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費用は30億円!本当に宇宙へ旅立ったロード・ブリティッシュ、地球へのメッセージが到着

あのUltimaシリーズを20年に渡って作り続け、とうとう本当に宇宙へと旅立ってしまったロード・ブリティッシュこと[b]Richard Garriott[/b]氏。NASAの宇宙飛行士を父に持つ彼が、今回ロシアのソユーズロケットで宇宙への旅にかかったお金は、総額なんと30億円。本物の

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今に続くコンピュータRPGの雛形となったUltimaシリーズを20年に渡って作り続け、とうとう本当に宇宙へ旅立ってしまった、あのロード・ブリティッシュこと[b]Richard Garriott[/b]氏。伝説的なゲームデザイナーとして経済的にも成功し、NASAの宇宙飛行士を父に持つ彼が、民間人として今回ロシアのソユーズロケットによる宇宙への旅にかかったお金は、総額なんと3,000万ドル(約30億円)。

本物のISS国際宇宙ステーションへと無事に到着したロード・ブリティッシュから、地球のゲームファンに向けて、謎のメッセージが発信されたようです。



* * * * * * * * *












途中で宇宙船のカメラに向けて手にしている、あやしい絵文字がこちら。Garriott氏のTabula Rasaで使われている架空の文字だそうで、単語をよーく見比べるとそれぞれの意味も少しはわかるかも……。









"Earth is the cradle of humanity but mankind will not be in the cradle forever."
(地球は人類の揺り籠だが、我々が永遠に揺り籠に留まることは無いであろう)



なんだかちょっとカッコ良すぎですが、さすがにGarriott氏のオリジナルではなく、宇宙開発の歴史に名を残すロシアの[url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%BBE%E3%83%BB%E3%83%84%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC]ツィオルコフスキー博士[/url]による、有名な一節から取られたようです。



なんだかもう信じられないほど本格的なスケールで、とうとう自らの夢を実現してしまったロード・ブリティッシュの宇宙旅行。ちなみに、全部でおよそ30億円もかかったという今回の費用は、ゲームデザイナーとして昨年末ようやく完成を迎えたTabula Rasaを使い、スポンサーのNCsoftがタイアップ。

公式サイトでは、その名も"Operation Immortality"と題して、我らが人類のセーブデータを大募集。よりによって一般投票で選ばれた[url=https://www.operationimmortality.com/]地球の文化遺産[/url](スターウォーズとかスタートレックとか……)などと共に、なんと先月Tabula Rasaのサーバーでプレイされた全キャラクターデータや、抽選の結果選ばれたゲーマー達のDNA情報まで、万一地球が滅んでも大丈夫という宇宙ステーションの専用ストレージへ保存されることになるんだそうです。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.gamepolitics.com/2008/10/12/lord-british-rockets-space-30-million]GamePolitics: "Lord British Rockets into Space - for $30 Million"[/url])[/size]

 
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《Miu》
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