米政府主催のゲームジャムがホワイトハウスで開催 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

米政府主催のゲームジャムがホワイトハウスで開催

先々週、米ワシントンD.C.のホワイトハウスで、教育向けビデオゲーム開発を目的としたゲームジャムが初めて開催されました。

ゲーム文化 カルチャー
米政府主催のゲームジャムがホワイトハウスで開催
  • 米政府主催のゲームジャムがホワイトハウスで開催

先々週、米ワシントンD.C.のホワイトハウスで、教育向けビデオゲーム開発を目的としたゲームジャムが初めて開催されました。

このイベントは、アメリカ合衆国科学技術政策局と教育省が共同で主催したもので、一般的なゲームジャムと比較すると小規模なものの、ホワイトハウスを会場とする特殊な環境の中、23グループ、102名が参加しました。そして、参加者は2日間という限られた時間の中でゲームを作り、完成させました。

『Far Cry』の新作を手がけたRed Storm EntertainmentやEAといった大手の開発者だけでなく、ニューヨークやカリフォルニアのインディーデベロッパー、学生グループなど様々なゲームクリエイターが、生態系や第一次世界大戦、惑星を題材にしたゲームを制作したそうです。

教育省代表のRichard Culatta氏は、このイベントを開催した理由を、ゲームによる可能性を示すことで、最終的にはどのようにゲームが教育を変えていけるかを示していきたい、と語りました。

米政府が教育分野でのゲームの可能性を模索する中、ホワイトハウスを会場にゲームジャムが行われたという出来事は、米国社会においてビデオゲームが重要な文化として根付きつつあることの証明であると言えます。米国内では近年、多くの大学機関がゲームデザインの学科を新設するなど、ゲームデザインに対する教育・研究も活発化しています。今後も、ゲームが社会の様々な場面で活用されていくものと考えられます。
《Daisuke Sato》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 公式が「ルナガロン」擬人化イラスト投稿しファンも困惑!?実は2023年のラフスケッチ再掲

    公式が「ルナガロン」擬人化イラスト投稿しファンも困惑!?実は2023年のラフスケッチ再掲

  2. 『サイバーパンク2077』一般人の生活を追体験する海外YouTuber。作り込まれたオープンワールド作品ならではの楽しみ方

    『サイバーパンク2077』一般人の生活を追体験する海外YouTuber。作り込まれたオープンワールド作品ならではの楽しみ方

  3. Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」

    Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」

  4. 「駿河屋」不正アクセス問題、クレジットカード情報漏洩の範囲はセキュリティコードなどほぼすべて―対象者には個別連絡も

  5. 『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ

  6. 自殺の名所で新米タクシー運転手が夜勤に出るホラーゲーム『サイレントロード』発表!

  7. 日輪刀を振れ!『鬼滅の刃 日輪バトルスラッシュ』は刀を振るう感覚が楽しい新作アーケードゲーム【アミューズメント エキスポ2025】

  8. シミュレーションRPG『歴史の終わり』早期アクセス版ではサンドボックスモード最初から解放、プレイヤーの結婚などが可能に

  9. 『カービィのエアライダー』Speedrun各カテゴリー開設!さっそく世界記録が続々登録、なかには“ホットドッグ早食い”カテゴリーも

  10. 放置系RPG『ダンジョンファンタジー:放置ほっこりタイム』リリース。仲間を捕獲・孵化・育成・進化・合体してダンジョン攻略

アクセスランキングをもっと見る

page top