右『DOTA 2』のTimebreaker
ユーザーが自らデザインしたインゲームアイテムやModを公開できるSteam Workshopにおいて、作品盗用のトラブルが発生し、Valveが利用者に警告を行なっています。
問題となったのは、今年6月よりSteam Workshopに対応していた新作『Dota 2』のユーザー作成アイテム。“Timebreaker”と呼ばれるFaceless Void用のメイス武器で、高いユーザー評価を受けて既にゲーム中に導入されていたものが、実は韓国MMORPG『AION(タワー オブ アイオン)』からの盗作だったことが発覚したそうです。
この武器は単体で有料販売されていたわけではなく、宝箱“Sithil's Summer Chest”のドロップ品の1つに含まれ、Valveの報告によると、24,603人のユーザーが有料の鍵で宝箱を開けてメイスを入手していたとのこと。現在武器はゲーム中から削除されて別の武器に置き換えられた他、作者はBanの処分を受けてアイテム販売のあらゆる利益を剥奪される模様。
ValveはIP侵害行為が許されるものではなく、問題のあるコンテツを見つけた場合には通報を行うようにユーザーに呼びかけています。(ソース: Steam Workshop: Respecting Intellectual Property, イメージ: PC Games N)
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