2016年に登場して高い評価を受け、今年7月には無料拡張「Advanced Gungeons & Draguns」が配信されたローグライク弾幕シューティングゲーム『Enter the Gungeon(エンター・ザ・ガンジョン)』ですが、デベロッパーDodge Rollは前述の無料拡張に続いて配信予定であった有料拡張の開発を中止すると発表しました。
redditへの投稿によればアイテムや銃、敵が相互作用するゲームの性質上、新たなコンテンツを追加することは長年にわたるコードを辿り、アイテムの組み合わせがゲームを壊さないようにする複雑な作業であり、小規模な開発チームにとっては厄介なものだったそうです。また、5年間の開発で『Enter the Gungeon』では実現不可能(ゲーム全体の再構築なしで)な沢山のことを学ぶとともに、それらのアイデアを新しいゲームで実現することに興奮しているとし、技術的および創造性の観点から前に進む必要があると説明しています。
現在Dodge Rollは中止された有料拡張に代わる無料の最終アップデートに着手。このアップデートではいくつかのバグの修正、ランダムな装備でスタートする新キャラクター“Paradox”、多くの新しい銃(~20)、新アイテム(~10)、新シナジー(~?)などを特色としています。コンソール版(特にニンテンドースイッチ版)のパフォーマンス改善も含まれており、年内に認証段階への突入を目指しています。
アップデート配信後の予定については、今後数年間の人生を過ごす新しいゲームに取り組むとのこと。まだまだ初期の段階であるため詳細は明かされていないものの、多くの点で『Enter the Gungeon』よりも野心的であり、基盤を強固にして『Enter the Gungeon』ではできなかったことや不完全だったことを次のレベルに引き上げると伝えています。
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