伝説のフードファイターも参戦!あなたの知らない海外版Wiiウェア発売前プレビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

伝説のフードファイターも参戦!あなたの知らない海外版Wiiウェア発売前プレビュー

多くの話題作を集め、サンフランシスコを舞台に先日行われたNintendo Media Summit。今回の目玉は、発売が決まったWiiフィットと共に、これから5月12日に始まるWiiウェア対応ゲームたち。世界でホットなインディーゲームとWiiは、やっぱり相性も抜群。作り手の個性

家庭用ゲーム Wii

[size=x-small]会場はRockbandやサンバdeアミーゴ、Wiiフィットにマリオカートと発売間近の体感ゲームで大盛り上がり[/size]


海外ではこれから発売を迎える多くの話題作を集め、サンフランシスコを舞台に先日行われたプライベートショーNintendo Media Summit。今回の目玉は、いよいよ北米でも来月の[url=http://www.nintendo.com/whatsnew/detail/aCGsEvMhsMDV-ZuXAXFSF3qHp6Ciwx_M]発売が決まった[/url]Wiiフィットと共に、これから5月12日に始まるWiiウェア対応ゲームたち。今週IGNやJoystiqでは、さっそく会場で実際に体験したWiiウェアタイトルのプレビューがまとめられています。

一つ一つの作品に、作り手の個性がそのまま現れているようなキュートでユニーク!そしてちょっぴり悪趣味な、あなたの知らない海外版Wiiウェアの世界をご覧あれ。



* * * * * * * * *




[size=x-large][b]Lost Winds[/b][/size][size=x-small]プレイアブルだったWiiウェアタイトルのなかでも、今回各メディアで一番評判の良かったタイトル[/size]


Wiiリモコンを使って風を操る2Dプラットフォーマー風のアクションアドベンチャーで、キャラクターの移動はヌンチャク側のスティックを使って行うものの、そこから自分でジャンプしたりすることは出来ず、プレイヤーはWiiリモコンのポインターで手助けをしながらステージの謎を解いていくことになるようです。

ゲームを作っているのは、かつてPC黎明期に伝説のElite/Frontierシリーズを世に送り出し、最近もRollercoaster Tycoon/Thrillvilleシリーズを手掛けてきたイギリスの独立デベロッパーFrontier Developments。




 
[size=x-large][b]Pop[/b][/size][size=x-small]ポインターで、できるだけ同じ色の泡を連続で触って破裂させていくのが基本ルール[/size]


Wiiウェアの初期から名前の出ていたタイトルの一つで、開発を手掛けているのはオーストラリア(!)の新興デベロッパーで、これが本当にデビュー作となるNnooo(ノー)。

泡を割ってスコアを競うだけのシンプルなコンセプトながら、ちゃんと奥の深いゲームになっているそうで、4人までのマルチプレイの他、タイムトライアルやパズルモードなどもあり。ミニマルな雰囲気とマッチした幻想的なサウンドトラックもなかなか良い感じのようです。



 
[size=x-large][b]Major League Eating: The Game[/b][/size]

[size=x-small]メジャーはメジャーでも、大食いのメジャーリーグ![/size]


実際に許諾を受けて大食い大会を独占ゲーム化……とのことで、アメリカには本当にそんなメジャーリーグが[url=http://www.majorleagueeating.com/]あるみたい[/url]。リーグ公式ライセンスの元、海外でも一番最初に名前が挙がる、あのフードファイター小林尊さんも実名で登場してしまいます。

来月のWiiウェア立ち上げと当時にリリースが決まっているタイトルの一つで、オンラインプレイにも対応。なんでもプレイヤーはWiiリモコンを大胆に活用し、プロフェッショナルな大食いアクション(……ゲップ攻撃だの、そのもっと酷いそういうの)をリアルに再現することになるそうな。

ゲームを担当しているのは、あちらで(ちょっとマイナーな)国産タイトルのローカライズも行っている、西海岸の小さなスタジオMastiff。一部のサイトにはなにやら、日本でも公開されたおバカ番組[url=http://www.paramount.jp/jackass/index.htm]Jackass[/url]のゲーム化(DS版)を手掛けてしまったSensory Sweep Studiosらの名前も。




 
[size=x-large][b]Strong Bad's Cool Game for Attractive People[/b][/size][size=x-small]
"強くてワルいストロングバッドの、イカした奴らのためのカッチョいいゲーム"(仮)[/size]



怪しすぎるタイトルといかにもなトレイラーのこちら、元ネタもWebで展開されている人気のFlashアニメをベースにしたという、不条理キャラクター達の連作アドベンチャー。Wiiウェアとして初めて、エピソード形式でリリースされることになっており、6月から5回に分けて配信予定(毎号別のミニミニゲーム入)。

開発しているのは、Sam & MaxシリーズやMonkey Islandなどを手掛け、カルトなキャラクターのアドベンチャーゲームには業界一の伝統を持つLucas Artsのスタッフ(の一部)が独立して興したデベロッパーTelltale Games。こう見えて、本編はWiiリモコンを利用したポイント&クリック型のクラシカルなアドベンチャーゲームだったりするみたい。



 
[size=x-large][b]World of Goo[/b][/size]
[size=x-small]ベタベタしたインクのようなGooたちを駆使してタワーを拵え、離れたところにあるゴールまで一定数を到達させるとクリア[/size]


