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今年リリースのSteamタイトル本数が去年の総数をすでに上回る、変化するインディー戦略

2014年に入ってから現在までにSteamでリリースされたゲームタイトルの本数が2013年全体の数字をすでに上回っており、大量生産へとシフトしていくインディーゲーム業界のマーケティング戦略に大きな変化が起きています。

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今年リリースのSteamタイトル本数が去年の総数をすでに上回る、変化するインディー戦略
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海外メディアGamastraは、2014年に入ってから現在までにSteamでリリースされたゲームタイトルの本数が、2013年全体の数字をすでに上回っているという統計結果に言及、大量生産へとシフトしていくインディーゲーム業界のマーケティング戦略に警鐘をならしています。



データはSteamページ、ニューリリースから集計

Gamastraが公開したグラフからも明らかなように、2013年以降にリリースされたSteamタイトルの本数は指数関数的に上昇しており、今年1月から4月に出たものは軒並み過去2年の3倍以上に上っています。今月に入ってからのデータから判断して、この傾向はしばらく継続するだろうとの見方です。

また、急速なタイトル数の増加がSteamのトップページへ与える影響に言及。これまではニューリリース欄に数日間表示されていた新作タイトルが、今では多くが24時間以内に更新されてしまうようです。事実、現在のトップページは売り上げ上位欄がデフォルトで表示される仕様に変更されており、更新頻度の高いニューリリース欄のコンテンツ価値は低下しているように思えます。

Steamを運営するValveはGreenlightプログラムを廃止することを計画しているようで、代案としてデベロッパーが自由にゲームを出版できるオープンプラットフォームへの移行を検討中とのこと。同社の着地点がどこへ向かおうと、Steamにおけるインディーゲームの競争激化は確実で、トップページでのプロモーション戦略は方向転換を余儀なくされるでしょう。
《河合 律子》
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