海外メディアPolygonのインタビューを受けたアラモゴードの女性市長Susie Galea氏は「『E.T.』はもはや遺物だ」とコメント。アラモゴード市内にある宇宙博物館や地元の記念館に提供し、ゲームを閲覧できる環境を用意するだろうと伝えています。今回の発掘作業を担当したLightboxとFuel Entertainmentには100本のカートリッジを譲渡することが市の決定で確定しており、残り700本をアラモゴード市が保有する予定とのこと。
また販売経路はまだ未定だとした上で、博物館に提供した後、鑑定を行ってアラモゴード産が証明された『E.T.』カートリッジを販売する計画も立てているとGalea市長。二十数年の時を経て地中深くから蘇ったAtari2600タイトルにどのような値がつくのか、鑑定の結果が待ち遠しいところです。
なお「Atariの墓」には70万本以上のゲームがまだ残っているとされていますが、Galea市長によれば今回の作業では1,300本のみが発掘されただけで、開かれた穴もすでに閉じられたとのこと。市長は穴の深さが当初18フィートを想定していたものの最終的に30フィートまで達したことを伝え、全てのカートリッジを回収することは難しいとの見解を示しています。まだ話し合いは行われていないものの、市長はこの「Atariの墓」を観光名所としたい思いもあるようです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
GOTY 2025受賞『Clair Obscur: Expedition 33』ディレクター、実は『デビル メイ クライ 5』が凄く上手かった―ラスボス戦ノーダメ攻略動画などを過去に投稿
-
実写映画「ストリートファイター」のザンギエフ役、あまりにもザンギエフだと話題に―演じるのは身長218cmの俳優兼ボディビルダー
-
『SILENT HILL f』主人公役・加藤小夏さん、レンタル脱却し「PS5を購入するだけの動画」を投稿!店内を見ながらレジまで、一部始終を撮影
-
『カービィのエアライド』22年越しに海外版パッケージの元画像が特定―様々なタイトルで使われる老舗の写真素材集
-
任天堂Wii・Wii U全タイトルを網羅した“パーフェクトカタログ”12月27日発売!全256ページで体感操作の歴史を振り返る
-
『Half-Life 3』は「TGA 2025」で発表されず…様子がおかしくなる海外コミュニティのユーザー達
-
呪われたビデオの世界で行方不明の兄を探すサバイバルホラーゲーム『Dead Format』配信!独自制作の実写VHS映像も登場
-
GOTYに輝いた『Clair Obscur: Expedition 33』開発者、受賞スピーチで“FFの生みの親”に感謝の言葉を述べる
-
『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ
-
『Portal』のGLaDOSはゲーム下手? 中の人のEllen McLain氏は最初のレベルを抜け出せなかったことを明かす



