Cliffy BがMicrosoftが取得した『Gears of War』フランチャイズに言及、自身は開発に参加しないことを強調

Epic GamesからMicrosoft Studiosへと『Gears of War』のフランチャイズ権利が移譲し、シリーズ作を今後はBlack Tusk Studiosが手がけるという電撃ニュースが届いた昨夜。同フランチャイズを生み出したものの、2012年10月にEpic Gamesを退社したゲームデザイナーCliff Bleszinski氏がこのニュースに自身のブログで触れました。

今朝起きるとメールやツイートが殺到していたと語るCliffy B。今後の『Gears』シリーズ開発を指揮することになったEpic Games時代の元同僚Rod Fergusson氏に対しては、Twitterハンドルが"Gears Viking"になっていることや、GDCで女の子っぽいドリンクをおごった借りがあるぞとからかいつつも、「自分のものであった頃と同じように、今『Gears』はRodの赤ん坊だ。彼はあの子の世話をキチンとしてくれるだろう」とささやかなエールを送りました。

今回のニュースに関しては、発表よりも前にMicrosoftのPhil Spencer氏より先週にも電話で伝えられていたそうで、「Phil、伝える必要なんてなかったのに、君は紳士だな」とCliffy Bはコメント。また343 Industriesが『Halo』でホームランを決めたように、Black Tuskは『Gears』で素晴らしい仕事を成し遂げてくれるだろうと続けています。

なおCliffy Bは今回の件で「『Gears』がPlayStationに登場しないか？」という議論は終結を迎えることになるだろうと伝え、『Titanfall』や『Project Spark』、『Halo』などに加えXbox Oneにおける楽しみが増えたとコメント。また自身はVancouverへ行って働きはせず、コンサルタントも担当しないとし、自身は今後の『Gears』プロジェクトに関わらないことを改めて強調しています。

「いま自分の前には過去ではなく未来が広がっている」と語るCliffy Bは、『Gears』フランチャイズを支えてくれたファンに感謝の意を伝えつつ、ニュースを出来るだけ早く伝えられるよう願おうと、現在自身が構想しているプロジェクトに触れブログへのポストを締めくくっています。

《ishigenn》