裁判所から任命された管財人のRichard J. Land氏が送付した公式声明によれば、今回実施されたオークションには20組以上がオークションへの参加を契約、特に5組による積極的な入札が行われ、『Rise of Nations』および『Rise of Legends』のゲーム権利、さらには38 Studios傘下Big Huge Gamesの商標の2つが売却決定。収益は32万ドルにのぼったと伝えられています。
一方で未だ売却が決定していないアセットも残っており、38 Studiosが開発していたMMO『Project Copernicus』、ソーシャルメディアとゲーミング関連のプラットフォーム「Helios」は"容認できる提案"がなかったとして売却には至らなかったとのこと。Land氏は今後も残されたアセットの買い手を探すため興味あるパートナーと協議を続けていくとしています。
なお今回のプレスリリースでは『Kingdoms of Amalur: Reckoning』の名は登場しておらず、競売結果については一切触れられていませんが、先に挙げた『Rise of』シリーズやBig Huge Gamesの商標など売却が決定したアセットの例示にて挙げられなかったことから、『Project Copernicus』と同様に売却が決まらなかったのではと見られています。
同オークションでは他にも『Catan』のIPやゲームエンジンBig Huge Game Engineなどを競売にかけると告知されていましたが、プレスリリースではこちらも『Kingdoms of Amalur』と同様に競売結果については触れられていません。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ニュース アクセスランキング
-
Steam版『HELLDIVERS 2』PSN連携必須化騒動で失業しかけた人物が―否定的レビューや返金を“煽った”せい?
-
マイクロソフトがArkane Austin、Tango Gameworkなど4つの“ベセスダ”スタジオ閉鎖―『Redfall』は前回のアップデートが最後に
-
美少女が揺れる催眠術リズムゲー『ヒプノシンク』開発中―4K版『ビーマニ』風の無料ゲーム
-
任天堂、2024年3月期の決算公開―ハード・ソフト販売数共に減少もまだまだ堅調、待望の“スイッチ後継機種”も予告
-
「Xbox Games Showcase」6月10日午前2時から配信決定!本編後には「人気シリーズ次回作」の特別配信も行う2本立てに
-
『マナー・ロード』は「たった1人の開発者が手掛けた作品」なのか? 開発体制を比較された他社が“ソロデベロッパー”という言葉に疑問を呈する
-
グランドストラテジーからモンスター収集RPGまで「Humble Choice」2024年4月度ラインナップ公開
-
『アサシン クリード』最新作「Codename Red」は来年3月末までに発売か?待望の日本舞台アサクリに期待かかる
-
「次がないとは言い切れないが…」『スマブラ』新作について桜井政博氏YouTubeチャンネルにて語る
-
「後継会社はない、類似商品に注意」活動最終日のILLUSION(イリュージョン)が声明―元関係アカウントから生じたのは「類似品メーカー」?最後に生まれた謎