最後の話題は、またしてもオンラインの[url=http://www.experimentalgameplay.com/game.php?g=1]フリーウェア[/url]をプロトタイプとして誕生し、今年のIGF(インディペンデントゲームフェスティバル)で複数の賞に輝いた、個人的にもイチオシの物理演算パズラー。

こちらを手掛けているのは、EAをスピンアウトした従業員二人で興したホヤホヤのスタジオ2D Boys。Wiiの他にPCの各プラットフォーム(Windows, Mac, Linux)でも前々からリリース予定になっているのですが、最近の話ではどうやら今年の夏にも完成、……できるといいなぁといったところのようです。

* * * * * * * * *


今、世界中でホットなインディーゲームシーンとは、やっぱり相性抜群なWiiと小額ダウンロード販売の組み合わせ。今回名前の挙がった、どのデベロッパーを見ても個性的な経歴を持つところばかりで、ワクワクしてしまいます。試しに公式サイトなどを覗くと、ほとんどどこもチープで一癖も二癖ある見るからに小さな会社ばかりなのですが、早くもみんなWiiウェアに全力投球。

一足先に今のところ、大手ブランド中心の比較的無難なラインナップでスタートした日本とは、なんだか雰囲気もずいぶん違いますが、既にWiiウェアの開発環境が海外では本当に(恐ろしいほど)小さなデベロッパーにまで行き届き、それが早くも形になり始めているようです。

Wiiウェアの立ち上げまで一ヶ月を前にして、実際にこの中から間に合いそうなタイトルは限られているのですが、任天堂は今度のメディアサミットでも敢えてファーストパーティタイトルを[url=http://multiplayerblog.mtv.com/2008/04/15/five-surprises-at-nintendos-media-summit-nintendo-less-wiiware-pot-shot-at-ea-and-more/]並べずに[/url]、会場でこうした作品を中心にWiiウェアをアピールしたことは海外でも驚きをもって受け止められており、デベロッパーたちのサポートに対する自信の表れなのかもしれません。こうした中からきっと、新たな才能が生まれて来る日もそう遠い先のことではなさそうです。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.nintendowiifanboy.com/2008/04/15/nms08-joystiq-gets-their-hands-dirty-with-wiiware/]WiiFanboy: "NMS08: Joystiq gets their hands dirty with WiiWare"[/url])[/size]

 
【関連記事】
ついに始動!オリジナル作品がいっぱいの海外Wiiウェア動画プレビュー
その名も『WiiWare』!新作ゲームのダウンロードサービスがついに発表へ
WiiWare専用タイトルが早くもアナウンス『Plattchen: Twist 'n' Paint』


進化したTUMIKI Fighters!『Blast Works: Build, Fuse & Destroy』最新トレイラー
モノクロ調の世界に絵の具をぶっかけろ!『de Blob』トレイラー&ゲームプレイ映像
書いた線がそのままコースになる『Line Rider』映像とスクリーンショット

スティーブン・スピルバーグ監督とEAとのコラボ作品、『Boom Blox』の内容が明らかに
ポーランド発、モノクロ世界のゴシックホラー『Sadness』最新ショット&新情報
インパクトのあるゲームに!トレジャーがWiiで未発表2タイトルを開発中

未だかつて無い大食いゲーム『Major League Eating: The Game』デビュートレイラー
『Jackass: The Game』最新スクリーンショット&最新映像
お食事中の方は閲覧厳禁!オートリバース(嘔吐)ゲームTOP10




 
- トップに戻る -


(C) All trademarks, logos, and copyrights are property of their respective owners.




 
《Miu》
【注目の記事】[PR]

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. 『Stellar Blade』主人公イヴの1/4フィギュアが制作中。完成前でも分かる美しすぎるボディライン…

    『Stellar Blade』主人公イヴの1/4フィギュアが制作中。完成前でも分かる美しすぎるボディライン…

  2. 誰もいない星を探索する『Europa』、スイッチ版の配信決定!広大で鮮やかな世界を駆け巡れ【Indie World 2024.4.17】

    誰もいない星を探索する『Europa』、スイッチ版の配信決定!広大で鮮やかな世界を駆け巡れ【Indie World 2024.4.17】

  3. 『Rise of the Ronin』武技全般の性能が上方修正!壁際での戦闘におけるカメラの修正も

    『Rise of the Ronin』武技全般の性能が上方修正!壁際での戦闘におけるカメラの修正も

  4. 高評価海洋ADV『デイヴ・ザ・ダイバー』も!「PS Plus」2024年4月度ゲームカタログ追加タイトル配信開始

  5. リヴァイアサンも登場する『FF16』DLC第二弾「The Rising Tide《海の慟哭》」配信開始!―広大なミシディアに眠る「悲劇」と隠された歴史

  6. 「PS Plus」ゲームカタログ、一部FFシリーズの提供終了が近づく『FF7』『FF10/10-2』など7タイトルが対象

  7. お紳士様の憩い場『バニーガーデン』早速話題を集めXトレンド1位に―購入した人だけが楽しむためにASMRシーン配信禁止など動画配信のガイドラインも公開

  8. 己の失敗と向き合う時が来た…PS5/PS4版『Darkest Dungeon II』7月15日配信決定

  9. 人気恐竜サバイバルリマスター『ARK: Survival Ascended』PS5パッケージ版が本日4月18日発売!ビギナー向け「序盤攻略サバイバルガイド」も公式サイトで公開

  10. 和風メトロイドヴァニア『ボウと月夜の碧い花』国内スイッチ・PS5版も7月18日に発売決定【Indie World 2024.4.17】

アクセスランキングをもっと見る

page top