Crytekが著作権侵害に関する問題について様々言及してきたことは以前からお知らせしてきましたが、今回のCrysis Warheadではどうもプロテクト強化の方向へとシフトしているようです。さらに同社はCrysisがハイエンド専用タイトルの代表的な位置づけに在る事をなんとしても払拭したいらしく、エンジンのスケーラブルにも相当の力を入れているようです。
今回の行われたプレビューで明らかになった新要素を以下にまとめます。
・シングルプレイのボリュームはCrysisと同程度。
・Crysisと同様に線形ではないゲーム展開。
・サードパーションビューのカットシーンを導入。
・11の新しいアクションを導入。
・新しい武器と新しい車両。
・新しいアンビエント・ライティングとパーティクル・システムの導入。またこれに伴うレンダリングコストの増加はエンジンの最適化によってほぼ無い。
・人間の肌や木材などで新しい質感を実現。
・新要素も含めてDirectX 9ですべて動作。
・さらに多くの物が爆破可能。
・Warheadはハイエンドでなくとも高設定でなめらかに動作する。デモはオンラインで購入した652ドルのPCを利用した。
・Warheadではコピープロテクトの強化を計画している。ただし慎重にその手段を検討している。
・ブタペストスタジオのリーダーKristoffer Waardahl氏はリアルタイムストラテジー開発を手がけていたベテランで、今回はその経験によりAIの動作が大きく改善されている。
・開発は順調に進んでおり、予定通り秋にリリースされる。
スクリーンショットを見る限り本当に爆発に大きな情熱を注いでいるようですね、前作よりも破壊できるオブジェクトも増えているようで、サイコ軍曹のアナーキーなキャラも含めかなり爽快感の高いゲームプレイが期待できそうです。
Crysis WarheadはCrytekのブタペストスタジオが開発を担当しており、Windows専用タイトルとして2008年の秋のリリース予定となっています。
[size=x-small](ソース: [url=http://pc.ign.com/articles/884/884351p1.html]IGN[/url], イメージ: [url=http://games.tiscali.cz/clanek/screen.asp?id=12897]Tiscali Games[/url])[/size]
※UPDATE: IGNにて初公開のティーザー映像が配信されました。
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