もう一度、クルマの楽しみの全てを詰め込んだ宝石箱を開けてみよう!『グランツーリスモ7』SpecIIアップデートを復帰プレイヤーが遊んでみた【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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もう一度、クルマの楽しみの全てを詰め込んだ宝石箱を開けてみよう!『グランツーリスモ7』SpecIIアップデートを復帰プレイヤーが遊んでみた【プレイレポ】

26年目の新たな挑戦、そして進化をし続けるクルマとのコミュニケーション。

連載・特集 プレイレポート
もう一度、クルマの楽しみの全てを詰め込んだ宝石箱を開けてみよう!『グランツーリスモ7』SpecIIアップデートを復帰プレイヤーが遊んでみた【プレイレポ】
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ソニー・インタラクティブエンタテインメントから2022年3月4日に発売した PS5/PS4向けドライビング&カーライフシミュレーター『グランツーリスモ7』。発売から1年半以上が経過していますが、常に本作は追加コンテンツをアップデートし続けています。

そして11月2日、「SPECII」と題して本作の大型アップデートが実施されました。そのような大きなアップデートが来たと聞けば、ここ最近遊んでいなかったけど久しぶりに触れてみようかな、と思う方もいることでしょう。筆者もその一人です。

ですので、今回は久々に復帰するプレイヤーから見た「SPECII」のアップデート内容についてのプレイレポを皆様にお届けします。もう一度、クルマの楽しみの全てを詰め込んだ宝石箱を開けてみると、そこには沢山の新しい輝きが見えてきました。

あらゆるコンテンツが「SPECII」

まず目を引くのがオープニングムービー。前半部分は変わりませんが、レースシーンが映る後半部分が今回のアップデートで一新され全く別物になっています。後述するスノーコースも含め、発売後に追加されたコースや車を中心に激しいレースが繰り広げられる様子をこれでもかと見せてくれます。「この車も実装されたの?!」「こんなコース知らない!」という気持ちをこれでもかと煽ってくるので、テンションは早くもブチアゲ。

そして実際にプレイしてみると、あらゆる場所がアップデートされていることにすぐ気づきます。まず「ウィークリーチャレンジ」が実装されました。これは毎週特定の5つのレースが指定され、特定の順位以上になるのを目指すもの。今まではデイリーミッションとして42.195kmを走ることでチケットの報酬が手に入るようになっていましたが、ウィークリーチャレンジは1つ・3つ・全てのレースをクリアするごとに報酬が手に入るようになっています。

そして貰える中身もデイリーミッションよりずっと豪華。ウィークリーチャレンジはエンディングを視聴しないと遊ぶことができないということで、指定されるレースは簡単なものもあればそこそこ難易度の高いものも含まれています。とはいえ今まで単純に距離を走ればいいというのは目標が立てづらいという人もいると思うので、特定のレースをプレイするというのは新たな刺激や発見を得られると思うので、個人的には良改良です。

また、今後はウィークリーチャレンジ専用のレースも実装されるとのこと。未知のシチュエーションや車種限定のレースに期待は膨らみます。

次に気づいたのは新たなライセンスモードの追加。従来のライセンスを全てクリアすることで「マスターライセンス」をプレイできるように。このモードでは課題そのものは同じですが、シチュエーションが悪路になっていたり、使用する車や要求する技術やタイムがよりシビアに。特にゴールド判定をもらうのは従来のライセンスモードよりもずっと難しくなっています。

その分、技術力の向上にはもってこいのモードとも言えます。もっと早く上手く走りたい、自分の技術の限界に挑戦してみたいという人にとってはとても嬉しいモードと言えます。筆者は従来のライセンスモードですら結構苦戦したのもあり、マスターライセンスを軽く触った感じ「滅茶苦茶難しそう…」という気持ちになりました。

それからやはり嬉しいのは新しいコース。今回のアップデートで「レイク・ルイーズ」が実装されました。このコースはスキー場をイメージした『グランツーリスモ7』のオリジナルコースです。そしてスキー場をイメージということで、本作初の雪路面でのコースになります。待ち望んだユーザーもいることでしょう。

乾いた路面とも、濡れた路面とも、あるいは砂利道ともまた違う雪道を時速100km/hオーバーで走り抜ける楽しさは今までのコースでは味わえないもの。とはいえやはり雪道は非常によく滑る。アクセル全開なんてそう出来ることもありません。変なアクセルの踏み方をしてもタイヤが滑るだけで全然走りません。そんな雪道を上手く走れるように練習するのも、またグランツーリスモらしい遊び方の1つだなと思います。

