先週末開催されたゲームデベロッパーカンファレンスKRI 2013にて、ロシアの大手ポータルサイトMail.ruが、Obsidian Entertainment及びAllods Teamと提携を結んだ事を発表しました。
Obsidian EntertainmentはAllods Teamが手がけるPC向けの新作MMORPG『Skyforge』のチームと合流し共同で開発を進めていくとのことで、CEOを務めるFeargus Urquhart氏は「非常に興味深いプロジェクトにObsidianが参加出来る事は光栄に思い、Allods Teamとの連携は素晴らしい経験となるだろう。」とのコメントを残しています。
Obsidian Entertainmentは現在開発中の『Project Eternity』や『Fallout: New Vegas』、『Neverwinter Nights 2』など大作RPGを数多く発表してきた老舗デベロッパーとして有名ですが、一方のAllods Teamはあまり聞きなれないメーカーかも知れません。Allods Teamはロシアでは絶大な人気を誇るMMORPG『Allods Online』の開発元として知られ、チームは『Silent Storm』、『Heroes of Might and Magic V』といった有名作品を手がけたベテランクリエイターが中心となって設立されたスタジオです。
『Skyforge』の開発は2010年から進められ、ファンタジーと機械文明を混ぜたハイブリッドな世界観が特徴。プレイアブルとして使用出来る15種のクラスが予定され“ターゲットメカニック”と呼ばれる独自の戦闘システムがフィーチャーされています。βテストや正式なローンチ予定時期は未だ明らかとなっていませんが、Obsidianの参加でどのようにゲームが進化していくのかに期待しておきましょう。(ソース: MMORPG.com , StumbleUpon)
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