具体的に見ていくと、Collective上では開発者たちがまずゲームのアイディアを公開し、コミュニティからフィードバックを得ることになります。そして公開されてから28日後には、コミュニティがそのアイディアを実現させるべきか否かを審判。コミュニティに認められたアイディアの開発者は、スクエニからマーケティグや開発の面でサポートを受けられるようになり、またIndiegogoを通してダイレクトにクラウドファンディングを実施することも可能に。また失敗した場合も、その理由や今後必要とすべきことについてスクエニ側から意見を受けることが出来るとされています。
なおアイディアの公開にはいくつかの前提や同意条件が必要となるものの、提出自体は無料で行えるとのこと。いわゆる「マネーの虎」方式であったクラウドファンディングからPledge(成功した場合にある一定の資金を与えると宣言すること)など資金面の動きを抜いたゲーム開発者とゲーマーの交流プラットフォームとなっており、純粋にゲームのアイディアを精練させる場を目指しているとみられるところです。
なおCollectiveのサイトでは、開発者はEidosの既存IPについて共に開発するチャンスがあるとも発言されており、開発者の選定や対象のIPについては、LAコンベンションセンターで11月5日から7日まで開催されるGDC Nextにて公表するとしています。
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