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HeartからSoulへ変更…… ドイツ独自の厳しいレーティング

家庭用ゲーム PlayStation 2

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日本でもここ数年で急速に整備されてきたゲームのレーティング。海外でもしばしば話題に上ります。最近ではManhunt 2がMature(17歳以上推奨)で通らずに発売が延期、ようやく先日修正を加えた上でレーティングを通過し発売が見えてきた、というニュースをお伝えしました。

それは北米を含む広い範囲での話ですが、今回はもうちょっと範囲を限定してドイツの話。先日リリースされ好評の[url=http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=list&kword=bioshock]BioShock[/url]、問題無くレーティングを通過し(Little Sistersとめぐって多少その暴力性が話題にはなりましたが)、北米ではMatureで発売されています。これが、以前ちらっとお伝えしたように、ドイツではBioShockは通常のバージョンでのリリースがかなわず。またThe Darknessに至っては、それによって一ヶ月ほどの発売延期にまでなりました。


例えば日本のCEROによるレーティングや北米でのESRBのレーティングは、「CERO B (12才以上対象)」だったり「MATURE (17才以上推奨)」だったりするのですが、ドイツではそういった「〜才以上」という表現をしません。"restricted"というかなり強い表現で、「〜才以上対象」ではなく「〜才以下には制限」となります。ドイツのレーティングはこんな感じ。左から順番にご紹介します。



[b]without age restrictions[/b] (年齢制限無し)
全年齢の子供の保護の観点から完全に無害なゲーム。

[b]restricted for those below the age of 6[/b] (6才以下には制限)
シンボリックな、良質のコミックや非現実世界でのゲーム。未就学の子供にとっては、不思議すぎる世界、複雑過ぎるタスク、速すぎるプレイ速度といったゲーム。

[b]restricted for those below the age of 12[/b] (12才以下には制限)
ゲームのタスクを解決する過程がベーシックなゲーム。例えば、ゲームのコンセプトは歴史に基づいたミリタリーや空想科学の世界で、プレイの動機付けは神話世界などでの勇者的役割が好ましい。

[b]restricted for those below the age of 16[/b] (16才以下には制限)
ところどころ人間(に近い存在)に対して攻撃のあるゲーム。ただし、それがフィクションであるか、歴史的な軍事的対立に基づくと理解されるもの。

[b]restricted for those below the age of 18[/b] (18才以下には制限)
コンセプト、雰囲気、アイデアが現実の再現に基づく、典型的な成人向けゲーム。人間(に近い存在)に対しての仮想的攻撃がゲーム内容の多くを占めるもの。


このレーティングは[b]USK[/b](Unterhaltungsoftware Selbstkontrolle)というところがやっているそうですが、それでも収まらないようなゲームタイトルの場合、[b]BPjM[/b](Bundesprüfstelle für jugendgefährdende Medien)という機関が登場します。USKはゲームを発禁にする権限は無く、BPjMという機関がそれらの処分を下します。この機関はあらゆるメディア(音楽、本、映画、雑誌、コミック、ゲーム)を取り締まる強大な機関。"restricted for those below the age of 18"に通過するために、メーカーは大幅な修正を迫られます。いくつかピックアップしてみると。

Crackdown
Gears of War
F.E.A.R
Command & Conquer
Generals (US)
Dead Rising
Far Cry (US)
BioShock
The Darkness


これらのタイトル全て、発売中止になるか、或いは発売する為に血の色を変えたり、血そのものを無くしたりといった出血表現の修正を迫られています。中でも[url=http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=list&kword=the+darkness&kcatid=&x=0&y=0]The Darkness[/url]は、4つのDarklingによる殺害方法を削除され、心臓を死体からもぎとり喰らうアクションが、“黄緑色の霧状の魂”を吸収するアクションに置き換えられるといった有様。また、ゲーム中にほんの僅か登場するシンボル、鉤十字も変更されているそうです。

こうしたタイトル群にはつきものの[b]Grand Theft Auto[/b]ですが、IIIでは「18歳以下には制限」だったのが、それ以降一つ下の「16才以下には制限」に。かなりの変更がなされたのではないかと思います。やはりSan Andreasの歩行者はお金を落とさないとか。

ただ、近隣諸国から上記のようなタイトルを輸入して販売することは問題なく、店のカウンターで取引が行われます。また、そうしたサイトでは[b]CUT[/b]、[b]UNCUT[/b]といった表記による明確な区別が行われており、いわゆる「無修正」をユーザーが求めていることが伺えます。

日本でもギアーズオブウォーやデッドライジング、グランド・セフト・オートといったタイトルは修正を加えられており、共通する部分も多いかもしれません。もし『ザ・ダークネス』『バイオショック』のような形で日本でのローカライズが決まることがあれば、ドイツほどではないにしろ修正は避けられないでしょう。やっぱり心臓を喰らうアクションが"黄緑色の魂を吸収する"アクションに置き換えられるのでしょうか。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.destructoid.com/blogs/3r0t1c+n3rd/why-do-germans-ban-all-the-games-let-me-explain--39377.phtml]Destructoid/blogs: 3r0t1c n3rd[/url]) (Via: [url=http://news.filefront.com/germany-issued-edited-version-of-darkness/]Gaming today[/url])(イメージ: [url=http://luke-chueh.deviantart.com/art/The-Darkness-50510754]deviantART Luke-Chueh[/url])[/size]

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《Kako》

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