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John Carmack氏がid Software退社を振り返る、idの新作たちにOculus Riftを導入しようと模索していた

昨年11月にも突如そのidを去り多くのゲーマーや業界人に衝撃を与えた同氏が、海外メディアUSA Todayのインタビューを受け改めて退社した当時を振り返りました。

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id Softwareにて『Doom』や『Quake』といった名作と共にFPSやシェアウェアの概念を定着させた1人、Johan Carmack氏。昨年11月にも突如そのidを去り多くのゲーマーや業界人に衝撃を与えた同氏が、海外メディアUSA Todayのインタビューを受け改めて退社した当時を振り返りました。

Carmack氏はidにまた在籍していた当時、自身が手がけている新作タイトルにVRヘッドセットOculus Riftを導入するプランを提示していたと告白。Carmack氏自身よりOculus Riftの導入が何度か示唆されてきた『Doom 4』に加え、現在開発中の新作『Wolfenstein: The New Order』でも対応を目指していたことを明らかにしました。新作『Wolfenstein』においては、1月頭に開催されたCES 2014にてOculusの技術デモンストレーションの一部として公開される可能性もあったとのことですが、この件に関しid Softwareの親会社ZeniMax Mediaはコメントを差し控えています。

昨年11月にもidにテクニカルアドバイザーとして残りたかったことを伝えたCarmack氏ですが、同氏は当時idに残りOculus Riftと共に働いていく道を選んでいたとしても「たぶん自分は満足できただろうね」とコメント。「だが彼ら(ZeniMaxとOculus Rift)が協力できないという事実は私をとても悲しませた。ただただ不幸だった。id Softwareに居る間はVRに関する仕事をやる機会が持てないと悟った時、私は契約を更新しないと決めたんだ」と続けています。
    John Carmack氏: 「今VRは消費者向けエレクトロニックエンターテイメント全方面の中で最もエキサイティングだと信じている。私は2Dゲームが3Dゲームへと移行しさらに全てがモバイルへと推移していったのをここ5年間で見てきた。もうしばらくすれば業界の動向に気づくはずだ。VRはとてつもなく巨大な分野になる可能性を秘めているだろう」

John Carmack氏は2013年8月よりOculus VR社の技術分野に関する最高責任者CTOを務めています。
《ishigenn》

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