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海外版『ストII』『ベア・ナックル』などのパッケージアートを手掛けたアーティストが死去

癌との闘病生活の末とのこと。筋肉質なキャラクターや勢いのある構図のアートが特徴的でした。

ゲーム文化 カルチャー

ストリートファイター II』などの海外版パッケージアートを手掛けたアーティストのMick McGinty氏が、癌のために亡くなっていたことがわかりました。

Mick McGinty氏は、海外版『ストリートファイター II』や『Street of Rage 2(ベア・ナックルII)』『3』、『シャイニング・フォース』など多くのゲームのパッケージアートを手掛けたことで知られるアーティストです。筋肉質なキャラクターや勢いのある構図などが特徴的でした。この訃報は、Mick McGinty氏の息子であるJobeyMcGinty氏のツイートにより伝えられたものになります。

Jobey氏によると、現地時間9月18日の午後10時14分、癌との闘病生活に亡くなったといいます。Mick氏は5歳のとき、兄よりも飛行機が上手に描けたという体験がきっかけとなってフリーのイラストレーターとして活動、2007年にはアリゾナ州で自身のファインアートや油絵の制作に専念していたそうです。

亡くなるほんの数週間前まで「本当の意味で完成させるために、いくつかの作品にあと1時間をかけなければならない」と考え、何年もかけて描いた絵を見て「あの青をもう少し深くしたかったな」「あの木にもう少し影をつけたかったな」と、最後まで自分の作品に満足しきるということが無かったといいます。

《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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