さらに大きく変化したのが「アーケードレース」。実装されている各コースを自分が運転する車とある程度スペックを合わせてすぐ対戦できるモードだったのですが、獲得できる賞金も多くないのもあり余り遊ぶことがないモードでした。このモードも「クイックレース」と名前を変え、賞金額も大きく引き上げられました。

それに加え、PS5限定かつ一部のコースだけではありますが進化するAI「グランツーリスモ・ソフィー」とのレースも可能です。詳しい説明は省きますが「グランツーリスモ・ソフィー」は全世界のレースの結果やプロのレース展開を学習し、それらを踏まえた上で「生きた走り」、つまり人と対戦するような動きをしてきます。

この「グランツーリスモ・ソフィー」がとにかく凄く、そして速い。従来のAIは常に同じライン取りをするものですが、「グランツーリスモ・ソフィー」は自分のライン取りや走り方によってイン側を絶対空けてくれなかったり、あるいは瞬間的にアウト側にレーンチェンジしてアタックを仕掛けたりと予想もつかない動きを常に繰り出してきます。オンライン対戦をすることなく、人との対戦を体験できるようなものなので、対人戦に強くなりたいという人にはまさにうってつけの練習の場になるなと思いました。

もちろん、新しい車やレースイベント、カフェでの新メニューも多く追加されました。そのどれもが素晴らしい車であり、また追加されたイベントやメニューはかなりの難易度を誇っています。そこまで筆者はまだ遊べていませんが、新たな舞台での戦いを求めていた人にとっては待ち望んだものでしょう。

それと、細かなUIのバージョンアップも嬉しいところ。新たに自身がどれだけ今プレイしたのかを端的にわかる「ダッシュボード」の追加、出場できるレースを簡単に検索することができる「イベントを探す」ボタンの増設など、細かなストレス部分が丁寧に取り除かれているのも非常にありがたい要素と言えます。

ここまではレースに関する追加要素を語ってきましたが、『グランツーリスモ7』で忘れてはいけないのは車を眺める楽しさもあるということ。そちらの面でもしっかりアップデートされています。

まずはレース後のリプレイ中のレースフォトにてスローシャッターが増えました。これにより光の軌跡や車のダイレクトな動きをよりはっきりと見せることが可能に。自分が運転した車がかっこよく走り抜ける演出を自分の手でよりダイナミックに表現できます。写真愛好家にはたまらない追加要素でしょう。

それから忘れてはいけないのは特定の背景を背に愛車を配置し世界で1枚だけの写真を撮る「スケープス」。こちらもアップデートが入りました。まず、全世界のユーザーが選ぶ人気スポットをすぐ見つけることができる「Player's Favorite」が実装されました。今のユーザーのトレンドがどんな背景なのかすぐにわかるので、皆と共有しやすくなったと言えます。

それから「スケープス」のスポットが3,000箇所を越えたことを記念し、『グランツーリスモ7』を制作している「ポリフォニー・デジタル東京スタジオ」が新たなスポットして登録されました。筆者も取材で東京スタジオに行ったことがあるのですが、今回スポットとして登録されたのは体験会やレースイベントが開催されるメインロビーの一角でした。普通ではあり得ないシチュエーションに愛車を並べる楽しさを存分に味わいましょう。

いつまでも続くクルマとのコミュニケーション

以上、『グランツーリスモ7』SpecIIアップデートのプレイレポでした。今回はオンラインや対戦に関するプレイはできなかったのですが、オンライン要素や伝えきれなかった追加要素はまだまだ沢山あります。そして、今後も本作のアップデートは続いていくことでしょう。つまり、これからもこの『グランツーリスモ7』の世界でずっとクルマとの対話ができるということ。

今のご時世、実物のクルマを買うというのは中々大変です。だからこそ、本作を通じてクルマというものに沢山触れたいなと筆者は改めて思いました。運転する楽しさ、眺める楽しさ、写真を撮る楽しさ、誰かと競い合う楽しさ。その全てがよりパワーアップした、この『グランツーリスモ7』SPECIIの世界で。


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《げーまー哲》

焼きうどんが大好きなVtuberライター げーまー哲

2020年7月からVtuber活動開始。 普段はTRPGや音楽ゲームの配信を中心に活動。 それと同時にライター・ゲーム開発・同人活動を並行するマルチプレイヤー。 焼きうどんが大好きで、月の昼食の2/3は焼きうどんしか食べない。 世に出たゲームハードを多数所持しており、いずれ全てのゲームハードを所有するのが夢。

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