武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】

ソウルライクが苦手な筆者も、やがて楽しく遊べるようになったその仕組みとは。

PC Windows
武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】
  • 武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】
  • 武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】
  • 武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】
  • 武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】
  • 武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】
  • 武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】
  • 武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】
  • 武器組み換えで自分だけの戦い方を!強化でメキメキ強くなれる『Lies of P』はソウルライクが苦手でも遊んでみてほしい【先行プレイレポ】

2023年9月19日(上位版購入者は9月16日)にNEOWIZより発売される新作ソウルライクアクション『Lies of P』。Game*Spark編集部ではこの度、発売に先駆けて同作を先行プレイさせていただく機会を得ましたので、本記事ではその内容をお届けしたいと思います。

なおプレイしているのはPC版で、Xboxコントローラーを使用しています。発売後ビルドとは一部異なる点が含まれる可能性があるので、ご了承ください。

武器組み換えで自分好みの武器を作ろう!

本作は、童話「ピノッキオの冒険」をベースにしたダークな世界設定が特徴のソウルライクアクションRPGです。ディズニー映画「ピノキオ」の影響もあり、同原作には可愛らしいイメージがありますが、実は原作は恐ろしい部分も多数……。本作ではそんな童話の暗い一面にフォーカスを当てています。

主人公のP。美少年!

舞台である「クラット」は楽観主義と経済的繁栄に包まれていた19世紀後半・ベル・エポック時代のフランスがベースとなっており、美しくも闇のある世界が描かれます。主人公であるPは病が蔓延し狂気に包まれてしまったクラットを舞台に、敵対する機械人形たちに立ち向かいます。

ピノキオということもあり、「嘘」もひとつのテーマに。戦闘自体に大きな影響を及ぼすわけではないものの、嘘をつくことで「人間性」を獲得することができるほか、最終盤では人間性の数値によってエンディングが分岐します。

ゲームプレイとしては、『DARK SOULS』などに代表されるソウル系アクションの流れを汲んでいます。行く手を阻む敵たちと対峙しながら拠点を渡り歩き、手に入れた経験値で自身を強化しながら強大なボスに挑むという基本的な流れはそのままです。

一発の攻撃のモーションが重く、難易度が高めであるという点も同じなので、「ソウルライクは難しくて苦手だからいいや……」と思っている方もいるでしょう。実際、ソウルライクが得意でない筆者も本作の記事を任されるまではそう考えていました。

しかし今回のものを含めた先行プレイを重ねていく中で、自分が本作のアクションに適応できていることに気づきます。そう、本作には、もしあなたがソウルライクに苦手意識があったとしても、本作のとある「特徴的な要素」によって楽しいと感じられるかもしれません。

それはずばり、武器組み換えシステムです。本作においてPが敵に振るう武器はいずれも刃の部分と柄の部分が取り外し可能で、複数の武器のパーツを組み替えてお好みの武器を作ることができるのです。

「武器の軽すぎて爽快感がない……」、わかります。「重い武器は隙が大きいし、スタミナ消費が激しくて苦手…」、わかります!! しかし本作では、「今の状況に有効だけど、使い勝手が苦手な武器を無理に使う」という必要がありません。

例えば機械人形に有効な電撃武器を扱いやすい刀の柄と組み替えて戦いやすく弱点を突く構成にしたり、重い武器の刃を素早く攻撃を繰り出す短剣の柄に取り付けたりと、工夫次第でプレイヤーに有利な武器を作成できます。柄によって武器を振るうモーションも変わってくるので、自分好みの構成を探すのが楽しみのひとつです。

また、刃と柄には「フェーブルアーツ」という固有能力が割り当てられており、組み替えての使用ができるのも利点のひとつ。相性が良い能力同士を組み合わせる手段などで、ボスやザコ敵の傾向によって柔軟に戦い方を変えられるのは非常にユニークかつ遊びやすいと感じました。

パペットストリングで敵を引き寄せている様子。

そしてもう一つ戦術に幅を持たせてくれるのが、リージョンアームの存在。人形であるPの左手は、様々な能力を持つ腕に付け替えできるようになっており、遠くのザコ敵を引き寄せる「パペットストリング」や、溜めて近距離で電撃をぶっ放す「フルミニス」など、こちらもガラッと戦術を変えさせてくれます。

本作のボスとして立ちはだかる敵はいずれも巨大で好戦的です。地面が毒沼だったり、2枚の盾を持って正面攻撃を防いできたりと、一筋縄ではいかないものも多数待ち構えます。しかしながら、自分好みに作り上げた武器や装備で挑めば、しっかりと渡り合えるようになっているはずです。

攻撃を避けながらRBでダメージを削っていき、敵のHPバーが白くなったら大チャンス!RTで繰り出せる強技をヒットさせてスタッガー状態に持っていけば、大ダメージを与える超強力なフィニッシャー攻撃が行なえます。相手に押され気味になりがちな戦闘において、「次はこっちのターンだ!」というような優位感に浸れる最高に気持ち良い瞬間です。

アップグレードでメキメキ強化!

