、緊張感がありつつもプレイヤーを驚かせるような展開を提供するということです。
――本作の日本語対応予定はありますか?
de Moura氏:多言語対応を計画しており、日本語はその中の一つです。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
de Moura氏:『COLINA: Legacy』に興味を持っていただき、ありがとうございます。遊んでいただけましたら、ぜひSteamレビューをお願いいたします。本作を楽しんでいただけると嬉しいです。
――ありがとうございました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
【漫画じゃんげま】416.「脱出の準備」の巻
-
【特集】『百英雄伝』はなぜヒットした?伝説のRPG『幻想水滸伝』のスタッフが贈る、正義と真実の物語
-
今週発売の新作ゲーム『Sea of Thieves』『フロントミッション セカンド:リメイク』『FOREVER BLUE LUMINOUS』他
-
大自然でまったりと暮らすやさしいサバイバルゲーム『Under Canopies』がリラックスしながら遊べそう―非暴力の平和な世界でスローライフ満喫【今週のインディー3選】
-
ハードで激しいアクションRPG『No Rest for the Wicked』早期アクセス版プレイレポ!『オリ』シリーズ開発元新作はまだ課題も多し
-
『崩壊:スターレイル』渋谷・宮下公園にリアル「ピノコニー」登場!一周年記念イベントを“ファン目線”で楽しんできた【イベントレポ】
-
おバカゲーと思いきや…新感覚過ぎる2DローグライクACT『Footgun: Underground』は剣の代わりに“サッカーボール”が武器!何度も挑戦したくなる高い中毒性も魅力【先行プレイレポ】
-
GWは皆で集まれるチャンス! 『Slay the Spire』の元ネタを含む名作ボードゲームを5つ紹介【特集】
-
【吉田輝和の絵日記】美少女がド派手にスタイリッシュアクション!『Stellar Blade』体験版をプレイ
-
【読者の声】2024年5月発売の新作ゲームは何を買う?―注目タイトルまとめ!