「castAR」は現実空間の中に、浮き上がるような立体的なゲームの世界を投影するデバイスです。レンズに小型ディスプレイが備えられたメガネ型のデバイスと、映像を投影する場所を指定する再帰性反射素材を用いたシートがセットになります。
シートを机の上などに置き、メガネをかけるだけで、シート上にゲームの世界が広がります。3D世界を覗き込んでいるようにプレイヤーが視線を動かしたり、覗きこむ方向を変えたりすると、追随します。会場では某K社のステルスアクションを「castAR」で体験できたのですが、箱庭を覗きながら遊ぶ感覚がありました。
メガネの上部から光を発し、反射によってシートの位置や大きさを判定しているようで、シートを追加して広げるとゲーム空間もその分だけ広がるという仕組み。何の調整も必要なく、即座にゲームに入れるというのは良さそうです。
メガネ型のデバイスでも「Oculus Rift」のようにゲームの中に入り込むのではなく、「castAR」の体験は、ホログラムでゲームが浮き上がって遊べるなら、こんな感じといった雰囲気のもの。覗きこんで遊ぶゲーム、トレイラーではチェスが紹介されていましたが、良さそうです。複数人が複数のメガネを使って1つのシートを覗きこんで遊ぶこともできます。
解像度は片目1280x720pxずつだということですが、メガネの先に浮き上がらせるという性質上、浮かぶ像は薄くぼんやりしている印象はありました。
現在もKickstarterのキャンペーンは実施されていて、これまでに約70万ドルを集めています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
『バイオ RE:4』などが最大88%オフの「カプコンGWセール」PS/Xbox/スイッチ/PC向けに開催中
-
任天堂への殺害予告で逮捕された男を京都地検が起訴―「スプラトゥーン甲子園2023 全国決勝大会」などイベント2件が中止
-
『グランブルーファンタジー リリンク』全世界累計100万本セールス達成などでサイバーエージェント好調。3月中間決算営業利益は前年同期比56.0%増の273億円
-
大幅値上げ直前、お得に買えるラストチャンス!人気ゾンビサバイバル『7 Days to Die』正式リリース前最後のセールが開催―値上げ後約5~6,000円近くが今ならたった595円
-
ValveがSteam返金ポリシーを更新―先行アクセスでのプレイも返金期間にカウント
-
『GTA V』幻のエピソードではトレバーがFBIに潜入!? 声優が明かした「ゲーム未使用のボイス収録」
-
『女神転生』シリーズで知られるゲームクリエイター金子一馬氏コロプラで新規オリジナルIP制作中―転職エージェントからの紹介で入社
-
究極の中世アクションRPG続編『キングダムカム・デリバランスII』発表! PC/コンソール向けに2024年発売予定
-
ニンテンドースイッチ後継機2025年3月発売へ―日本経済新聞が報じる
-
「PS5 PRO」内部資料は本物だった?リーク動画がソニーの著作権申し立てで削除