敵や戦闘、ダンジョンにイベント…全ては"AIの回答次第"なローグライトRPGで予測不可能な冒険を―採れたて！本日のSteam注目ゲーム8選【2023年10月26日】

毎日数多くの新作タイトルが登場するSteam。注目度の高い新作をチェックしたいけど、リリースの流れを追いきれない、という方も多いのではないでしょうか？

そこでGame*Spark編集部が「早期アクセスや正式リリースを迎えて3日以内」「レビュー評価数が（好評・不評を問わず）100件を超えている」という条件に絞り、ジャンル問わず採れたての対象作品をすべてご紹介！今Steamでどんなタイトルに注目が集まっているのか、この記事でチェックしてみてください。

AI Roguelite（早期アクセス卒業）

ストーリーや戦闘など、本作を構成するすべてがAIによって生成されるローグライトRPG。プレイヤーが探索する場所、そこに現れる敵やクラフトできるアイテムはAIによって生成され、テキストベースでの冒険が繰り広げられます。攻撃が成功するかどうか、どういった効果が発生するのかなどは生成される結果次第であるなど、一筋縄ではいかない戦闘を楽しめるのが本作の魅力でもあります。

およそ1年半の早期アクセス期間を経て正式リリースとなった本作ですが、これまでにもストーリーを生成するAIのアップグレードや、バグ修正などが行われてきました。正式リリース後も開発は続けられ、さらなるコンテンツや機能の追加も予定されています。

D'LIRIUM（早期アクセス卒業）

ホラー要素やゴア・グロテスクな描写がある、90年代のレトロをイメージした2Dのシューティングアクション。プレイヤーはキュートなポニーのキャラクターたちを操作し、巡回する敵を倒しながら屋敷の探索を行います。ピクセルアートのグラフィックながらも敵の臓物や血が飛び散る表現や、暗闇から突如として現れる敵など、恐ろしい演出は充実しています。

正式リリースに際したアップデートでは多数のバグ修正をはじめ、UIやゲームプレイの改善なども行われています。

Battle Grid（早期アクセス卒業）

小隊を編成、強化していくヴァンサバライクのローグライトロボアクション。迫りくる敵の大群を倒していくことで経験値を獲得し、それによって戦闘に参加する機体をどんどんとアンロックしていきます。機体それぞれや全体に効果のあるスキルももちろんアップデート可能で、同じ効果を重ねたり、それぞれでシナジーを生み出したりと、多彩なスキルビルドを楽しむことができます。

新しいタイプの敵やボスの追加をはじめ、正式リリースにあわせたアップデートでは手動照準モードの実装やゲームバランスの調整なども行われています。

Deepest Chamber: Resurrection（早期アクセス卒業）

滅びゆく都市の深部を目指すローグライトデッキ構築カードゲームです。プレイヤーは次第に難度の増すランダムな道を進み、過酷な運命から人々を救う旅に出ます。

ゲームはリプレイ性を重視した内容になっており、膨大な数のカード、アイテム、装身具などを組み合わせて自分だけのビルドが作れます。ランに挑戦するたびに6人のヒーローのうちから3人を選択して出発。各ヒーローはそれぞれ専用のカード、アビリティ、装備品を持っており、さまざまなシナジーを生み出せるようです。

Deadly Flare（早期アクセス卒業）

太陽フレアの影響で人々がアンデットへと変貌した世界を舞台にしたオープンワールドサバイバルゲームです。プレイヤーは広大な世界を探索し、アイテムを略奪したり、アンデットや盗賊と戦ったり、狩りをしながら過酷な世界を生き延びていきます。

アンデットの大群から身を守るには基地建設とトラップの敷設も重要に。木や鉱石から材料を集め、道具や基地をクラフトして身を守りましょう。

Cities: Skylines II

2015年に発売した『Cities: Skylines』シリーズの最新作が登場しました。前作から約5倍のプレイ可能エリアやグラフィックの向上などにより進化した街づくりを楽しめます。

データベースサイトSteamDBによると、最大同時接続数が10万人を突破しています。しかし、パフォーマンスについての懸念が指摘されており、コンソール版の発売が延期されたりと課題も残しています。

METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION VOL.1

コナミは、名作ステルスアクションを集めたコレクション作品『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』を発売しました。本作は、コナミの代表的シリーズのひとつである『メタルギア』シリーズをPCおよび現行機向けに移植した作品。『メタルギア』から『メタルギアソリッド3』までのメインシリーズ作品に加え、ファミコン版『メタルギア』や海外オリジナル続編『Snake's Revenge』、コミック風映像で楽しめる映像作品『バンドデシネ』といったスピンオフまで収録しています。

加えて、シリーズを解説するマスターブックやデジタルサウンドトラック、とあるシーン向けの“セーブデータ編集機能”なども収録。しかし、現時点では内部解像度やアスペクト比の変更、オーディオ設定の変更などが搭載されていないことやキーボード操作のキーバインドが使いづらい、マウスがスティックをエミュレートしているだけで使いづらい、『インテグラル』のプレイに必要な言語パックがDLできないなど、さまざまな点が指摘されています。

Lethal Company

廃墟となった工業化された月でスクラップを回収し、契約労働者として会社に利益をもたらすホラーアクションゲーム『Lethal Company』が早期アクセスにて配信開始しました。オンライン協力プレイにも対応しており、稼いだお金でより高いリスクと報酬を得られる新しい月へフレンドとともに訪れることもできます。また、豪華なスーツや宇宙船の購入も可能です。

夜になると危険な状況が訪れるという月では、ノルマを達成し、貴重品を船に運び、誰も置き去りにしてはなりません。「危険の正体」はストアページからは判別できませんが、ライトやシャベル、トランシーバー、スタングレネードなどを用いて仕事を遂行する必要があるようです。なお本作は、早期アクセスながら現時点で200以上のレビューを集め、98％以上がおすすめとした「非常に好評」を獲得しています。今後は「無限にリプレイできるゲーム」を目指し、カスタマイズ要素やマップの追加などコンテンツの拡充を行っていくとしています。