【読者プレゼント企画】日本語以外も対応予定!?妻の隠れた才能が爆発!?『ウーマンコミュニケーション』開発者・げーむくりえいたーねこ氏に“淫語”だらけの直撃インタビュー! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【読者プレゼント企画】日本語以外も対応予定!?妻の隠れた才能が爆発!?『ウーマンコミュニケーション』開発者・げーむくりえいたーねこ氏に“淫語”だらけの直撃インタビュー!

この珍作が生まれたきっかけとは……?

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【読者プレゼント企画】日本語以外も対応予定!?妻の隠れた才能が爆発!?『ウーマンコミュニケーション』開発者・げーむくりえいたーねこ氏に“淫語”だらけの直撃インタビュー!
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10月26日に配信され、そのユニークさでゲーマーや配信者などからも話題を集め続ける『ウーマンコミュニケーション』。会話の中にうっかり下ネタが混ざってしまう“無意識風紀違反”を取り締まるという内容となっており、おバカな演出や意外にも深いストーリーはSteamレビューでも高く評価されています。

下ネタ好きにはたまらない本作ですが、いったいどんな人が、いったいどのように作ったのかは非常に気になるところ。そこで本記事では、ユーザーからの反応や定期的なコンテンツ追加などなど、様々な気になる点を『ウーマンコミュニケーション』開発者のげーむくりえいたーねこ氏に伺いました。

さっそくインタビューへと移る前に、プレゼントクイズキャンペーンについてご案内します。本企画のために、Game*Spark編集部はげーむくりえいたーねこ氏からSteamでアクティベートできるゲームキーをご提供いただきました。見事正解した方の中から5名様に『ウーマンコミュニケーション』のSteamキーをお贈りしますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

【ルール】

  • インタビューに含まれている“無意識風紀違反”ワードを数えて、Xにて記事中に含まれていた数にハッシュタグ「#無意識風紀違反インタビュー」をつけてポストする。

  • 無意識風紀違反ワードと思われる文の合間に記号や約物が入っている場合は、無意識違反ワードとしてカウントする(例:その自慢、げんなりするなぁ)。

  • インタビュー本文中の“無意識風紀違反”ワードのみが対象。本記事の導入部分や結びの文章に含まれるものはノーカウントとする。

  • 『ウーマンコミュニケーション』というタイトルや「げーむくりえいたーねこ」という名義に入ったワードはノーカウントとする。

  • 対象となるワードは、以下のワードリストの中にあるものに限定する。このリスト外のワードが入っていたとしても、それは淫語ではありません!

リリース後の反響は?日本語以外も対応予定!?

――自己紹介をお願いします。

げーむくりえいたーねこ インディーゲーム開発者の「げーむくりえいたーねこ」と申します。これまでに『ぼくとAIのなつやすみ』や『ドキドキAI尋問ゲーム』(※注 人気すぎてChatGPT APIの利用料がかさんだため公開停止中)などのゲームを作ってきました。『ウーマンコミュニケーション』との振れ幅で驚かれることも最近たまにあるんですが、自分としてはほぼ同じ作風だと思っています。

――『ウーマンコミュニケーション』のリリース、またSteam日本売上ランキングTOP10入りおめでとうございます!かなり大きな反響を呼んだと思うのですが、ユーザーや配信者からの反応はいかがでしょうか。

げーむくりえいたーねこ どんな反応が来るかまったく予想できずドキドキしていたのですが、蓋を開けてみれば圧倒的に好評の反応が多く驚いています(11月3日時点でSteamでのレビューの98%が好評)。

「感動して泣いた」「世界の見え方が変わった」「一生忘れられないゲーム」といった、思い入れの強い感想をたくさんいただけたのもとても嬉しかったです。ありがたいことに売れ行きも好調で、当初の売上目標はわずか4日間で達成してしまいました。

――“無意識風紀違反”というユニークなテーマを持つ本作ですが、本作の開発を決めたきっかけはなんだったのでしょうか。

げーむくりえいたーねこ 最初はちょっとした思いつきでした。「会話の中でうっかり卑猥な単語が出来上がっちゃうことを題材にしたゲーム」というアイデアが浮かんで、これはみんなが共感できる「あるあるネタ」だからちょっと面白いかもしれない、と。このアイデアを妻に話してみたところ、異様に反応がよかったんです。

そこで次はプロトタイプを作ってみて、その動画をX(旧Twitter)、TikTok、YouTube Shorts の3つに投稿して反応を見てみることにしました。この時点ではフォロワー0人のまったく知名度のないアカウントだったんですが、それでもTwitterとTikTokで少なくない反響がありました。

そうした反応を見ながらプロトタイプに改良を加え、また動画を投稿する……ということを繰り返していったところ、最終的には人生で経験したことがないくらいのバズに発展しまして、「これは本気で開発するしかないな……」と覚悟を決めました。

――私自身が下ネタ好きなので本作は非常に楽しめたのですが、げーむくりえいたーねこ氏自身も下ネタが好きなんでしょうか。

げーむくりえいたーねこ 『ウーマンコミュニケーション』を開発する前は取り立てて下ネタ好きという意識はありませんでしたし、恥じらいもありました。開発中には「自分は1年もかけて何を作っているんだろうか……」と悩む瞬間もありました。

しかし、いざリリースするとたくさんの方が下ネタで笑ってくれて嬉しくなりましたし、特に配信者さんがものすごく楽しそうに下ネタを連呼してくれているのを見て満身創痍の体に元気をもらえました。「下ネタって、みんなを笑顔にする素敵なものなのかもしれない……!」と、今では下ネタが大好きになりました。

