●Post Arcade (National Post): 90/100
●Machinima: 85/100
●Game Informer: 80/100
- コンセプト: PCフランチャイズのリブート作品であり、中世都市を背景としたオールドスクールステルスゲーム
- グラフィック: やや舞台が狭いが、次世代機ならではのグラフィック面が最も魅力的な作品のひとつ
- サウンド: 主人公の声優が良い仕事をしているが、BGMに関しては現代的で適していない
- プレイアビリティ: 主人公ギャレットのジッピングによる移動や敵に飛びかかるアビリティなどは壮快。操作性は良い。
- エンターテインメント性: スニーキングによるチャレンジは達成感を覚えるが、気をつけないと何度もローディング画面に送られることになる
- リプレイ性: 普通
●Joystiq: 80/100
●GameTrailers: 75/100
●Destructoid: 75/100
●Edge Magazine: 70/100
●IGN: 68/100
- 『Thief』のステルスメカニックと物を盗むアクションは意欲をそそられるが、それらが適切に使われているとは思わない。Hit-or-missミッションは非常に苛立ち、シティーのマップや無個性のキャラクターたちと弱いストーリー性、そして「マスターシーフ」と呼ばれるほどのものではない主人公ギャレット。ストーリーは無視し、いくつかの素晴らしいサイドミッションを楽しむのが一番良い。
●Polygon: 60/100
●Eurogamer: 60/100
●GameSpot: 60/100
- 良い点
- 緊張感が漂う世界観に引き込まれる
- 守衛などに隠れながら様々なものを盗み回るのが壮快
- 様々なツールの使い道を見つけるのが楽しい
- 舞台となる「The City」のまとまりのない建造物が、探検心や没入感を削ぐ
- 不安定なAIやその他の貧相な問題がゲームに対するテンションを下げる
- つじつまの合わないストーリーと何も得るものがないエンディング
悪い点
●Metro GameCentral: 50/100
●Telegraph: 40/100
●EGM: 35/100
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海外では2月25日に発売された、ファーストパーソンステルスゲーム『Thief』の海外レビューです。開発はEidos Montrealが担当。過去にはPC/Xboxなどでプレイ可能な同シリーズ作ですが、本作はPS4/Xbox One/PS3/Xbox 360/PC向けにリリースされました。
ファーストパーソンシューティングならぬファーストパーソンスニーキングとしてその魅力が伝えられてきた本作ですが、メタスコアは69(PS4サイト数:30。Xbox One版サイト数: 19、PC版サイト数: 24)となっています(現行機版は未集計)。
評価を下げたポイントはローディング。舞台となる「シティ」にて、主人公は様々なスポットを移動し、お宝を盗み回ることができますが、頻繁に訪れるロード画面に嫌気がさした、といったレビューが多数見受けられました。またあまり優秀ではないAIや「シティ」自体の舞台デザインの小ささなども、同様に多くのサイトが共通して低評価ポイントとしてレビューしています。
反対に、ほとんどのサイトで共通して評価されているのは、ステルスアクションと攻撃。一人称視点によるスニーキングの緊張感、盗みに成功したときの達成感などはどこのサイトも共通して評価していました。また主人公ギャレットの「swoop」と呼ばれている飛びかかるアクションの爽快感が高い評価を得ていました。
『Thief』は日本では2014年内に発売予定。日本国内でもマルチプラットフォーム展開が行われます。