美麗なアニメーションと簡単な操作で魅せる！ライトな横スクACT『Magia X』【爆速プレイレポ】

最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない！」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2021年2月25日に早期アクセスが終了となった、Superacidの『Magia X』について生の内容をお届けしたいと思います。

『Magia X』とは

世界がカオスに脅かされつつある中、カオスの影であるカルマを浄化するため世界を巡る英雄譚という王道ファンタジーがベースの2Dアクションゲームです。本作品は元々、スマートフォンでリリースされていた『マギア カルマサーガ』を買い切りのタイトルとして作り直したもの。ストーリーを進めるのに必要だったスタミナやガチャが廃止されたことと、簡単な操作でハデなアクションができるのがウリというのが魅力となっています。

それでは早速、気になるプレイ内容をお届けしましょう。

サクサクと進むリニアストーリー

ゲームを開始すると宿屋に宿泊している4人の中から好きなキャラクターを選んで欲しいと言われます。早速気になる一番左の「カプマニエル」を選ぼうと思いますが、プレイした発売直後のタイミングでは不具合のため、一番右の「エデル」しか選択できない状態となっていました。（3月3日段階では修正済みです。）

すこし残念な気持ちを抑え、スタリッシュなコンボができるという文言にワクワクしながら彼でゲームを始めましょう。

かなり綺麗なオープニングアニメーションと共に、彼には記憶がないことが明かされます。そして、彼の目的は記憶を取り戻せるという「記憶の庭園」という場所に向かうことで、そのために人の多いグラノス王城の宿屋に部屋を取ったということらしいです。

宿屋で「ピース」という女性から料理の素材を集めるのを手伝って欲しいと依頼を受けることになります。王城内のマップは広いのですが、右上の次回目標をクリックすると即座に目的の位置までショートカットで進むので、迷っても大丈夫なのは嬉しいところです。

本作品はキーボードの十字キーで移動、SHIFTで回避行動。Xで攻撃、Cでジャンプ、Zでスタイルムーブというキャラクター独特の行動が可能です。通常攻撃の連携回数に応じてスタイルムーブを行うことで回数に応じた特殊な技を放つことができます。コンボという文字だけ見ると格闘ゲームのように難しいのかも？と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

ひたすら通常攻撃を連打しているだけでも見栄えの悪くない連続攻撃を行えます。雑魚相手なら簡単になぎ倒せるので爽快感もあります。

マップを進むと、どうやらボスっぽい相手に遭遇しました。雑魚を伴って登場しましたが初回ミッションだけあってか簡単に倒せてしまいやや拍子抜けといったところです。

ですが、ミッションを行ったことで報酬も貰えたようです。武器や防具は現在装備しているものより良い物を手に入れれば、その場で交換するかどうかも尋ねられるのでかなり親切な仕様になっています。

前回のミッションで、気になる声を聞いたエデルはもう一度東の森へ向かうことにしました。ウサギみたいな見た目の『ルックス』という謎の生物がモンスターに絡まれているので助けることに。ただ、モンスターを蹴散らした後も延々と沸いてくる数にどうすることもできなくなり絶体絶命のピンチに陥りますが、助けが来ることで切り抜けます。

そして、ルックスは精霊獣でエデルにしか見えていないこと、どうやらエデルは何者かに選ばれた存在であることなど色々な情報を知ることになります。モンスターはカルマという邪悪に蝕まれており、倒すことでルックスが浄化し、エーテルという物質に変化させるようです。

基本的には右上の目標をたどることでお話はどんどん進んでいきます。導入のチュートリアルを兼ねたシナリオでは、依頼所に登録し、様々な依頼やサブクエストを受けられるようになります。世界を股にかけた英雄譚はまだまだ続きますが、その先は是非自分の目で確かめてみてください。

ハマリこむハクスラ要素も

メインミッション外では、街の外のダンジョンへは何度も挑戦可能になっており、マップごとにアイテムや武器防具の強化素材も手に入ります。本作品の武器の強化は往年のMMORPGのような強化形式になっており、分かる人には『ラグナロクオンライン』の鍛冶屋といえば伝わるのではないでしょうか。

おわりに

よく揺・・・動くアニメーションと魅力的なキャラクター。日本語吹き替えには有名声優を起用するなどグラフィックやUXに関しては非常に綺麗な作品でした。反面やや日本語訳に難がある部分もあります。

ですが、沼ともいえるハクスラ要素など解禁されるであろうキャラクターたちの動きも気になるだけに個人的に最後までプレイしてみようと思う次第です。