――日本語ならではのセンシティブな表現を持った作品ですがSteamに審査される際は、こう……問題などはなかったのでしょうか。

げーむくりえいたーねこ 最初にストアページを開く段階の審査が非常に厳しかったです。まだゲーム本体はほとんどできておらず、こういったスクショだけを提出したのですが……。

審査に長い時間がかかった上に「このゲームは成人指定だ!」と判断されてしまいました。何が悪かったのかさっぱりわかりません……。

この「成人指定」が尾を引いたのか、インディーゲームイベントへの参加を断られたり、メディアでもなかなか紹介してもらえなかったりと非常に苦労しました。『ドキドキAI尋問ゲーム』は何もお願いしなくても紹介してくれるのに、『ウーマンコミュニケーション』の情報は取り扱ってもらえない……ということもよくありました。

ちなみに、ゲームが完成した段階でのSteamの本審査はあっさり通過でき、「成人指定」を解除してもらうことにも成功しました。実際にプレイした上で「成人指定」のゲームではないと理解していただけたようです。

――かなり豊富な無意識風紀違反文を用意されたかと思うのですが、この文はどのようにして考えられたのでしょうか?

げーむくりえいたーねこ まず「淫語リスト」を作成しました。130個以上の淫語をリストアップし、それぞれの淫語を「レア度」「センシティブ度」「笑える度」などで採点し、厳しく精査していきました。

次に、それらの淫語を含む「うっかり淫語例文集」を大量に作りました。例えば「肉まんコンビニで買う」「100万光年先の星を見つめながら写生する」みたいな、単体で完結した短い文章です。こういった文章を最終的には500個以上用意しました。気が狂うかと思いました。

最後に、これらの例文を組み合わせて「会話文」として仕上げていく作業をしました。例文集を眺めていると「このセリフとこのセリフは動物園での会話に使えそうだな……」といった具合に関連性が見えてくるので、それをもとにシチュエーションを決めて意味の通る会話文に仕上げていきます。

この作業は妻にも手伝ってもらい、家族総出で1年間かけてようやく完成しました。妻の考えた会話文には「ジェントルマン小林」や「カリスマ田中」など、後の人気(?)キャラクターの登場するものがあります。妻の隠れた才能にビックリとリスペクトが止まらなかったです。

――本作に限らず、げーむくりえいたーねこ氏の作品は、癖のあるストーリー表現が特徴的です。どの作品も一発ネタだとしても注目を集めそうな作品ですが、それだけにとどまらず深いテーマを持った作品に仕上げている理由はなんでしょうか。

げーむくりえいたーねこ 最初は一発ネタとして作り始めるんですが、作っているうちにだんだんとそれだけで終わらないテーマが浮かび上がってきてしまう……というのが理由かもしれません。

「なんでAIを尋問しなきゃならないんだろう……」「なんで会話の中から淫語を探さなきゃならないんだろう……」みたいにふと我に返って考えていると、自分でも予想していなかったようなテーマが見えてくる瞬間があります。そうなってしまうと、そのテーマを作品に組み込まないことがもったいないし、作品に対しても申し訳ない気持ちになります。

本音を言えば、さっさと世に出して終わらせたくなる瞬間もありました。周囲の人からも「こんな一発ネタに時間かけてないでさっさと次の作品作れば?」「このままでもリリースして満足してもらえるよ」と言われたりしました。

でも、一発ネタが注目してもらえるチャンスは一度しかありません。自分が手を抜けば、この作品の深いテーマを知ってもらえる機会は二度と訪れないーーそう思い、時間がかかっても無理やり満足いくまで作り込んできました。

――『ドキドキAI尋問ゲーム』にしても本作にしても、最後までプレイするとどこかメッセージのようなものを感じます。これはげーむくりえいたーねこ氏の考えを代弁させるような意図を持っているのでしょうか。

げーむくりえいたーねこ ひとつ前の回答とも重なりますが、自分の考えというよりは、作品が内包していたテーマやメッセージを見つけ出して形にしている、という方が近いかもしれません。

――PCだけでなくだんだんコンソール向けに配信したり、DLCやアップデートを行ったりなど、今後も本作にまつわる展開を行っていく予定はありますか?

げーむくりえいたーねこ プラットフォーマーさんが許してくださるのであればコンソールでの展開はぜひしたいと思っています。タイトルが問題であれば『さっちんコミュニケーション』などに変更することも検討しますので、配信を許可していただける勇気あるプラットフォーマーさんのご連絡をお待ちしております。

それと、海外展開も考えています。超高難易度のローカライズになると思いますが、この作品を日本以外のプレイヤーにも遊んでほしいので、死ぬ気で頑張るつもりです。現段階では英語と中国語(簡体字)へのローカライズを検討しています。

それから、日本語版でも何かアップデートはしたいなと思っています。まだ内容は決まっていないのですが、追加エピソードなのか、エンドレスまたはマルチプレイの新モードなのか……プレイヤーの皆さんのご意見も聞いてみたいので、どんなアップデートが来たら嬉しいかXアカウント(@GameCreatorNeko)に教えていただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。



※プレゼント企画の応募受け付けは終了しました。

下記の要項は掲載時の情報であることをご了承ください。

さて、このインタビューの中にはいくつの“無意識風紀違反”ワードが含まれていたでしょうか? わかった方は、2023年11月19日(日)までにXにてハッシュタグ「#無意識風紀違反インタビュー」をつけて数をポストしてください。非公開アカウントは対象になりません。

■応募・回答の際のご注意

  • 当選したSteamキーの転売等は固く禁止します。

  • 当選された方には、後日XのDMにてご連絡を差し上げます。ご返信をいただけなかった際は、当選が無効になる場合があります。プライバシー設定からDMを受け取れるように設定してください。

『ウーマンコミュニケーション』は、PC(Steam/Win版DLsite/Mac版DLsite)向けに配信中です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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