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“非常に好評”な中華風サバイバルクラフト『Pathless Woods』は早期アクセスながらボリューム抜群! 建築・戦闘・農業から探索まで自由度高めで楽しめる【プレイレポ】

最大4人でのマルチプレイに対応!もちろんソロ専でも十分楽しめます。

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“非常に好評”な中華風サバイバルクラフト『Pathless Woods』は早期アクセスながらボリューム抜群! 建築・戦闘・農業から探索まで自由度高めで楽しめる【プレイレポ】
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今回はAniYa Games Studioが開発し、4月3日よりPC(Steam)向け早期アクセス配信されたオープンワールドサバイバル『Pathless Woods』のゲームプレイをご紹介します。

Pathless Woods』ってどんなゲーム?

本作は古代中国風の広大なオープンワールドを舞台に、農耕や料理、戦闘や探索、クラフトや建築まで幅広く“高い自由度”が特徴的なサバイバルゲームです。

執筆時点でSteamでのレビュー数は130件で「非常に好評」となっていますが、キュートで癒やされるビジュアルとは裏腹に、シビアな体調管理とステータス、キメ細かいチュートリアルなど、早期アクセスながら遊びごたえは抜群で時間を忘れてのめり込みました

なお、本作は最大4人までのオンライン協力プレイに対応しています。フレンドとワイワイ冒険に繰り出すのもいいですが、NPCを仲間にできるのでソロプレイでも問題なく遊べます


まずはセッティング

ゲームを起動したら、各種設定を見ていきましょう。「一般」「ディスプレイ」「コントロール」「オーディオ」など基本的なものが並びます。

残念ながら現時点で日本語には対応しておらず、今回は英語でのプレイになります。しかし、豊富なチュートリアルと画像付きの丁寧なユーザーマニュアルを備えているので、英語が苦手なプレイヤーでも特に詰まったりすることなくプレイできます

操作はキーボード/マウスのみに対応。筆者はパッド操作に慣れているため最初こそ入力ミスが頻発していたのですが、徐々に慣れてきてサクサクと進めるようになりました。今後アップデートなどでパッドに対応してもらえるとありがたいところです。

冒険前のチュートリアル

広大な『Pathless Woods』の世界に飛び込む前に、基本的なアクションや操作画面についてのチュートリアルを体験できます。英語での説明になりますが、難しい単語はあまりないのでガイダンス通りに行動すれば問題なく進めるでしょう。

本作には「食事」「水分補給」「スピリット(精神)」といった体調を管理するゲージがあり、空腹状態や喉の乾きが続くといわゆるHP(Health Points)が減少し、最後にはゲームオーバーになってしまうので、常に適切な食事と水分摂取を心がけなければなりません。

また「スピリット」は睡眠不足や暗闇にずっといることでゲージが減っていき、方向感覚が喪失して画面に歪んだエフェクトがかかってしまいます。夜になったらトーチなどで明るさを保ち、十分な睡眠を取ることが大事です。

生えているダイコンを食べ湧き水を飲んだら、今度はクラフトを学ぶことに。クラフトや建築は専用画面を開いてアクセスし、素材を集めることでさまざまなツールをアンロックしていきます。まずは落ちている木材、石、イグサ(Common Rush)を一定数拾い、イグサを縄(Straw Rope)に変換すると伐採道具の「石斧(Stone Axe)」を作ることができます。

石斧は、木を切り倒したり岩を砕いたりするための欠かせない道具。これで行く手を阻んでいる大木を倒します。他のサバイバルクラフト系の作品同様、素材集めは労力のいる行為で単調になりがちです

しかし本作は「QTE Fell」という独自のシステムを搭載。採集中に“クリティカルストライク”を狙えば面倒な作業を短縮でき、ちょっとしたミニゲーム感覚で素材収集を行えます

そして謎の案内役「Tudigong」と会話し、採取したキノコを渡してチュートリアルを終了します。

自由な世界を大冒険!

タイトルメニューから「New Game」を始めると、まずはキャラクターを選択します。男性の「LiangPing」はフィジカル面での特性があり、女性の「QiaoEr」は毒ダメージが無効になったり、一度に収集できる素材が増えたりする能力が備わっています。また、スキンの変更もできるので自分の好みに合わせます。

Tudigongに連れられて来たのは、緑豊かな自然が広がる草原地帯。周りにはさまざま種類の草木や素材が存在しています。本作はスタート時に地形がランダム生成されるので、何度も楽しめるリプレイ性も魅力のひとつ。

そして可愛らしくデフォルメされた3Dグラフィックは見ているだけで癒やしになりますが、あくまでサバイバルゲーム。ボーっとしているとすぐ空腹状態になって死にます。早速周囲の環境を利用し、生き残る術を探しにいきましょう。

基本的なUIは上記画像のように、さまざまな項目に分かれています。下段には「アイテムスロット」「装備品スロット」「HPバー」「体調ゲージ」「重量アイコン」「フィジカルゲージ」といった各種ステータスが配置され、分かりやすさは十分。

左側には、「ミニマップ」、現在の「時間帯」「天候」「温度」を示すアイコンなどがあり、これも生き延びる上で非常に重要な情報源になります。

クラフト・建築編

この世界では日中37度を超える猛暑になることが多く、雨や暴風など厳しい天候にも見舞われる過酷なもの。そこでまずは拠点を作るため、必要な素材を集めにいきましょう。

基本素材のイグサや木材、石などはそのへんに落ちていたり自生してるので比較的簡単に採集できます。ちなみに「石器ナイフ(Flint Knife)」をクラフトすればより効率的になります。