強化が目に見えて強くなるという点も注目すべき点です。本作には様々な強化が存在し、Pの能力を高めてくれます。ひとつは『DARK SOULS』で言うところの「ソウル」にあたる「エルゴ」を集めて拠点で使用することで行える身体能力の強化。体力やスタミナに加え、属性耐性や攻撃力もアップすることができますが、エルゴを大量に消費するため、振り分けに悩みます。

マップの隠しエリアなどで手に入る「隠された月長石」が必要な武器強化も、拠点で行えます。隠された月長石はやや見つけるのが大変な分、強化による効果もしっかりと感じることができるので、よりボスに対処しやすくなるでしょう。

そして最も大きな強化となるのが、「P機関」というシステムです。強ボスの撃破などで手に入る「クオーツ」を使うことで行えるスキルツリー的な強化システムとなっており、連続回避やリージョンアームの使用ゲージ拡張、回復アイテムの使用回数増加やスタッガーの有効時間延長など非常に有用な強化が手に入ります。

ゲームを進めていくにつれ敵もどんどん強くなっていくようですが、これらの強化とプレイヤーの腕前の上昇で程よい難易度に感じられるはず。もしかしたら、ソウルライクへの苦手意識も取り払えるかも……?

最後に、体験版とのバランスの違いについて触れておきます。体験版では敵がかなり強く感じられ、序盤の道中で出てくる中ボスでさえもかなり苦労させられました。

今回のビルドでも敵の攻撃手段の手強さ自体は変わっていないのですが、強化による効果がより鮮明に感じられ、難易度的な面でより遊びやすくなっているように感じます。合同インタビューで開発者が発した「ほとんどを作り直したといっても過言ではない」という言葉は、意外と「嘘」ではないかもしれません。


『Lies of P』はWindows(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneを対象に9月19日(限定版は9月16日)発売予定。Xbox/PC Game Passにも対応しているので、試しに合うか合わないかだけでも……いかがでしょうか?


Lies of P(ライズ オブ ピー) -PS5
¥6,836
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
Lies of P(ライズ オブ ピー) -PS4
¥6,836
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. 『Escape from Tarkov』PvEモードは「現段階でEoD版全員分のサーバーリソースが用意できない」と公式声明―正式版リリース時にはPvEのMODサポート追加や旧価格でアップグレードしたユーザーへ追加特典も約束【UPDATE】

    『Escape from Tarkov』PvEモードは「現段階でEoD版全員分のサーバーリソースが用意できない」と公式声明―正式版リリース時にはPvEのMODサポート追加や旧価格でアップグレードしたユーザーへ追加特典も約束【UPDATE】

  2. 『ベイグラントストーリー』『ICO』インスパイアの3Dメトロイドヴァニア『Twilight Bastion』デモ版がリリース決定―ソウルライク要素も存在

    『ベイグラントストーリー』『ICO』インスパイアの3Dメトロイドヴァニア『Twilight Bastion』デモ版がリリース決定―ソウルライク要素も存在

  3. PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

    PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

  4. 話題のADV『バニーガーデン』Steam版にパッチ配信!プレゼントとフードで前に戻れない、ミニゲームで特定の下着が見られないなど不具合修正

  5. 怪異判定ADV『奇天烈相談ダイヤル』大型アプデ版Steamにて無料リリース―資料と会話から矛盾を見つけ相談者の悩みを解決

  6. 『GUILTY GEAR -STRIVE-』新キャラ「スレイヤー」5月30日より配信開始!新バトルステージ「Amber Fest with Kind Neighbors」も追加へ

  7. 美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう

  8. 『Mortal Kombat 1』次期DLCキャラ「ホームランダー」チラ見せ! ドラマ「ザ・ボーイズ」より参戦

  9. 『マブラヴ』シリーズロボACT『Project MIKHAIL: A Muv-Luv War Story』正式リリース―サバイバルモード実装や「特別任務」追加の大型アップデート実施

  10. デスクトップ画面端に置いてながら作業可能な農業シム『Rusty's Retirement』発売―日本語にも対応

アクセスランキングをもっと見る

page top