●VG247: 100/100
昔の作品がリマスターされる時、何より大事なのは、「台無しにしないでくれ」と言うことだけだ。モノリスソフトと任天堂は見事にこのWiiの名作をより良いものとし、人々が今プレイすべきバージョンを届けることに成功している。いくつかオリジナルでイライラした部分は手を加えられていないし、パフォーマンスは堅実ながらも完璧とは言えない。しかし、そんなこと大したことではない。本作は、スイッチを持っているRPGファンにとってプレイ必須の一本だ。
●Nintenderos: 95/100
●Hobby Consolas: 92/100
本作はそのタイトル通り、あの素晴らしいJRPGを最大限に楽しむことができる。しかしすべての歓迎すべき変更点・改善点なんかより、2011年(注:海外Wii版は2011年発売)に発売されたオリジナル版の多くの要素(ストーリーや戦闘)が、2020年でも当時と同じように楽しめると言うことが素晴らしい。モノリスソフトは確かに未来を見ていた。
●Jeuxvideo.com: 90/100
●AusGamers: 90/100
本作は『ゼノブレイド2』と同じく、壮大で様々な要素が満載だ。そしてこの『ディフィニティブ・エディション』は、広大で豪華な世界の探索から思い出に残るストーリー、そして一流のサウンドトラックまで、すでに素晴らしかったRPGの素晴らしいリマスターとなっている。
●Wccftech 90/100
●God is a Geek: 90/100
●COGconnected: 90/100
●IGN: 80/100
所々物足りない部分はあるものの、本作は評判の高かったオリジナル版にふさわしいリマスターだ。8年の時が流れたが、カスタマイズ要素のいくつかや過剰な稼ぎ要素は変わっていない。しかしストーリーと戦闘は相変わらず素晴らしい。新しく追加された「つながる未来」は、特出して良い出来と言うわけではないが、グラフィックの一新は素晴らしく、(小さなことだが)遊びやすさも改善されており、本作を『ゼノブレイド』における最高のバージョンとしている。
●Comicbook.com 60/100
本作には残念なことだが、ニンテンドースイッチの幅広いラインナップを見れば、JRPGをそれほど必要とされていない。もし本作が以前から気になっており、Wii版と3DS版をプレイし損ねていたのなら、たとえそれが多少の「後退」だと感じたとしても、スイッチ版を手に取るのは自然なことだろう。もし本作をすでにプレイし、気に入っていたのなら、「つながる未来」は本作をまた手に取る十分な理由になる。しかし、もしあなたがただ幅広くゲームに興味があると言うだけならば、おそらく他に時間の有用な使い方があるはずだ。もし戦闘システムにしっかりと手を加えていたのなら、それはもう『ゼノブレイド』ではなくなってしまうだろうけども、私はもっと本作を楽しめただろう。
ニンテンドースイッチを対象に5月29日発売予定の『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、89点(総レビュー数54件)をマークしています。
『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』は、2010年に発売されたWii向けRPGのリマスター版。HD画質となったグラフィックやキャラクターモデリングの一新、新規収録された一部楽曲に加え、UIの調整で遊びやすさも向上。後日譚を描く追加ストーリー「つながる未来」も収録されています。メディアレビューでは、多少の不満点はあるものの、10年前の作品とは思えないほど今でもしっかり楽しめると高評価。当時オリジナル版をプレイした人もしていない人も、名作JRPGをどっぷりと楽しんでみてはいかがでしょうか?
『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』は、ニンテンドースイッチを対象に5月29日発売予定です。
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