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『Destiny』開発者が17年前のレトロゲームに隠したメッセージ ― 「オフィスには青白い顔の同僚しかいない」

昨年7月、ゲーム配信サイトGoG.comのスタッフが初代『Dungeon Keeper』の中に隠されたメッセージを発見しました。そしてその隠しメッセージを書いたのは、ベータテストが始まったばかりの新作『Destiny』開発者だった模様です。

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『Destiny』開発者が17年前のレトロゲームに隠したメッセージ ― 「オフィスには青白い顔の同僚しかいない」
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昨年7月、ゲーム配信サイトGoG.comのスタッフが初代『Dungeon Keeper』の中に隠されたメッセージを発見しました。そしてその隠しメッセージを書いたのは、ベータテストが始まったばかりの新作シューター『Destiny』開発者の一人だった模様です。

GoG.com公式フォーラムの書き込みによれば、コード化され隠されていたメッセージは以下の通り。
    「私はこの文章を朝四時、『Dungeon Keeper』を仕上げる最終日に書いている。オフィスを見渡しても、疲れた青白い顔の制作チームしか見えない。このプロジェクトはメンバー達の健康と社会生活をぶち壊している、私はこのゲームがあなたに気に入ってもらえるよう願ってるよ。驚いたことに、土日も休みなく毎日16時間の開発を5ヶ月近く続けている。(中略)スタッフ達には強い感謝の気持ちを贈る……RAB C、JACOON、BUCK……(以下スタッフ名が延々続く。順序はランダム)もし誰か書き忘れてたらごめん……眠いから仕方ないんだ……そして私は、生きる為の夢がある。
以上のように、過酷なゲーム開発環境を物語るメッセージが綴られていた模様。こちらのメッセージは当時の『Dungeon Keeper』スタッフで、現在はBungieにて『Destiny』を開発しているJonty Barnes氏が書いたもの。大手海外ゲームメディアPolygonでは本人に連絡を取り、Barnes氏からは「それは私の書いたメッセージです、17年前にね。それを書いたとき以来一回も目にしてないが、覚えてますよ」とのコメントが伝えられています。

更に同氏からは「おかしな話だ。『Destiny』のときも似たような感じだよ。どちらのゲームにも、私は出来る限りの全力を込めてる」と言った内容の、敏腕開発者としての貫禄とゲームへの愛が感じられる発言も見られています。
《subimago》

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