モノづくりするには、ハンディクラフトか専用機械(これもクラフト必須)を使います。暑さを凌ぐため「麦わら帽子(Straw Hat)」を作成。これで喉の乾きも多少は和らぐはず……。

次に「ワークベンチWorkbench)」を作ります。建築画面からビルドし、回転、拡大・縮小、視点の変更など微調整が可能。ただし製作したモノたちには「耐久度」があり、ゼロになると壊れてしまいます。その前に修理するか、もう一度作り直しましょう。

だんだんと日が落ちきたので「藁のベッド(Straw Bedroll)」を作成し夜に備えます。睡眠不足と暗闇は精神ダメージを食らい、ステータスも下がってしまうので気をつけないといけません。現実世界と同じですね。

ついでに「焚き火(Bonfire)」を作成し、お料理してから寝たいと思います。焚き火には“燃料ゲージ”があり木材などを投入できます。

食材は木の枝から狼の肉までさまざま。焚き火でじっくり焼き上げると完成しますが、焼きすぎると真っ黒コゲになり食べれません。適切な焼き具合で調理しましょう。

ある程度お腹も満たされたので今日は就寝。本作は寝る時間を30分単位で決めることができ、十分な睡眠を取ると「スピリット」ゲージなどステータスの一部が回復するようになっています。では、おやすみなさい……。

探索・戦闘編

まだ見ぬ景色を求めて、広大なオープンワールドを探索するのも本作の楽しい要素。今日は、武器や防具の装備品の材料を探しに遠出しようと思います。

まず近場で、木材とイグサを手に入れ「石槍(Flint Spear)」「木製アーマー(Wooden Armor)」をクラフト。これで未知の獣や敵に遭遇してもバッチリです。

ちなみに、それぞれの武器や防具には「攻撃力」「防御力」が設定してあり、現在の「フィジカル(Physique)」の数値によって変化します。

そして霧が立ち込めたエリアを進んでいくと、何やら怪しい遺跡が。3つあるカエルの像を正しい位置にハメ込むと……

新たな素材「Dragon Scale」と新たな装置「Little LunaWell」をゲットしました。すると今度は手の届かない高所に宝箱を発見。こうした時は、階段を建築し登れるようにして入手。道中には色々なギミックが仕掛けられていて、探索するのが楽しくなります

他にも、危険な動物やカルト宗教の教徒に出くわすことがあります。基本的に敵に囲まれると死亡率がハネ上がるので、槍のようなリーチのある武器を使い、ヒット&ランで対処していくのがオススメです。戦闘アクションは、敵のロックオンや連打によるコンボ、回避が行えます。

拠点にいるボスを倒すと、新たな建築レシピや装備品を強化する材料など貴重な戦利品が手に入るので、より良い装備を求めて強敵を探しに行くのも良いでしょう

農業編

サバイバル生活に欠かせない要素が「農耕」です。本作では土の種類を選別したり畑を耕したり、野生の稲を植えたり用水路の整備をしたり、更には収穫・貯蔵までしたりと、かなり本格的な農業を体験できます

稲の他にもあらゆる植物の種が手に入るので、種をまいて定期的に水をあげればスクスクと育ちます。建築や素材集めの片手間に畑を見に行って手入れするのも良いでしょう。


『Pathless Woods』にはその他にも様々な要素が登場します。かなりシビアなステータス管理、細かく調整できる建築ビルド、素材集めも楽しいクラフト、色々な組み合わせを試したくなる装備品、緊張感のある戦闘、稲作の研究まで可能な農業、厳しい天候と美しい景色のオープンワールド……と早期アクセスと思えないほど完成度は高く、やりごたえは十分だと感じました。

ただ希望としては、日本語の対応やコントローラーでのプレイが出来れば、さらに楽しくサバイバルライフが送れること間違いなしでしょう。今後のアップデートに期待です。

  • タイトル:『Pathless Woods』

  • 対応機種:PC(Steam)

  • 記事におけるプレイ機種:Windows PC

  • 発売日:2024年4月3日

  • 著者プレイ時間:5時間

  • 価格:2,300円(2024年4月17日まで2,070円のセール中)
    ※製品情報は記事執筆時点のもの



建築農業そっちのけで、探索したり敵の拠点をみつけて戦闘するのも楽しかったスパ!




《DOOMKID》

心霊系雑食ゲーマー DOOMKID

1986年1月、広島県生まれ。「怖いもの」の原体験は小学生の時に見ていた「あなたの知らない世界」や当時盛んに放映されていた心霊系番組。小学生時に「バイオハザード」「Dの食卓」、中学生時に「サイレントヒル」でホラーゲームの洗礼を受け、以後このジャンルの虜となる。京都の某大学に入学後、坂口安吾や中島らもにどっぷり影響を受け、無頼派作家を志し退廃的生活(ゲーム三昧)を送る。その後紆余曲折を経て地元にて就職し、積みゲーを崩したり映像制作、ビートメイクなど様々な活動を展開中。HIPHOPとローポリをこよなく愛する。

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