アニメ調グラフィックで爽快アクション!シングルプレイRPG『BREAKERS』試遊レポ&インタビュー【TGS2023】 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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アニメ調グラフィックで爽快アクション!シングルプレイRPG『BREAKERS』試遊レポ&インタビュー【TGS2023】

グラフィックやアクションは今風ながら、明るくアッパーな雰囲気はどことなく懐かしさも感じさせるゲームでした。

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アニメ調グラフィックで爽快アクション!シングルプレイRPG『BREAKERS』試遊レポ&インタビュー【TGS2023】
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◆VIC GAME STUDIOS代表取締役 李 同校氏インタビュー

――まずはVIC GAME STUDIOSについて教えてください。

李 同校氏(以下、李)2020年に設立されたVIC GAME STUDIOSは韓国に本社を構える企業で、日本支社となるVIC GAME STUDIOS JAPANは2022年に設立されました。今年の5月に第1弾タイトル『ブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate』をリリースしており、『BREAKERS』は弊社初のオリジナル作品となります。

VIC GAME STUDIOS代表取締役の李 同校(イ・ドンギョ)氏。日本語はペラペラ!

――本社設立からまだ3年ということは、設立当初から『BREAKERS』の企画や制作が動いていたということでしょうか。

そうですね。当初の予定では本作が第1弾タイトルになる予定でしたが、さまざまな事情が重なって『ブラッククローバーモバイル』を先にリリースさせていただくことになりました。

――設立当初からここまでしっかりしたオリジナル作品を手がけるのは驚きです。『BREAKERS』の話をうかがう前に、李氏のご経歴を教えてください。

以前はパールアビスに所属しており、MMORPG『黒い砂漠』のサービス開始当初から日本版のプロジェクトマネージャーを務めました。その後、パールアビスジャパンの代表取締役を務め、『ブラッククローバーモバイル』に関わったのが縁でVIC GAME STUDIOS所属とになりました。弊社はパールアビスとは資本関係にあり、今も投資を受けています。

――『黒い砂漠』から『BREAKERS』となると、グラフィックの振れ幅がとても大きいですね。

リアル調のグラフィックは『黒い砂漠』でとことん追求してきましたので、今度はアニメ調のグラフィックで勝負したいなと(笑)。

――近年はアニメ調のグラフィックをウリにしたゲームが増えてきていますが、ビジュアル面においてVIC GAME STUDIOSならではの強みはどこにあると考えていますか。

おっしゃる通り、最近はそういうヒット作が多くリリースされています。しかし、そんな中でも色彩感やテイストを「“日本の”アニメ」に寄せたグラフィックは弊社が随一だと思っています。

――確かに、予備知識なしで本作を見たら日本のゲームだと思ってしまいそうです。ストーリーはどのような感じになるのでしょうか?

近年のゲームではシリアスなストーリーもよく見られますが、本作は王道といえる明るい雰囲気の冒険モノファンタジーとなります。

――試遊の範囲でも雰囲気が明るく、なんだか懐かしい感じがしました。ところで、試遊ではカイトを操作できましたが、発表されたティザートレーラーやメインビジュアルではシオンが大きく扱われています。主人公はどちらなのでしょうか?

BREAKERS』の舞台は、大陸と大陸の間が危険な魔力汚染で断絶されている世界です。そんな状況でも大陸間を行き来できる力を持つ冒険者たちがいつしか「境界を破る者ブレイカー)」と呼ばれようになり、彼らが誰も訪れたことがない「神の書庫」を目指して旅を続ける物語が描かれます。

物語の主人公はシオンカイトリズの3人です。シオンにフィーチャーしているのは、彼女が「仲間たちが乗る潜空艇のオーナーだから」、「ストーリーに一番深く関わる存在だから」という理由によるものです。

――それでは、3人の主人公について簡単に教えてください。

カイトは試遊でも分かる通り界放者リリーサー)と呼ばれる青年で、どんなロックや封印も解除できます。実は過去の記憶を失っており、記憶を取り戻す手がかりを求めて旅を続けています。

どんな鍵や封印も、いとも簡単に解除してしまうカイト

シオンは物語のカギといえる存在で、世界に関わるとある真実が代々伝えられている家の生まれです。彼女が旅を続けている理由も、それが深く関わっています。責任感や使命感にあふれた子ですが、実はお金に貪欲です。

遺跡の封印を解くため、大岩をぶつけるシオン。実は結構パワー型!?

リズはまだ幼さを残す少女ですが、すでに両親がいません。年の離れた妹たちを自分の手で養うために、傭兵のような仕事をして生活費を稼いでいます。そのような事情から、年齢の割にはしっかりしたところもある子ですね。

伝説のリリーサーと呼ばれるカイトを探してちょこまかと聞き込みをするリズ

――子供っぽい割にしっかりしていそうでもある…というのは試遊でも感じましたが、「実は数百年生きている」などの設定ではないわけですね。

それはこっちの子ですね!(メインビジュアルでシオンの右側にいる小柄な少女を指しながら)

リズとは反対側、シオンの向かって右側にいる小柄な少女が「実は数百年生きている」系の天才エンジニアなのだそうです

――ちゃんとそういうキャラもいた! 本作を試遊して感じたことですが、日本語がとても自然ですね。海外製のゲームはどうしても日本語に一部不自然さがあったりましたが、『BREAKERS』はそれがまったくありません。

弊社にも日本人スタッフは数多く在籍していますし、何より日本のシナリオライティング会社やアニメ制作スタジオともパートナーシップを結んで制作しているからですね。シナリオライターは日本の方なんですよ。

――なるほど、まさに日韓共同制作なんですね! 本作はシングルプレイで楽しむゲームという認識でよいのでしょうか?

基本的にシングルプレイですが、エンドコンテンツとして他のプレイヤーと協力してボスと戦ったりするPvEの実装も想定しています。PvP(対人戦)の実装はありません。

リリースされたらみなさんにぜひ好きなキャラで遊んでほしいのですが、対戦があると性能面でキャラを選ばざるを得ない一面が強くなってしまうと思いますので。

――たしかに、PvEの方が“推しキャラ”で遊びやすそうです。それでは最後に、リリース予定時期と読者へのメッセージをお願いします。

今回の試遊のフィールドではバトルを楽しんでいただきましたが、これから泳いだり崖を登ったりできるアクションも追加して、フィールドを探索・探検できる要素も強めていきたいと思っています。

BREAKERS』だけを遊んでもらうのではなく、他のゲームを遊ぶ合間に楽しめる、ノンストレスでお手軽なゲームを目指しています。みなさんに手に取ってもらえるようがんばりますので、ぜひ続報を楽しみにお待ちください。

《蚩尤》
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